生のユーザー声を届けるハーモニーblog

Webアクセシビリティに関連するユーザーの声を届ける

よろしくお願いします!!

2005年04月11日 | Weblog
カレンの濱川さん、Webアクセシビリティ・シンポジウム「私にも使えますか?」の宣伝、そして当日第2部のパネラー協力ありがとうございます。

このシンポジウムのような出演者のキャストとは今までになかったと思うんです。Webデザイナー・スクリーンブラウザ開発者・発注者・そして何より多数のユーザーが一同に介して、行うシンポジウム。よく勉強にWebアクセシビリティ関係のセミナーやシンポジウムに出かけて思うのは、どうして一番大切なユーザの声は聞けないの、低いの・・ということでした。
そんな思いがキッカケで、ハーモニーの視覚障害者の会員に相談したところ「だったら私達の会で」という心強い提案が出まして、温かい関係者皆様のご協力も得て開催できることになりました。意義のある盛会なシンポジウムにしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。


稲城市のWebサイトは?(続き1)

2005年04月11日 | Weblog
昨日の嵐みたいな強い風でせっかく咲いた桜も、だいぶ散ってしまったみたいですね。今日は久々の雨模様です。

さて、稲城市のWebサイトで非難場所を調べるという件に関して質問のしかたを変え、再度試してみることにしましたと言うところからでした。
その質問というのは
質問
「TOPページにアクセスし、そのあとはどのようにして避難場所情報へ行き着きましたか?」
回答
*メールだけに内容ではではよくわからなかったので、直接電話インタビューを試みました。
その結果以上のことがわかりました。
「トップページにアクセスが上手くできなかったので、IBMのホームページリーダーの検索機能(Ctrl+O)で検索文字列に、稲城市 避難所 と直接入力し検索を試みた。結果、検索場所・避難所が引っかかったので、Enterキーを押しアクセスしてみたら、テキストになってるので目的の場所ががわかった。」

ということでした。つまり、この稲城市在住の全盲のユーザーさんは、稲城市のトップページからは
探さないで、本来ホームページリーダーについている、検索機能で直接そのテキスト版になってる
災害情報へ行き着いたのでした。
でも、もしこの方がtopぺージへきちんとアクセスでき、探していたとしたら、どういうことになっていたのかは?稲城市のWebサイトへ音声でアクセスした方なら、一目瞭然結果は見えるかと思います。また視覚でアクセスしている一般ユーザにも、非常に情報は探しにくいと感じたのは私だけでしょうか?そんな疑問をまた膨らませ、稲城市在住ではない、別の視覚障害者のユーザへ、同じように
「稲城市のWebサイトtopページから、避難場所を探してみていただけますか?」と、お願いメールを出して見ました。さて結果はいかに・・・この続きは、また後ほど書きます!