『死刑執行人 サンソン』

2017-11-08 | 


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内容(「BOOK」データベースより)

敬虔なカトリック教徒であり、国王を崇敬し、王妃を敬愛していたシャルル‐アンリ・サンソン。
彼は、代々にわたってパリの死刑執行人を務めたサンソン家四代目の当主であった。
そして、サンソンが歴史に名を残すことになったのは、
他ならぬその国王と王妃を処刑したことによってだった。
本書は、差別と闘いながらも、処刑において人道的配慮を心がけ、死刑の是非を自問しつつ、
フランス革命という世界史的激動の時代を生きた男の数奇な生涯を描くものであり、
当時の処刑の実際からギロチンの発明まで、驚くべきエピソードの連続は、
まさにフランス革命の裏面史といえる。

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図書館新着本コーナーでみつけました。

世間を騒がしている忌まわしい事件報道のさなか
このタイミングで、、、とちょっとためらったけれど

以前、読んだ『わかっていただけますかねぇ?』
に、死刑執行人の1編があり、面白かったのです
あぁ、これはそのベースになった実話なんだなと、
興味が湧いて、借りてみたのです。

死刑執行人「ムッシュ・ド・パリ」は、れっきとした職業であったわけで、
差別や偏見と闘いながら、見事に己の職を全うした凄い男の生きざまに感動。

読み応えありました。

マンガにもなっているようなので、
今度、マンガ喫茶?インターネットカフェ?
にでも出向いて、読んでみたいなーと思っています。




* 実際、サンソンも高身長、体格よく、ハンサムでおしゃれ
  とてもダンディだったようです。

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