花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

東京カテドラルできくクリスマスの夕べ

2009年12月08日 | コンサート
東京カテドラル聖マリア大聖堂

世界最高峰の合唱団と新世代のトップを走るギタリストと俳優のコラボレーション

<第一部>世界のアヴェ・マリアを歌う
ロシア国立モスクワ・アカデミー合唱団
指揮:アレクセイ・ペトロフ / オルガン:リューボフ・ベンジック

<第二部>ギターと語りのための『プラテーロとわたし』
ギター:大萩康司  語り:浦井健治
ボーイ・ソプラノ:モスクワ・アカデミー合唱団メンバーによるソロ

ってプログラム。
教会でのコンサートということや第2部に魅力があって出かけた。
この東京カテドラル聖マリア大聖堂。
目白の椿山荘の前にたつ大きな教会・・・かな
(暗くなっておりまわりとの外観はよくわからない)
中はいると・・コンクリートうちっぱなしのようでおおきな洞窟のよう。
明かり取りの窓のようなものは頭上になくサイドにガラスの窓が1箇所。
なにか地下洞の秘密の場所のような・・・人がいるからいいけれど
だれもいなかったら入りたくないなあ・・と思った近代的なつくりの教会。

音響はさすがによく響く。
そこで唄われる世界のアヴェ・マリア。
やはりバッハだよね。と

1部50分20分の休憩で目的のギターと語りのための『プラテーロとわたし』
この『プラテーロとわたし』というのは、スペインの詩人、J.R.ヒメネスの代表作。
詩人の故郷モゲールを舞台に、愛するロバ「プラテーロ」との心の交流や想い出を通して、アンダルシアの田舎町の牧歌的風物や自然、貧困や偽善といった人間の内面などを描いた散文詩。
ということなんだそうだけれど・・スペインアンダルシアがイメージできす、ふと中国の敦煌より西の地をイメージしてしまっていた。
この詩はかなり世界中でよまれているものらしい・・知らないなあ。
ってしらない世界との出会いながら・・・。
浦井健治さんの語りを聞く。

そして聴きたかった大萩康司さんのギターで、このバックに流れる曲を聞く。
この曲は、M.カステルヌオーヴォ=テデスコの曲で、映画「名犬ラッシー」の音楽を作曲したひとでもあるそうな。
この教会は歌より演奏のほうがいいかも・・と思う共鳴。
一方語りは、響きすぎて少々聴き辛い。ここで朗読企画間違えかと。

ギターだけでぜひ!!
でもまあ、私としてはこの大きな教会より
以前ピアノコンサートでいった品川のグローリアチャペルがいいかなあ・・と。