新国立劇場 トリプル・ビル「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」
トリプル・ビルというのは。幾つかの幕のある2時間もあるようなバレエ作品でなく短いもの、一幕ものが3本あることろいうんですよね・・って、バレエを見始めて、ビントレー芸術監督のバレエ上演チョイスで知った私です。
それまでは、ガラというのが、おいしいとこどりの名場面の寄せ集め公演・・でもフランス語では「特別な催し」ってことらしいけど、
スターが登場して見所を見せてくれるのがガラで、トリプル・ビルは短編もの3本。
歌舞伎の場合、見取り狂言とか通し狂言とか、一幕ものなんて言い方は、知っていたけれどバレエなどでも同じようにあるんだなあ・・・なんて。
先にバレエ・リュスっていってたけど「火の鳥」「アポロ」「結婚」もトリプル・ビルなのかなあ?
ってこの辺がまだよくわかっていない私ですが、
トリプル・ビル「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」と称されて見せてくれた作品3本
「暗やみから解き放たれて」「大フーガ」「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」
一番印象にのこったのは。モノトーンながら、タイトルの「暗やみから解き放たれて」。
宇宙のようでもあり、海の中のようでもあり、夜の世界から光の世界に生まれでてきたかのように壮大なダンスにかんじました。
なにか感動しちゃって目頭が熱く名ちゃった不思議な作品でした。
振り付けはジェシカ・ラングさん。新国立劇場バレエ団のために振り付けた世界初演作品だそうです。
プログラムを改めて読むと
ジェシカ・ラングさんは1999年から振付家として活躍されて、アメリカン・バレエ・シアターなど、世界のトップバレエ団に作品を提供してきたかただそうです。
またラングさんの旦那様はアルビン・エイリー・アメリカン・ダンスシアターの瀬河寛司さんって、私がNYでニューヨーク・シティ・バレエを見にいったときに、やはり見た舞踊団にいたんですねえ。黒人が多くて、アメリカだけどアフリカン。バネがありしなやかで大きさをかんじた舞踊団でした。そこにいた方が振り付け助手で名前があるのにもなにか引き込まれた一つかもしれません。

幕が開くと薄暗いステージで大きさの違う白い泡?がゆっくり、ゆっくりあがっていくのです。
水族館の水槽の中で泡が下から上に上がっていくかのよう。そのあがり方が、クラゲの足がないようにゆっくりゆっくりと・・・
その下で生まれでてきたかのような、ダンサーたち。
ダンスは、もちろん、照明、音楽がとてもいいのです。心地よく耳に目に入ってくるのです。
水族館かプラネタリウムにいるかのような・・・。
そこでは大勢のダンサーが踊り始めます。う~ン説明しろっていったてむりです(笑)
全部で場面は5つというのでしょうか。音楽がかわります。
新しいコンピューター音もあれば、マリンバ演奏もあったり場面は、リズムだけでなくそれぞれに違うのです。
2場面めは2組の男女が壁のような境をいったり来たり、 それぞれが入り替わり立ち代わりいろいろな表情を感じさせてくれます。
3場面目は男性3人マリンバの演奏が心地よく、切れのいいダンスです。
4場面めはまさにコンピューターサウンド。近未来のようなイメージです。
そして・・・闇の中で活動していたものは光の中にうまれでて・・・
DVDでなんどもみたいよ~~~って思うな作品でした。
2作品めは「大フーガ」これはまた日本舞踊の素踊り?以上
体の線がばっちり出てしまいます。ですからかなり体系的にもしんどい作品だったのでは?
ダンサーの体さえも磨かれてないと話になりません!!って。
ベートーベンの「大フーガ」に振り付けしているマーネンの作品。
こんなの日本人が、挑戦しちゃうなんてすごい!!って思わず。
世界各地で踊られる作品らしいですが・・・まさかまさか・・ですが踊ちゃっていました。
見事でした・・・が私の座った席の隣人このときは爆睡??
