花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

マリーアントワネット3

2006年11月30日 | ミュージカル
マリーアントワネット4度目にしてようやく新妻マルグリット版を見る。
B席I列上手。

2回上手側S席やA列の端ブロックは、空席が目立つ。
まあA席も後方列は空いている。
まあ、ヴァンパイアの時のも始めの1ヶ月はそんな感じだったかなと
と思いながらほぼ開幕2分前ぐらいに席に着いたのではないだろうか。

この「ミュージカル」仕事帰りの観劇は、良くないのかな?と思いながらも
一方、作品のバランスが良くなっているようにも思えた。
でこぼこ感がなくなったが、アクモぬけて、
作品のメッセージたるものこちらに伝わらなかった。

まずカリオストロ登場から、2回目、仕事帰りの日と同じように
「ミュージカル」を見てるというのではなく、
歌で綴るお話を聴いているような気持ちになった。
歌舞伎の義太夫方式(?)ミュージカル
登場人物のキャラクターの説明も、キャラクターの気持ちや動作、仕草をも
歌でつづる・・それが「ミュージカル」といわれたらそれで終わってしまうのだが。
今回初めてみる新妻マルグリットは、演技というよりは、
まさに持ち前の歌唱力、歌だけでマルグリットを表現しているようで、
演技、表情はいたって同じような気がしてしまった。
何なのだろう?
見るほうの気分によるものだとは思うのだが・・・。

他の方々も歌詞による「気持ち」の状況はわかるのだが、、
もし歌でなく、セリフだけの芝居だったら・・なんだか
本を読んでるだけでの読み聞かせてくれているだけようではないか?
と思うようなところがしばしば・・。
ほとんどの出演者が、それなりに感情も昂ぶって演技しているのだが・・
なにか気持ちの上で伝わってはこない。
けして、2階席から見ているということだからではないと思うのだが・・・。

作品として悪くはないのだが・・・また感動するには至らなかった。

山口カリオストロを聞いているのに、
「さあ諸君 良い知らせだ
 飛び切りの収穫を得た~」って
クロロック伯爵の歌が、頭のなかでめぐってしまう。

あげく、出ていない吉野ヘルベルトの「君は恋してるんだね~」
という歌が聴こえてしまう。
CD学習効果だ。
ダンスオブヴァンパイアは感動作品ではなのだが、
あの時間が、とにかく楽しかったのだ。

マリーアントワネット。どれもいい曲なのだが、
前回サン・サーンスの「白鳥」と
「太陽にかける橋 ペーパータイガー」のサントラ音楽を思い浮かべたが、
今日フェルセンの歌が、
坂本九が唄いそうな出だしのメロディだなあ~なんて、
どこかで聴いたなあと思えるようななつかしい
気持ちになってしまった。

仏像

2006年11月29日 | 仏像
あまりにも久々な登場・・・『仏像』話題
東京国立博物館 平成館

特別展『仏像』

10/3~12/3

一木オールスター 140余軀 東京に集結!!

なあんてコピーでやって来ている一木で作られた仏像たち
今回の話題はなんと言っても・・
滋賀県向源寺(渡岸寺)の『十一面観音菩薩立像』 と
京都宝菩提院院願徳寺の『菩薩半跏像』 の2体だろう。
歌舞伎やミュージカルに出かけていても、これは見逃せないのである。
ちゃ~んと会いにでかけた。

実は、9月に奈良へ出かけたとに、いつもいるはずの、
私の大好きな仏像がいなかったのだ。
奈良東大寺所属の弥勒仏なのだが、ほとんど1年間奈良国立博物館に
在籍している・・・と私の仏像の見方は、フレンドリー。
「よっ!元気?」と右手を胸前にあげ、左手は胡坐のあたりに伏せられている。
実際には印のいわれがあるのだが・・元気?とまさに手をふってくれてる気がしているのだ。
この仏像いつもは、博物館の隅にちょこんと座る弥勒仏坐像なのだが、
今回の東京国立博物館では、お取り巻きがいるではないか。
今回イヤホンガイドで、この弥勒仏坐像の解説をされていたせいもあるだろう。
弥勒仏でありながら『試みの大仏』ともいわれ、大きな大仏を作る前に
作られたモデルといわれるようで、像のバランスでは妙に顔が大きく
実にひょうきんなお顔をしているのだ。
たぶん誰もが忘れられないユニークなお顔だ。
彼は、何回も東京にやってきているが、今回ほど人気者だったことはない。

