花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

エリザベート20周年記念コンサート

2012年10月30日 | コンサート
ウィーン版『エリザベート』のコンサート
東急シアターオーブ

エリザベート役 :マヤ・ハクフォート。
トート役 :マテ・カマラス。
ルドルフ役 :ルカス・ぺルマン。
ルイジ・ルキーニ役 :ブルーノ・グラッシーニ、
フランツ・ヨーゼフ役:アンドレ・バウアー

が出演ということでオーケストラが舞台にあがってのミュージカル形式のコンサート・・っていうのかな。
海外ではけっこうこう言うのやっていますよね。
ミュージカルの台詞部分を極力省略してストーリーを歌で綴っていくステージ。

日本ではあまり見かけないような気がしますが、なんでなんでしょう?
興行主と上演権もってる側との調整からなのでしょうか。
たぶんそうかな。(自己完結)

以前やはりコンサートとしていた新宿コマではマテ・カマラスさんの登場でなく
今期会った東宝の「エリザベート」でもみなかったマテ・カマラスさんのトート。
かなり肉食系セクシートートなのですねえ。
魅惑のドラキュラではありませんが、ちょっと重なりました。ドラキュラという存在と。

日本では存在が幽霊から発展してか、地に足着かず空気的・・中性的な存在にもっていくってことにも思えるのですが、海外ではモンスター!!として存在感をたっぷり示す。って。ある種野獣。
それにシルヴェスター・リーヴァイの曲はとことんロックなんだ!!って。
東宝のトートもロックはうたうけど・・ロッカーじゃない。
マテ・カマラスさんはロッカーってかんじでもうたい語りますね。
セクシーでした。

マヤ・ハクフォートさんは少女期はかなりの努力で見せられてるのかな?って思うのですけれど
自我に目覚めて自分の自由のために自分を誇張して・・ついには子どもまでも拒否。突っ走ることが辞められなくなっていた女性・・が東宝作品に比べるとなにか理解できなくもないかな・・と。
何ででしょうね。演技かな?とも思うのですが・・
どうも・・いえたぶん演出の小池さんと波長があっていないのかも・・と。
日本版のロミオとジュリエットは、私の中でそりゃないでしょうがずいぶんとありました。
東宝版のエリザベートもあれは日本語の言い回しなのかもしれませんが・・
エリザベートと言う女性に対してちょっと違う味方をさせてもらった気がします。
マヤ・ハクフォートさんのエリザベート素敵でした。

ルドルフの描き方もちっと感覚が違うようように感じましたが・・どうかな。
ルドルフのほうが死に近づいて、死を求めさまよっている感覚がつよく表現されてるかなって。

ルイジ・ルキーニ役のブルーノ・グラッシーニさんも魅力のある方で・・
前回来日された方とはまったく違った感じで二枚目かな?

役者さんのお芝居によっても変わるのでなんともいえないところアリとはわかっていても
やっぱりなにか違う感覚をかんじました

そしてオーブ2度目。今回も3階バルコニー席でした。
なにかウエストサイドに比べるとなにか音の調整は好みじゃなかったかも。
反響しすぎでは?と思ったんですが・・センター席だったら印象違っていたかもしれませんね。

ではでは今宵はこのへんで



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2 コメント

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雰囲気違う (Marje)
2012-10-31 18:10:47
先日ヒカリエに出かけたら..通路に女性が多数..
「エリザベート」のキャストの楽屋の入り待ちの方たちでした。
ウエストサイドと雰囲気違いますね。
まあ..NYのギャングとウィーンの宮廷じゃあ違って当たり前かな..と一人納得して帰ってきました。
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日本でも・・ (harumichin)
2012-10-31 22:42:25
テ・カマラスやルカス・ぺルマン人気ありますもんね~。
客席もまったく雰囲気が違いました。
今度Ramin Karimlooの来日はどうでしょう?
レミゼの25周年で人気者になりましたよね。
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