湿地の中に、
遠くから見ると、菜の花のようにも見える植物が群生しています
この植物は
ノウルシといいます。
川岸などの湿地に生える
トウダイグサ科トウダイグサ属の多年草です。
環境省のカテゴリーでは準絶滅危惧種、
静岡県では絶滅危惧2類に分類されています。
葉や茎を傷つけると、白い汁が出て
これに触れるとかぶれる人もいることから
ノウルシと名付けられました。
浮島ヶ原自然公園の
湿地ではない場所に
トウダイグサも生えていました。
トウダイグサの名は
昔の、明かりをともす皿、燈明を置く燈台に似ていることからつけられました。
海の道しるべの灯台ではないですよ。
漆塗りには使えないことと思います。
試してみた人もいないのではないでしょうか。
同じトウダイグサ科なんですよね。
どちらも、有毒の植物なんですよ。
触るだけでは大丈夫ですが、
傷ついた葉や茎から出る白い液体にかぶれる人がいるそうです。
科と属が同じなので納得です
漆と同じくかぶれるようで知らないと怖いですね