ほかにもしょっちゅう東京にやってくる仏像もいたが、
初めてやってきた仏像もすくなくない。

まあ、どの仏像も所属先の在住場所では、ちょこんと存在し、
訪れる物たちにいろいろ語りかけてくれたり、願いをきいてくれたりと
目の回るような人の入れ替えはないだろう。

一同集結で、そこに人間様もあつまって、
日本ならではの木で作られた遠い昔に思いをはせて・・・
なにを語り合っているのか。

今回所属場所では、めったに見られない横姿、後姿をよく見せていただいた。
唐招提寺の仏像もきていたが、鑑真和上像の厚味のないのは、なんども見ているが
あの方のような像は珍しく、やはり今回来ている仏像たちはどれも肉厚!
ボリュームがある。
あ~あ。仏様は、ボリュームがあって、けこう三段腹、
足の甲の高い、唇は、小さめ・・首が短くてしわがあって・・・
今の人間の理想体型とは違う。それでもどれも人気者。
でもやぱりウエストは、くびれているのが、いいのかな?
と渡岸寺の『十一面観音菩薩立像』を眺める。

この観音様は現地に2度ほど会いに行ってるが、
なにか違う!急にスターになってしまった野球選手のような・・。

もうすぐ展示会期も終わりだ。
「お疲れ様~千秋楽まで頑張ってね!」
と仏像たちにいう私は、おかしい??

MUSICAL GALA CONCERT Vol.2

2006年11月28日 | コンサート
ゲスト出演される方のサイトを見て..「どうしよう。行きたい!」
我、給料日後の幻の現金の入っている財布を眺める。

『TOKYO KAIKAN
 MUSICAL GALA CONCERT Vol.2』

2007年3月11日(日)

会場 東京會舘本舘 9階 ローズルーム

時間*食事 17:30~18:40
コンサート 18:50~20:20(1時間30分)

出演
泉見 洋平 樹里 咲穂
新妻 聖子 吉野 圭吾

塩田 明弘

料金 21,000円 (20,000円:東京會舘友の会)
   料理・飲物・税金・サービス料含む

〈構成・演出〉  吉川徹
〈音楽監修・指揮〉塩田 明弘
〈協力〉パシフィック・カンパニー、Jプロジェクト、
    (有)オーチャード、(有)ジャンクション
〈制作〉東京會舘、東宝ミュージック

東京會舘 サイトより
「ミュージカル指揮者、塩田明弘が4人のミュージカルスターをゲストに迎え、華麗なパフォーマン スととともにオーケストラを指揮します。今回は新しいメンバーを迎え、よりゴージャスなムードのコンサート」
だそうな。

以前の回、チラシを帝劇のラックで見たような。あの時は、まったく興味なし。

昨日『ダンスオブヴァンパイヤ』のCDが届いて、
「恋をしているのなら」からあの・・・怪しげな懐かしい
泉見アルフレートと吉野ヘルベルトのシーンが蘇る。
この二人の出演。この二人ちょっと前には、マリウスとアンジョルラス!
どちらか一方だったら諦めもするが..魅力あるなあ。

2人揃ってゲスト出演とは....。

宝くじ当たるかな?「ディープインパクト」買っておけばよかったか?

ハウ・トゥー・サクシード

2006年11月28日 | ミュージカル
「ハウ・トゥー・サクシード~努力しないで出世する方法」
(How to Succeed in Business Without Really Trying)

4/21(土)-5/13(日) 東京芸術劇場中ホール 
5/16(水)-19(土)  梅田芸術劇場
5/25(金)-26(土)  名古屋厚生年金会館大ホール

[演出]菅野こうめい
【CAST】西川貴教 大塚ちひろ 三浦理恵子 入絵加奈子
浦嶋りんこ 本間ひとし 赤坂泰彦 団時朗 他

【演出・翻訳】
菅野こうめい


一般発売:[東京] 2/3(土)
     A席/9,000
     S席/11,000

主催・企画・製作 フジテレビジョン

1961年10月にブロードウェイで初演、
1962年度トニー賞7部門受賞作品
現代社会のサラリーマンが憧れるサクセスストーリーを描いた名作ミュージカルコメディ。
そんな名作が、「T.M.Revolution」ことあの西川貴教主演で日本語翻訳版として上演。
西川がイマどきのイケメンサラリーマンに扮し、
持ち前の強運にって次々と出世していく。
最後に待ち構えているのは大出世か?転落か?

