本を読んでいます。いつも。
本がなければ一人でお出掛けは出来ません。
毎晩こどもたちに本を読み聞かせています。
図書館に月に二回は出向き、20冊ほど絵本を借りてきています。
自分にも小説を5冊ほど、料理の本を3冊ほど、借りてきます。
図書館サマサマなのです。
今回この本を読んであげました。
シェル・シルヴァスタインの本を読んだことがありますか?
わたしはこの方の「ビッグ・オーとの出会い」が自分で買った初めての絵本だと思います。
なんだかね、簡単な絵なのに、味があって、めちゃめちゃ考えさせられる絵本でした。
それからこの方の絵本を探して読んだ中で、この「おおきな木」は泣きました。
「どうしよう~!もう、どうしよう~!」と心が張り裂けそうになる。
この本は絶対こどもに読ませたいと思っていて、とうとう借りてきたのです。
本はこどもにとって、心に届く時期があると思うので、待っていたのです。
本の終盤に差し掛かるころ、なんと!息子がグシグシっと目をこすって涙を拭いていました。
・・・・・・・・・・・・・・・
「おおきな木」は、仲の良い大好きな少年がいました。
少年も「おおきな木」が大好きで、かくれんぼをしたり、登ったり・・と
木とずっと一緒にいるのです。
でも少年はどんどん成長し「おおきな木」に様々な要求をするようになります。
「お金が欲しい」と言えば、「わたしのりんごの実を売りなさい」という木。
「家が欲しい」と言えば、「わたしの枝で家を作りなさい」という木。
最終的に「おおきな木」は切り株になってしまいます。
理不尽に、木からすべてのモノを奪って行く少年。
なのに「おおきな木」は少年を、もう年老いてしまった男を、ずっと待っていて、
「それでもしあわせ」というのです。
・・・・・・・・・・・・・・・
これは「親が子に捧ぐ無償の愛」とも読めますし、
「自然破壊を進めるニンゲン」の姿にも重なります。
息子がどう取ったのかはわかりませんが、頭を撫で撫でして娘に涙をバレないように
してあげました。
絵本は「たかが絵本!」と思っていたら大間違い!で、わたしは人間の優しさや
戦争の悲惨さ、情緒的なことなどは絵本の力でこどもに伝えさせてもらっていると
思ってます。
気持ちがほっこりとする絵本や、大笑いしちゃう絵本・・いろいろありますが、
わたし自身も絵本によって、いろんなことを学んでいると感じます。
最近読んだ小説。
少年犯罪、少年法について考えさせられる本でした。
この未成年の犯人たちの犯罪の描写が酷いんです。
もうあまりにも、想像もしたくないほどの、女性にとって一番許せない犯罪。
その一部始終を知ってしまった被害者の父の復讐劇なのですが、
もうね、こんな人間のクズなんて同じ目にあわせてやれ~~!とハムラビ法典的な
思いがいっぱいで(目には目を)。
だってこの犯人、未成年だから、法で裁いてもらえない。
犯行の残忍さ、被害者の父の復讐の気持ちが痛いほど分かっても、
警察は「法を守らなければならない」ので、犯人を守らなければならないのです。
両者の思いが細かく描かれていて、どんどん読み進められます。
強姦致死って、女性として精神的にも肉体的にも、二度殺されるようなもの。
こんなことは許されません。
だけど、最近、山口県光市の事件では、死刑判決が出ましたね。
時代も変わって来ているのでしょう。
親としてこどもに愛情をたっぷり注ぎ、誰もが誰かから愛されている大切な存在なんだと
いうことを感じ、人に優しく出来る人になって欲しいと思います。
今日はちょっぴり真面目な読書感想記になってしまいました。
今回、図書館で半年以上前に予約していた本をやっと借りられたので、
これから読むのを楽しみにしています♪
あ、画像は最近のオットの朝ごはん。
アボガドはいいですよ~~
サプリを飲むようにアボガドを食べて、栄養を摂りましょう!