最初の作品とは全く趣が違っていました。
最後が、タイトルの「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」
バランシンってほんとすごいね。でもそれ以上に新国立バレエ団やるじゃん。
NYCBで秋にみたけど体も違うのにかっこ良かったもん!!すごいよすごいよ!!絶対すごい!!
アクロバティックな跳躍やスピーディーな回転だったり、おとをずらしてのハーモニーの様なダンス。
絶妙!!なバランス。
感動もの!!
なのになのに、客席あいてる!っ空席あり!!って新国立宣伝下手なんじゃないの?
クラシック、古典バレエが好みの高年齢者や、バレエ教室に通ってる小学生あたりがいたりするけど。
ダンスが好きそうな若者が少なすぎてませんか!!って
努力なくしてあたらしいものなんて人気もでなけりゃはやりません。
あげくにお客さんだって増えません!!
今回に限らず新しい作品に
舞踊課とか演劇課とかの学生さんとか、単純にダンスが好きな人とか・・・ほかのコンテンポラリーダンスで見に来てるような人たちが少ない!!
なにか宣伝の仕方ちがうんじゃないのかなあ?ってひたすら感じます。
たとえばチラシにしたってもっと工夫してもよさそうじゃない?
一般募集っていう手もあるんじゃないの?おかねかけずにね。(ただセンスがある人がのってくるかどうかだけど)
またたまに会場変えて、人気のあるラフォールジュルネあたりにちょいっと参加するとか・・東京ディズニーランドに出演しちゃうとか
以前ジブリがいい作品だと思うのに人がみてくれない・・そこでTV局とタイアップ?そしてら・・・って
今の人気に・・・どこかのTV番組でやっていたよねえ。
公共という立場から宣伝もいまいち制限があるのかもなのかもですが、
若者をもっと呼び入れられそうなのに・・もったいない。そう思ってしまいましたわ。
また、今回の公演再演してほしいなあ・・・とくに「暗やみから解き放たれて」
何度見ても見飽きそうにない作品でした。
トリプル・ビルというのは。幾つかの幕のある2時間もあるようなバレエ作品でなく短いもの、一幕ものが3本あることろいうんですよね・・って、バレエを見始めて、ビントレー芸術監督のバレエ上演チョイスで知った私です。
それまでは、ガラというのが、おいしいとこどりの名場面の寄せ集め公演・・でもフランス語では「特別な催し」ってことらしいけど、
スターが登場して見所を見せてくれるのがガラで、トリプル・ビルは短編もの3本。
歌舞伎の場合、見取り狂言とか通し狂言とか、一幕ものなんて言い方は、知っていたけれどバレエなどでも同じようにあるんだなあ・・・なんて。
先にバレエ・リュスっていってたけど「火の鳥」「アポロ」「結婚」もトリプル・ビルなのかなあ?
