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おもにどうでもいい雑記。緑園マッサージの公式ブログです♪

本のこと

2008年05月15日 23時31分32秒 | 日常
本を読んでいます。いつも。
本がなければ一人でお出掛けは出来ません。

毎晩こどもたちに本を読み聞かせています。
図書館に月に二回は出向き、20冊ほど絵本を借りてきています。
自分にも小説を5冊ほど、料理の本を3冊ほど、借りてきます。
図書館サマサマなのです。

今回この本を読んであげました。
おおきな木
シェル・シルヴァスタイン,Shel Silverstein
篠崎書林

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シェル・シルヴァスタインの本を読んだことがありますか?
わたしはこの方の「ビッグ・オーとの出会い」が自分で買った初めての絵本だと思います。
なんだかね、簡単な絵なのに、味があって、めちゃめちゃ考えさせられる絵本でした。
それからこの方の絵本を探して読んだ中で、この「おおきな木」は泣きました。
「どうしよう~!もう、どうしよう~!」と心が張り裂けそうになる。
この本は絶対こどもに読ませたいと思っていて、とうとう借りてきたのです。
本はこどもにとって、心に届く時期があると思うので、待っていたのです。
本の終盤に差し掛かるころ、なんと!息子がグシグシっと目をこすって涙を拭いていました。


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「おおきな木」は、仲の良い大好きな少年がいました。
少年も「おおきな木」が大好きで、かくれんぼをしたり、登ったり・・と
木とずっと一緒にいるのです。
でも少年はどんどん成長し「おおきな木」に様々な要求をするようになります。
「お金が欲しい」と言えば、「わたしのりんごの実を売りなさい」という木。
「家が欲しい」と言えば、「わたしの枝で家を作りなさい」という木。
最終的に「おおきな木」は切り株になってしまいます。
理不尽に、木からすべてのモノを奪って行く少年。
なのに「おおきな木」は少年を、もう年老いてしまった男を、ずっと待っていて、
「それでもしあわせ」というのです。


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これは「親が子に捧ぐ無償の愛」とも読めますし、
「自然破壊を進めるニンゲン」の姿にも重なります。
息子がどう取ったのかはわかりませんが、頭を撫で撫でして娘に涙をバレないように
してあげました。

絵本は「たかが絵本!」と思っていたら大間違い!で、わたしは人間の優しさや
戦争の悲惨さ、情緒的なことなどは絵本の力でこどもに伝えさせてもらっていると
思ってます。
気持ちがほっこりとする絵本や、大笑いしちゃう絵本・・いろいろありますが、
わたし自身も絵本によって、いろんなことを学んでいると感じます。


最近読んだ小説。
さまよう刃
東野 圭吾
朝日新聞社

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少年犯罪、少年法について考えさせられる本でした。
この未成年の犯人たちの犯罪の描写が酷いんです。
もうあまりにも、想像もしたくないほどの、女性にとって一番許せない犯罪。
その一部始終を知ってしまった被害者の父の復讐劇なのですが、
もうね、こんな人間のクズなんて同じ目にあわせてやれ~~!とハムラビ法典的な
思いがいっぱいで(目には目を)。
だってこの犯人、未成年だから、法で裁いてもらえない。
犯行の残忍さ、被害者の父の復讐の気持ちが痛いほど分かっても、
警察は「法を守らなければならない」ので、犯人を守らなければならないのです。
両者の思いが細かく描かれていて、どんどん読み進められます。
強姦致死って、女性として精神的にも肉体的にも、二度殺されるようなもの。
こんなことは許されません。
だけど、最近、山口県光市の事件では、死刑判決が出ましたね。
時代も変わって来ているのでしょう。
親としてこどもに愛情をたっぷり注ぎ、誰もが誰かから愛されている大切な存在なんだと
いうことを感じ、人に優しく出来る人になって欲しいと思います。


今日はちょっぴり真面目な読書感想記になってしまいました。
今回、図書館で半年以上前に予約していた本をやっと借りられたので、
これから読むのを楽しみにしています♪

あ、画像は最近のオットの朝ごはん。
アボガドはいいですよ~~
サプリを飲むようにアボガドを食べて、栄養を摂りましょう!


じゃあ、あたしはサザエ?

2008年05月15日 12時41分21秒 | 日常
失敗しました。

先日、小学校の児童引き渡し訓練がありました。
午前中に緊急連絡が回ってきて、午後、保護者が学校にこどもを引き取りに行く訓練です。
この緊急連絡網は学校から全家庭に流すものなので、集団登校の班ごとに回るのです。
「小学校の緊急連絡です。」と電話がかかってきて、「○○小学校のサカモト(仮名)です」と相手が言った瞬間、
「校長先生が直々にかけてキタ~~!」と焦り、そりゃもう丁寧に「いつもこどもがお世話になっております」とご挨拶。最後まで平身低頭で。
で母に「校長先生が直々に緊急連絡を回すんだね~なんかスゴ~!」と言って、「…ん、待てよ。校長先生ってサカモトだよね?今年から変わったんだよね」と言ったら隣にいた父が「バカ!サカじゃなくてバンだ!」「!!!」

坂だけど大間違い☆
きちんと読んでおけ~っ
サカモトさん(仮名)は登校班の班長さんでした(そうだった、そうだった)。
きっとわたしの尋常ならざる腰の低さに気味が悪かったハズ。
今度会ったら駆け寄ろうと思ってますが「校長先生と間違えちゃって♪」なんて言うの、バカみたいでツラい~(涙)!

父は並大抵のことでは決して笑わない男なんです。
サザエさんの父・波平みたいな感じ。
そんな波平は先月から「男の料理教室」に通い始めました。
第一回はカレーライス。
これが美味しいのなんの!
隠し味に生クリーム・リンゴ一個・ニンニク・生姜等々(教えてくれないので自分の舌で分析)が入り、市販のルー使用とは思えないのです。
やっぱりたかがカレーでも、お教室に行くと違うもんですね。
こども達もオットも(母とわたしは異常なほどのヨイショで)大絶賛でしたので、気を良くした波平は、一ヶ月の間に6回も!カレーを作ってくれました~
今月は「シュウマイ」。
初心者の男達に第二回の教室で「シュウマイ」とは!
これがまた美味しくてですね、ヨイショしまくり褒めまくり。
一昨日はシュウマイ、昨日はカレー♪
お陰でこども達の勉強を見たり、娘の一輪車・息子のキャッチボールの相手がじっくり出来て、幸せです。

で、波平が教室に通い始める際に「割烹着」を用意しなくてはならず、
「今どき割烹着なんてあんまり見ないね~。白なんて売ってるかな~」
と母と話していたら、
「割烹着って言ったら花柄だろうが!ドコにでも売ってるだろう」と波平。



花柄…でいいの…?

っていうかあえての花柄希望?


失礼しました(^w^)ププ!
家でも花柄割烹着を着て作って欲しいで~す。