なんあったけど、またフジテレビ!お値段もなかなか。
ほかに誰がでるんでしょうねえ。・・・追加しました!(11.28)
本間さんが、気になるかな。あとはアンサンブル!
How To Succeed In Business Without Really Trying: Original Broadway Cast Recording
Frank Loesser, How to Succeed in Business Without Really Trying Pit Orch, Bonnie Scott, Charles Nelson Reilly, Claudette Sutherland, Mara Landi, Paul Reed, Robert Morse, Rudy Vallee , Ruth Kobart
RCA Victor

この詳細を見る


『ダンス オブ ヴァンパイア』 ハイライト・ライブ録音盤

2006年11月27日 | CD
極寒のトランシルヴァニア。
浦井アルフレートが、カバンを持って客席から登場。
「プロフェッサ~ プロフェッサ~・・」アブロンシウス教授を探している。

2006年7月8月の帝国劇場『ダンス オブ ヴァンパイア』上演。
そのハイライトライブ録音盤が、我が家に届いた。
2枚組。ウイーン版のハイライトジャケットに似ているけど
日本盤グラフィックが凝っている。
そして中には、あの懐かしい山口祐一郎伯爵のチラシと同じ絵柄で
歌詞がしっかり掲載されている冊子が入っている。
そのなかには、あの意味不明であった?最後の伯爵舌だし写真のモノクロ縮小版も印刷されている。

DISC1 アルフレート 浦井健治 サラ 大塚ちひろ
DISC2 アルフレート 泉見洋平 サラ 釼持たまき

あの懐かしい?散財の恐れを知らずチケット買い込んだ
『ダンスオブヴァンパイア』強化月間の2ヶ月が蘇る。
海外に比べ簡素だった舞台ゆえにキャストの印象が強い。
上演権の関係でいろいろ同じものが使えなかったのだろう。
それが、私の思考回路を働かせて、想像の場面を描き出していた。

7月の劇評は、そこそこ。こんなので2ヶ月も上演するのか?
演出を変える必要有。1回みればリピートの必要なし。
なんて声もインターネット上で見かけたが、
どうしたことか、8月お盆を過ぎてから、異常なエスカレート人気。
ついには、当初予定されていなかったCD発売となった。
千穐楽など当日券に相当数の人が並んでしまったとか。

そのなかでも出演時間は短いのにもかかわらず、
インパクトとともに、吉野圭吾ヘルベルト人気はすごかった。

7月はお気楽でチケットを買い足して見に行き、
8月は、調子にのって?まさに2階B席では我慢ならず、
S席やらA席を狙って買い込んだ。
それがほんと今の困窮状態の一因であることは確かだ。
だか一方であの作品に出会っていなかったら、職場のイライラが募って
どうなっていたのやら・・・。
毎回、仕事帰り帝国劇場に向かいながら、
「バカやろう!」「くそ~!!」とぼやく回数何回だったか。
『ダンス オブ ヴァンパイア』最良の薬であったものの、
ついには、現実逃避から中毒症状に陥ったのも確かであろう(笑)

そにてこの舞台から、ほんとうにダンスを見ることが楽しくなった。
それまでは、日舞と森山開次だけは見に行っていたが・・
ついにバレエもみるわ、新上裕也、山田茂樹・・ダンス公演が気になって
最近も『パパイャ鈴木プロデュース SEVEN SAMURAIS 2007
チケットを買い込んだ。
12月になると「KAyM」のDVDが届く予定。
クリスマスまでには、届くだろうか?

『ダンス オブ ヴァンパイア』その中の曲が、入っているCDを購入進行形だ。
・Tanz der Vampire Original Cast (2CD)
・Tanz Der Vampire [Highlights]
・MUSICAL STARS
・Musical Goes Symphonic
・Die fantastische Welt des Musicals (3CD)
・TANZ DER VAMPIRE - Original Cast 2000
・MUSICAL HIGHLIGHTS

