歌に踊りに

2017-09-19 | 日々のこと
昨日の「敬老会」

施設スタッフよる司会進行は、
さながら、掛け合い漫才をみてるような愉快な進行でした。

琉球舞踊や、歌三線、ウクレレやオカリナの演奏
みなさん、日ごろ忙しい勤務をぬっての練習であったみたいです。
心温まる、みごとな演奏、演舞でした。

Fさんという80代の男性入居者さん。

ほとんど会話もなく、じっと車いすに座っていたのですが。
幕開けの「かじゃでふ」の踊りが始まると
三線にあわせて、歌い出したのです。
発声法にただならぬものを感じました。
室内を包み込むような、豊かな声質に声量
鳥肌が立つぐらいその美声に魅了されました。

なんでも八重山民謡の先生であったそうです。

Aさんは70代後半の女性入居者さん。

じっと座っておれず、あっちの席こっちの席とウロウロ。
それが、「安里やユンタ」の踊りが始まったとたん
ステージ真ん中に立って、踊り出したのです。
その、しなやかな身のこなし。手踊りの美しさ。
拍手喝采でした。

その他にも、
酸素ボンベを手放せない88歳のNさん男性。
六法全書や分厚い英語辞書も常に携帯してる、は
鼻に酸素チューブ装着したまま、ハーモニカ演奏、
もう、びっくりを通り越して、泣けてきました。

歌や踊り、身に染み込んでいるのですね。

敬老会で、活力を頂いて帰ってきました。

あー。
母はですねー。

興味なさげで、
敬老会が、予定より早めに終了したら、

「はー。早く済んでよかったー。お尻が痛いわ。」

と、申しておりました。



コメント