セレヤの山の下で

静岡県内の小さな旅、植物などを紹介しています。

王立警察 ニコラ・ル・フロック/Nicolas le Floch

2009年11月07日 | 海外ドラマ
2008年、フランスで制作されたTVドラマです。
フランス革命以前、ルイ15世統治下のパリが舞台の、刑事が活躍する異色(?)のドラマ。
フランス語音声、日本語字幕。

主役は、若き警視ニコラ・ル・フロック。
敏腕で王ルイ15世にも知られています。
侯爵の称号をもちながら、侯爵の名を名乗ろうとはしません。
しかし、彼の右手には、ランルイユ侯爵の指輪がはめられています。

地位が絶対的なこの時代、庶民の警官では、貴族に手がだせません。
王直属の警察、ということで、ある程度の権限は与えられているのですが、
悪事を働く貴族が、警察の指示に素直に従うとは考えられません。
ましてや、若い警視など、相手にされない時代です。

そこで、侯爵の指輪が功を奏するわけです。

全2話が前後編に分けられて、4話の放送となります。
第一話は後日、第一話シリーズで紹介いたします。

話しているフランス語は、なるべく当時の言い方に近い発音、言い回しにし、現代でも分かりやすいように工夫されているそうです。
ドラマの展開も、当時ならではの展開もあります。
また、ベルサイユ宮殿などの建物、内装や、当時の衣装なども、見所です。



出演者(ドラマの役名、演じている役者名の順です。()内は英字表記のフランス語です)

ニコラ・ル・フロック警視(Nicolas Le Floch)/ジェローム・ロバート(Jerome Robart)
ブルドー捜査官(Inspecteur Bourdeau)/マティアス・ムレクス(Mathias Mlekuz)
サルティンヌ警察総監(Monsieur de Sartine)/フランソワ・カロン(Francois Caron)
セマギュス医師(Docteur Scemacgus)/ヴィンセント・ウインターハルター(Vincent Winterhalter)
ノーブルクール(Monsieur de Noblecourt)/ジャン・マリー・ウィンリング(Jean-Marie Winling)


エピソード

第1話「鉛を呑まされた男 前編」(L'homme au Ventre de Plomb 1ere parti)
第2話「鉛を呑まされた男 後編」(L'homme au Ventre de Plomb 2eme partie)
第3話「ブラン・マントー通りの謎 前編」(L'enigme des Blancs-Mateaux 1ere parti)
第4話「ブラン・マントー通りの謎 後編」(L'enigme des Blancs-Mateaux 2eme partie)


※写真は現在のベルサイユ宮殿。イメージです。
写真素材 [フォトライブラリー]のフリー素材を使用させていただきました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ラルの家来)
2009-11-08 17:13:42
この前観てました!
衣装とか、ライティングとか、映画みたいな感じになってましたね。
犯罪捜査物でも、なんとなく目新しい感じが、ちょっと興味をそそられてます。
ラルの家来さんへ (haru)
2009-11-08 22:26:14
こんにちは、コメントありがとうございます。

このドラマ、つくりがしっかりしていますよね。衣装やセットも安っぽくないですよね。
本当に、できのいい映画を見るようです。

犯罪方法やそれを捜査する方法も今とはちがっていて、興味が増します。

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