他にもあるそうだがひとまずここまで。

Musical Highlights
Various
Stelm
samにて入手予定

Tanz der Vampire: Das Musical
Jim Steinman詳細



花形歌舞伎 千穐楽

2006年11月27日 | 歌舞伎
11月25日 花形歌舞伎 千穐楽
昼夜1等席 観劇
なんだかんだ・・言いながら、見まくった11月新橋演舞場「花形歌舞伎」
新橋演舞場に行くのが楽しかった。一ヶ月だった。
最終日に筋書を買おうなんて思っていたのだが、
写真入が売り切れるかもしれないといわれ、前日に思わず
演舞場まででかけ『筋書』を購入してしまった。
もと三之助、全力投球で舞台をつとめあげたのであろう。
できれば、1ヶ月の感想を、三人をはじめ何人かに聞きたい気持ちだ。

昼の部
『番町皿屋敷』
今までで一番の出来!と思った舞台だった。
他の女に目もくれず、ひたすら愛した女性、
その愛した女性に信じてもらえなかった男の純な気持ち。
試されたクヤシさ、哀しさ。
複雑な感情ではなくわかりやすく純粋な恋愛物語を描いた松緑と芝雀。
最後、一生の恋も終わった播磨が、駆け出していくシーン感動!
『勧進帳』
今回やり遂げた!という全力投球の弁慶と富樫。
もちろん毎度のごとく、いろいろ言いたいところだが・・・
花道横で義経一行を追いかけていく弁慶の六法は、見事!
ダイナミックな弁慶。
十二代目團十郎の大らかさとは違う海老蔵の荒削りさにぜひ
懐の大きさをと願う。
初役で望んだ富樫菊之助う~ん。次回は誰の弁慶で富樫を演じるのだろうか。
彼ならではの、じっと座っているときのもの言わぬ品格のある義経が
好きなのだが・・
これから、七代目菊五郎のような富樫になっていくのだろうか?
今回は、初日近くは、父菊五郎に似ていたように思えたが、エキサイト弁慶に
対し、エキサイト富樫になってしまったのもしかたない。
やはりお互いの芝居が、わかるゆえの効果だったのだろうと。
『弁天娘男女白波』
いつもは上品なイメージ漂う菊之助だが、地は、かなり大胆?
そんなシーンに何度か出会う。
お嬢様が男とバレて、
あのバレるところの髪飾りを落として、さあ・・・はじまるぞ!
名調子!・・がやはり声枯れを感じたが、菊之助の段取りは研究に余念なし!
のようで見ているものをまさにひきつける。
楽も、キセルがつまってしまった模様。落とした髪飾りの先で何気にお掃除。
それが、しっかり板についている。
以前、キセルを落として、足で引きよせた場面もなかなか堂に入っている。
菊之助・・大物だ。
一方、南郷の松緑もまさに「あにぃ」役で芝居をおさえている。
やはりこの芝居も息のあっている二人という芝居が、随所に見れる。
「おい菊屋、ふところに手をあててよ~く・・」などという花道のシーンは
本当に楽しい。、
この芝居、もし團蔵演じる鳶頭を海老蔵が演じたら・・・
とこの芝居の楽しさは、尽きない。
七三ちょっと後ろの花道近く席だったゆえ、5人がそろった場所は、
感動してしまった。

夜の部
実は、これが・・ちょっと困った。恐れていたかぶりつき席での観劇。
最初に申しあげるが・・『四の切』絶えられなくて、やはり笑ってしまった。
前列で噴出して、失礼な奴がいただろう。それが、私である。
『今時也桔梗旗揚』
今月、新橋演舞場で一番重かった芝居だが、『一番芝居を見た~』という満足度の
高いものだった。
男の純情を見せた昼の部の松緑は、夜では、光秀役で、行儀の良さ、忍耐そして、最後に見せる大きさ、ヒーローのかっこよさを見せていた。
セリフが、なくても芝居を見せる。間で見せる芝居だったのではないかと思う。
そんなヒーローのかっこよさに対して、敵役となる海老蔵の春永の大きさ、貫禄がものをいった。初日の頃はただ、怒り周到だけの春永だったが、楽ではまさに、悪の不気味さすらかんじさせていた海老蔵だった。
芝居をする松緑とのコンビが、よかったからではないかと感じずには、いられなかった。
『船弁慶』
これはハプニングが起きた!薙刀の刃の部分が、スコーンと抜けたのである。
斜め目の前の舞台に落ちたが・・客席に飛んできたら??
ちょっと怖かったが、舞台の後見。菊十郎の処置は、素晴らしかった。
さっと引っ込み、換えの薙刀に取り替える姿は、まさに品があった。
あわてることなく、裁きも美しい。菊之助もあわてることなく踊りを続ける。
普段、替えが用意され入ると聞くが、非常事態の落ち着きがまさに肝心。
今月歌舞伎座でも昼の部菊十郎は、活躍していたが、
まさに大ベテラン!を見せていただいた月となった。
23日は、菊之助静の声が出なくなっていたというが、楽は、完全とはいかないが
出ないというところまで入っていなかった。12月に影響がでないことを願う。
『四の切』
笑わないでいよう!と思ったが駄目だった。
全力投球する海老蔵の狐に・・申し訳ないと思うが・・駄目だった。
猿之助が、海老蔵のためにといたれりつくせり・・それに答えるべきよう
海老蔵も独自のアレンジをあまりいれず精一杯やっいるのだろう。
が・・・それがまずい。
海老蔵は海老蔵であって、猿之助ではない。猿之助とは違う。
今回指導をするのに右近も立ち会ったという。
右近が、猿之助のサイズのまま演じて見せていたのだあろう。
猿之助自身が、もっと元気であったなら・・海老蔵サイズ、海老蔵にあった
演出を考えたのではないだろうか?と思ってしまうのだが。

