花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

石橋+Shakkyou

2013年02月08日 | 舞台いろいろ
渋谷セルリアンタワーの地下にある能楽堂での能とダンス公演 
『石橋+Shakkyou』に行ってきました。
すでに佐渡や仙台そしてロシアでも上演された作品なんだそうです。
津村禮次郎さんが能の『石橋』を森山開次さんが主となり踊る『Shakkyou』
脇正面にて鑑賞。能楽堂ならではの席。って気もしますが、ダンスは、けっこう見る角度は様々だっけ。っと。

『石橋』といえば、石橋のから文殊の使いである獅子が現われ舞うってかんじで、牡丹の花と戯れるってことだったともいますが・・今日は、あれっ?こんなに短かったけ?と、なにかあっという間に終わってしまった印象なのです。
良く見ると半能ってあって途中からの後半部分だったそうなんです。なんだ。全部見たかったな。という思いが強くのこりました。でも最近はこの半能という形は多いらしいです。
また流派によっても違うらしいんですけど・・。津村禮次郎さんを見ているうちに團十郎さんを思い出していました。別にしているわけでもないのですが・・。
津村禮次郎さん品のある高貴な所作。でも強さの中に優しさを感じていました。

その後休憩がありお目当ての『Shakkyou』
大きな和太鼓が舞台の中央奥に。『石橋』の時には、江白の牡丹の花が、舞台の所作台(?)左右にあったのですが、その牡丹は、和太鼓の奥に。
この『Shakkyou』は、作品の物語性をそぎ落として浄土、無限に広がる仏の悟りの力、曼荼羅の世界ってことのおうですが・・
なにか感じたのは、念・・それも怨念。のような。激しい気持ち。『道成寺』や『土蜘蛛』にほうが近いんじゃないか?ってかんじ。
悟る前の野獣?というよりももっと激しい気迫がこもり過ぎていて、『石橋』に出てくる文殊菩薩でもなく、菩薩の使いの獅子でもなくて・・人の怨念を抱いているかのようで、それを高僧が鎮まれ、去れとでもいているかのように感じてしまいました。

和太鼓奏者は佐藤健作さん。あっ!バレエで酒井はなさんといっしょに出てた!!ってそいういえば、
佐藤健作、酒井はな、津村禮次郎、一噌幸弘ってかかれてたプログラムもあったけ。って思わず。

コラボの場合きっかけは、どんどんつながるのね。なんて。

見終わって・・なにかめずらしく見た~~~~って満足にいたらなかった私。
ちょいっとさびしくなっておりました。開次作品が解らなかった自分に。

でももらったチラシに近頃気になるダンサーの方の公演チラシがあって・・思わずいこっ!って(笑)
小尻(九でなく本当は丸)健太さんとKENTAO!!の公演です。


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