花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

舞踊「茨木」

2012年10月29日 | きまま
新国立『シルヴィア』終了後
今度はNHKホールへ。
『古典芸能鑑賞会』 こちらは年末12月29日にEテレで放送予定のようです。


◆箏曲
「春の海幻想」(はるのうみげんそう)
     
        箏 : 砂崎知子
    尺八 : 三橋貴風

◆舞踊
「茨 木」(いばらき) 長唄囃子連中
  
伯母真柴
実は茨木童子 : 花柳壽輔
   渡辺源次綱 : 藤間勘右衞門 
   
◆歌舞伎 
「艶容女舞衣 酒 屋」
(はですがたおんなまいぎぬ さかや)
       
   女房お園/
茜屋半七   : 坂田藤十郎
    舅宗岸  : 坂東彌十郎
    丁稚長太   : 中村虎之介
    茜屋半兵衛 : 坂東竹三郎
    美濃屋三勝 : 中村扇雀

ってことでしたけど・・
「茨 木」よかったです。
観に行った目的は渡辺綱の藤間勘右衞門さんだったのですが、
花柳壽輔さんの真柴・茨木童子が素敵でした。
今歌舞伎の舞台では・・ここまでの真柴見せてくれる役者さんはいるのだろうか?って
富十郎なきあと・・う~ん。って思わず考えてしまったのだけれど、
壽輔さんの真柴。自然なんです。それがすごいんです。
設けられた花道の登場から・・
理屈じゃないって思わず。みれば感じ取れるはず!ってくらいに・・
空気全体を巻きこんでます。

そんな真柴と言葉を交わす渡辺綱 藤間勘右衞門(松緑)さんに大きさ貫禄がありました。
伯母を邪険にできない綱、物忌みを理由に帰そうとたものの、真柴がつれないと嘆くので、
綱は真柴を引き入れたのですが・・腕を切り落とされた悪鬼となるとこに迫力緊張感が走ります。

すごかった~~~~~!!この二人のやり取りにまさに圧倒されましたよ。

そしてその後一度それぞれ引込んで・・しばしの間狂言後の登場。
壽輔さんの茨木童子・・実寸大きくないのにおおきい。でかい。立派なのです。
藤間勘右衞門さんの綱がど~んとぶつかっていける大きさがありました。
すごかった!!
渡辺綱の迫力も並大抵でない・・迫力でした。」

逃げ行く茨木童子をにらむ迫力すごかった~。

そしてそして・・正面の幕がひかれたあとの茨木童子も・・・。

もらったプログラムをみて壽輔さん昭和6年生まれとしってますますびっくり!!
80歳をすぎてあの貫禄ある大きな踊り。

すごかった。ほんと・・こりゃ
TVになって映像で二人のこの迫力でるのかなあ?
ッて心配もありいながらみるでしょう。12月27日ですよ!!
ぜひ、ぜひご覧ください。
そんな1幕。

堪能いたしました。
では。 


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