あのでっかさで・・鼓と別れ際に泣かれてもね。
そんなに勢いよく鼓をもって喜んで・・鼓の親が目を回すよ。
欄間から飛び出してきたときは・・思わず・・・
お願いだ!ぜひ次回があるのであれば、海老蔵サイズに全てをアレンジしてくれ!と。
澤瀉屋が、菊五郎バージョンを変化させたごとく、
成田屋バージョンとして変化させてくれることを望む。

なんていっているのは・・・私ぐらいのものか?

Mr.PINSTRIPE

2006年11月26日 | 舞台いろいろ
SUPER COLLABORATE SHOW
『Mr.PINSTRIPE』

こどもの城 青山劇場 11月26日(日)

☆構成・演出・振付:玉野和紀 
☆構成・訳詞:忠の仁 
☆振付:平澤智 
☆音楽監督:佐山雅弘  ☆装置・舞台監督:斎木信太朗 
☆照明:高見和義  ☆音響:荒川和彦
☆衣裳協力 千佳 神崎順  ☆プロデュース:砂田慎平

☆出演:
玉野和紀、今拓哉、戸井勝海、平澤智
絵麻緒ゆう、風花舞、樹里咲穂、横山智佐
小野妃香里,神崎順 桜木涼介 芽映はるか
祝利美杏 斉藤恵理 宇田ひろこ 寿依千 三井聡
生坂昌子 加藤芽久美 清水敦子 林なつき 早瀬那美 黒川鈴子 
杉原知佳 名児耶洋 多賀菜津美

このステージ当初10,000円のチケット料金に「どうしよう」と思ったものの
結局やはりみたい!という気持ちが勝り早々に購入
前方センター席という場所で、13:00から15分の休憩をはさんで、約2時間。
たっぷり楽しませてくれるショーステージだった。

玉野和紀、構成・演出のステージは、今まで全て気に入っている。
今回ももちろんその玉野和紀の構成演出、
そしてやはり注目は、桜木涼介。
今回、ステージメインは、
玉野和紀、今拓哉、戸井勝海、平澤智
絵麻緒ゆう、風花舞、樹里咲穂、横山智佐だが、
桜木涼介しっかりダンスシーンが設けられていた。
小野妃香里メインのダンス場面、しっかり絡む相手に・・・。
終始、桜木涼介ダンスに目が行っていたのだが、
今回、ミー&マイガールで気になっていた名児耶洋の名前も
あったのでもちろん注目!
さたに実は、桜木涼介と一緒にバックで踊った三井聡
この人もダンス綺麗!これから要チェック??

このステージで、初めて絵麻緒ゆうを見る
(というか見たという意識をもった)貫禄あるな・・と見たが。
一方、樹里咲穂しっかり宝塚男役時代を表現!
ファンにはたまらなかったのでは?
男性ではAKUROに出演した、今拓哉。この人は、こっちのほうがいい!
キザナかっこいい男!常に(?)センターにいる。
でも歌は、戸井勝海!そして平澤、玉野コンビは、笑わせてくれる!
そしてやはり玉野和紀タップは楽しく見事!
見逃せない!

