花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

WORLD CLASSICS@CINEMA

2009年12月16日 | きまま
映画館で楽しむオペラとバレエの世界紀行
WORLD CLASSICS@CINEMA
チャイコフスキー『くるみ割り人形』(英国ロイヤル・バレエ2008年公演)
プレミア上映会&スペシャルトークショー

~クリスマスにバレエ王子と過ごす素敵なひととき~

なんだか、仰々しいなあ。
って思ってしまうようなイベントだけど、近頃気になる『くるみ割り人形』が、上映される、それに解説らしきトークイベント付きとなると行ってみたくなり、急遽チケットを買い込んだ。

ゲスト
東野泰子、宮尾俊太郎、神戸里奈(Kバレエカンパニー)
桜塚やっくん

上映された『くるみ割り人形』は、2008年に上演されたもの

指揮者 クン・ケセルス
演出 ピーター・ライト / レフ・イワノフ(振付)  
キャスト
アレクサンドラ・アンサネッリ Alexandra Ansanelli (金平糖の精)
ヴァレリー・ヒリストフ Valeri Hristov (王子)
イオナ・ルーツ Iohna Loots (クララ)

ってあるけど・私にそれがどんなものかまったくわからない。
そんな私とまったく同じだったのがゲストの桜塚やっくん
映像については、
「講談師をつけてほしい・・何なってるのかわからない!!」
「せめて下に何やってるかかいてくれればいのに・・」
そういった事に、わかるわかる。私も何気にそう思う。って思わず。
でも歌舞伎でもまあおおよそわかればいいやの私、ダンス表現な人ならビギナーにもわかるバレエをしてくれるんだろう・・って。
「最初にいろいろ英語ででるんだけどわからない」
映像場面最初にあらすじらしき英文がでた・・でも私単語を読むだけで終わっちゃう。日本で上演するのに英語だけのあらすじはないよなあ・・・ってまさにやっくんのわからないに納得!!

そしてやっくん「バレエって歌も台詞もないんだ!唄ったりしゃべったりしないの?」に
「それをやったらミュージカルになっちゃう」といった宮尾さん。
でも、ビギナーいえ子供のための新国立のバレエでは、台詞があった。出演者がしゃべるわけではないけれど・・ビギナー向きにそんなのあってはいけないのかなあ。って素朴に思う。
やっくん「あの気になる衣装について」というと宮尾さん「あのタイツはボーイズにとっては一つの難関」と言ったかな。でもそれより驚いたのはあのタイツの下のアンダーが「Tバック」だったってこと。下着の線が出ないようにってことだけどいや~今まであのもっこりはさほどでなかったけどTバックなんてきいたら思わずヒップラインに目がいちゃった私。
そしてやっくん「なにか動きで意味知れるものは?」とマイムのことをきいていたけれど・・
そういえば・・って私も思う。
そこで女性人がこうやるのが「かわいいとか綺麗」という表現とか愛しています。という表現を見せてくれていたけれど・・
バレエでお約束ごとなんてないのかなあ?
全て自由なのか?ってビギナーの疑問。
そのほかにも・・やっくんのぎもんにうんうんとおもわず私も聴きたいっておもうものの司会者の女性の方、そんなのあたりまえ・・的に話を打ち切ってしまう。
っ時間がないのもわかるけど・・。
このトークビギナー向きでもなく、きっとバレエ好きには、それよりもうちょっと突っ込んで聴きたかったのでは?と30分ながら、これでいいのか?と。

でも、この司会者の中途半端さのお陰でこちらも知りたい事がどんどん増えてきた。うん・・好奇心の虫が騒ぎ出してきた(笑)

さて映像のほうは・・
ポップコーン片手に家のTVで観る程度でいいかなあ。映像は・・って(すいません)
観ていてポップコーンたべたくなってしまった私。
それに大アップより引いた画面のほうが、よくて、アップになると疲れてしまって。
音もつくづく・・やっぱりバレエ。生オケで遠くからでも生がいいや・・って、
シネマ映像は手ごろ価格で、舞台よりアップで大きくみえるけれど、
歌舞伎や芝居の映像を見た時と同じように生がいい。
バレエの舞台は、3作品しか見てない私だけれど・・。