本がなければ一人でお出掛けは出来ません。
毎晩こどもたちに本を読み聞かせています。
図書館に月に二回は出向き、20冊ほど絵本を借りてきています。
自分にも小説を5冊ほど、料理の本を3冊ほど、借りてきます。
図書館サマサマなのです。
今回この本を読んであげました。
おおきな木シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein篠崎書林このアイテムの詳細を見る |
シェル・シルヴァスタインの本を読んだことがありますか?
わたしはこの方の「ビッグ・オーとの出会い」が自分で買った初めての絵本だと思います。
なんだかね、簡単な絵なのに、味があって、めちゃめちゃ考えさせられる絵本でした。
それからこの方の絵本を探して読んだ中で、この「おおきな木」は泣きました。
「どうしよう~!もう、どうしよう~!」と心が張り裂けそうになる。
この本は絶対こどもに読ませたいと思っていて、とうとう借りてきたのです。
本はこどもにとって、心に届く時期があると思うので、待っていたのです。
本の終盤に差し掛かるころ、なんと!息子がグシグシっと目をこすって涙を拭いていました。
・・・・・・・・・・・・・・・
「おおきな木」は、仲の良い大好きな少年がいました。
少年も「おおきな木」が大好きで、かくれんぼをしたり、登ったり・・と
木とずっと一緒にいるのです。
でも少年はどんどん成長し「おおきな木」に様々な要求をするようになります。
「お金が欲しい」と言えば、「わたしのりんごの実を売りなさい」という木。
「家が欲しい」と言えば、「わたしの枝で家を作りなさい」という木。
最終的に「おおきな木」は切り株になってしまいます。
理不尽に、木からすべてのモノを奪って行く少年。
なのに「おおきな木」は少年を、もう年老いてしまった男を、ずっと待っていて、
「それでもしあわせ」というのです。
・・・・・・・・・・・・・・・
これは「親が子に捧ぐ無償の愛」とも読めますし、
「自然破壊を進めるニンゲン」の姿にも重なります。
息子がどう取ったのかはわかりませんが、頭を撫で撫でして娘に涙をバレないように
してあげました。
絵本は「たかが絵本!」と思っていたら大間違い!で、わたしは人間の優しさや
戦争の悲惨さ、情緒的なことなどは絵本の力でこどもに伝えさせてもらっていると
思ってます。
気持ちがほっこりとする絵本や、大笑いしちゃう絵本・・いろいろありますが、
わたし自身も絵本によって、いろんなことを学んでいると感じます。
最近読んだ小説。
さまよう刃東野 圭吾朝日新聞社このアイテムの詳細を見る |
少年犯罪、少年法について考えさせられる本でした。
この未成年の犯人たちの犯罪の描写が酷いんです。
もうあまりにも、想像もしたくないほどの、女性にとって一番許せない犯罪。
その一部始終を知ってしまった被害者の父の復讐劇なのですが、
もうね、こんな人間のクズなんて同じ目にあわせてやれ~~!とハムラビ法典的な
思いがいっぱいで(目には目を)。
だってこの犯人、未成年だから、法で裁いてもらえない。
犯行の残忍さ、被害者の父の復讐の気持ちが痛いほど分かっても、
警察は「法を守らなければならない」ので、犯人を守らなければならないのです。
両者の思いが細かく描かれていて、どんどん読み進められます。
強姦致死って、女性として精神的にも肉体的にも、二度殺されるようなもの。
こんなことは許されません。
だけど、最近、山口県光市の事件では、死刑判決が出ましたね。
時代も変わって来ているのでしょう。
親としてこどもに愛情をたっぷり注ぎ、誰もが誰かから愛されている大切な存在なんだと
いうことを感じ、人に優しく出来る人になって欲しいと思います。
今日はちょっぴり真面目な読書感想記になってしまいました。
今回、図書館で半年以上前に予約していた本をやっと借りられたので、
これから読むのを楽しみにしています♪
あ、画像は最近のオットの朝ごはん。
アボガドはいいですよ~~
サプリを飲むようにアボガドを食べて、栄養を摂りましょう!