ってこの辺がまだよくわかっていない私ですが、
トリプル・ビル「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」と称されて見せてくれた作品3本
「暗やみから解き放たれて」「大フーガ」「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」
一番印象にのこったのは。モノトーンながら、タイトルの「暗やみから解き放たれて」。
宇宙のようでもあり、海の中のようでもあり、夜の世界から光の世界に生まれでてきたかのように壮大なダンスにかんじました。
なにか感動しちゃって目頭が熱く名ちゃった不思議な作品でした。
振り付けはジェシカ・ラングさん。新国立劇場バレエ団のために振り付けた世界初演作品だそうです。
プログラムを改めて読むと
ジェシカ・ラングさんは1999年から振付家として活躍されて、アメリカン・バレエ・シアターなど、世界のトップバレエ団に作品を提供してきたかただそうです。
またラングさんの旦那様はアルビン・エイリー・アメリカン・ダンスシアターの瀬河寛司さんって、私がNYでニューヨーク・シティ・バレエを見にいったときに、やはり見た舞踊団にいたんですねえ。黒人が多くて、アメリカだけどアフリカン。バネがありしなやかで大きさをかんじた舞踊団でした。そこにいた方が振り付け助手で名前があるのにもなにか引き込まれた一つかもしれません。

幕が開くと薄暗いステージで大きさの違う白い泡?がゆっくり、ゆっくりあがっていくのです。
水族館の水槽の中で泡が下から上に上がっていくかのよう。そのあがり方が、クラゲの足がないようにゆっくりゆっくりと・・・
その下で生まれでてきたかのような、ダンサーたち。
ダンスは、もちろん、照明、音楽がとてもいいのです。心地よく耳に目に入ってくるのです。
水族館かプラネタリウムにいるかのような・・・。
そこでは大勢のダンサーが踊り始めます。う~ン説明しろっていったてむりです(笑)
全部で場面は5つというのでしょうか。音楽がかわります。
新しいコンピューター音もあれば、マリンバ演奏もあったり場面は、リズムだけでなくそれぞれに違うのです。
2場面めは2組の男女が壁のような境をいったり来たり、 それぞれが入り替わり立ち代わりいろいろな表情を感じさせてくれます。
3場面目は男性3人マリンバの演奏が心地よく、切れのいいダンスです。
4場面めはまさにコンピューターサウンド。近未来のようなイメージです。
そして・・・闇の中で活動していたものは光の中にうまれでて・・・
DVDでなんどもみたいよ~~~って思うな作品でした。
2作品めは「大フーガ」これはまた日本舞踊の素踊り?以上
体の線がばっちり出てしまいます。ですからかなり体系的にもしんどい作品だったのでは?
ダンサーの体さえも磨かれてないと話になりません!!って。
ベートーベンの「大フーガ」に振り付けしているマーネンの作品。
こんなの日本人が、挑戦しちゃうなんてすごい!!って思わず。
世界各地で踊られる作品らしいですが・・・まさかまさか・・ですが踊ちゃっていました。
見事でした・・・が私の座った席の隣人このときは爆睡??
最初の作品とは全く趣が違っていました。
最後が、タイトルの「シンフォニー・イン・スリー・ムーヴメンツ」
バランシンってほんとすごいね。でもそれ以上に新国立バレエ団やるじゃん。
NYCBで秋にみたけど体も違うのにかっこ良かったもん!!すごいよすごいよ!!絶対すごい!!
アクロバティックな跳躍やスピーディーな回転だったり、おとをずらしてのハーモニーの様なダンス。
絶妙!!なバランス。
感動もの!!
なのになのに、客席あいてる!っ空席あり!!って新国立宣伝下手なんじゃないの?
クラシック、古典バレエが好みの高年齢者や、バレエ教室に通ってる小学生あたりがいたりするけど。
ダンスが好きそうな若者が少なすぎてませんか!!って
努力なくしてあたらしいものなんて人気もでなけりゃはやりません。
あげくにお客さんだって増えません!!
今回に限らず新しい作品に
舞踊課とか演劇課とかの学生さんとか、単純にダンスが好きな人とか・・・ほかのコンテンポラリーダンスで見に来てるような人たちが少ない!!
なにか宣伝の仕方ちがうんじゃないのかなあ?ってひたすら感じます。
たとえばチラシにしたってもっと工夫してもよさそうじゃない?
一般募集っていう手もあるんじゃないの?おかねかけずにね。(ただセンスがある人がのってくるかどうかだけど)
またたまに会場変えて、人気のあるラフォールジュルネあたりにちょいっと参加するとか・・東京ディズニーランドに出演しちゃうとか
以前ジブリがいい作品だと思うのに人がみてくれない・・そこでTV局とタイアップ?そしてら・・・って
今の人気に・・・どこかのTV番組でやっていたよねえ。
公共という立場から宣伝もいまいち制限があるのかもなのかもですが、
若者をもっと呼び入れられそうなのに・・もったいない。そう思ってしまいましたわ。
また、今回の公演再演してほしいなあ・・・とくに「暗やみから解き放たれて」
何度見ても見飽きそうにない作品でした。
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