楽しいエンターテイメントショー。
懐かしい好きな曲も出てきてついつい・・口にしてしまうそうになった。
全席10,000円ではちょっとどうかな?と思うが、
今回前方席で見た私は、高いと思いながらも大満足。
ほんとうなら、9000円以下希望だけれど・・・。

気の早いクリスマス

2006年11月25日 | きまま
さて、秋バージョンから、テンプレートをクリスマスに模様替え。
来月はもうクリスマスですよ~。って

「忘年会企画せよ!」メールが、今年もいくつか入ってくる。
確かに、みんな多忙だから予定を、決めてお店等も手配しないと・・

だが、だが・・肝心の幹事は、今年の暮れは、おとなしくしていたい!
地味~な年末を迎えたい・・・とは、情けないものもあるのだが。




中川晃教 BLUE DREAM

2006年11月25日 | コンサート
中川晃教 LIVE ACT 『BLUE DREAM』
世田谷パブリックシアター 

24日 19:00開演

スクリーンに映像が映し出される。一人暮らしの男の子(中川くん)
シンプルなワンルームにて・・・とモノクロのような映像。
その男の子は、カバンに荷物をつめて・・・と音が流れ始める。

23日の角松敏生ライブで盛り上がった分、案の定(?)
なんだ?このスビーカー音!と席の場所もあるだろうが、
音響の良くないことにがっかりし・・・
やたら自己主張するドラムにさらにがっかり・・。
ドラムがやたら目立つのは、いただけない!
もう20年やんやかんや音を大事にするライブに行った後、
よほどの音楽でない限りこうなるだろうことを
自分自身で反省。

中川くんが、やりたかったというLIVE。わからなくはないが・・
やはり若い!こちらも若かったら・・・これでよかった。
なにか『青い果実』というイメージを勝手に感じながらLIVEを見ていた。
熟して酔わせて、楽しませてくれるLIVEでなはく、
甘酢っぽさが、いっぱい。映像においても、音においても
照明においても・・・すべてが若い。
そのなかで、どうしてもいただけなかった音が、ドラムだったわけだ。
ギターのソロではじまって、中川クンの歌がながれ・・という曲でも
ううっ??耳障り・・と思うとドラムがはいってきた。まいった~。
中川クンそんなドラム君に今回のライブを相談し、
キーボードとベースを紹介してくれたたということだから
外れることはないだろう。

ほとんどが新曲ということで、そのせいもあろう。
唄いこなしていないということで、音に中川くんの歌が負けてしまうのだろう。
きっとライブも回数こなして、最後のころになるときっと変わることであろう。

まあ、満足には至らないライブではあったものの
今後も彼にはかんばってもらいたい。

ライブ最後には来年の予定を告知。
3月に日生劇場にて「TOMMY」(チラシをGET 4月シアター・ドラマシティ)
8月にさいたま芸術劇場にて、あの蜷川演出「エレンディラ」
ということであった。

花形歌舞伎  昼の部 3

2006年11月24日 | 歌舞伎
ちょっと間をおいて再び昼の部へ 
今回は再び3階席

23日。「旗日」なんて最近は言わないか。でもまさに旗日。
演舞場には、勤労感謝の祝日ということで2本の日の丸が掲げられていた。

『番町皿屋敷』、『勧進帳』と見終わり、コーヒーでも飲みに行こうかと、下へ降りると、テレビ局のスタッフらしき人達が、お客さんたちにマイクやカメラを向けてインタビューをしていた。
興味もあり、「何とってるんですか?」と後方にいた方たずねると、前でインタビューしていた方が、フジテレビで海老蔵をパリ公演まで追いかけて来年放送すると教えてくれた。
たぶんその時に「どうですか?」などと尋ねられ、「ええ今までの勧進帳とは、違いますよね。海老蔵さんらしくて・・・」とスタッフの方私のインタビューを狙ったようだが、最後に「う~ん。苦手!」と一言!
これで残念ながら、私のインタビューつかえるはずがない(笑)

さて、そんな特集が組まれるなかの『勧進帳』
更にエキサイトしてる弁慶と富樫。
どこまでいくのか?あと2日で楽になる。
エキサイト富樫になっている菊之助は、とうとう弁天にもその影響が感じられるようになってきた。
正体がバレタ後だ。富樫で声をはりあげ、弁天もはりあげることがふえた。
普段よく通る声の菊之助だか、声が出なくなってきているのか?とも感じてのだが・・
夜の部を見た方から・・静の声がでなかったとのこと。
めったに声などつぶしたことのない菊之助。
まさか『勧進帳』で、ペースが狂ったということではないと願う。