生のユーザー声を届けるハーモニーblog

Webアクセシビリティに関連するユーザーの声を届ける

便利なサイトの紹介

2005年04月29日 | Weblog
視覚障害者のKです。
今日は私がとても便利に使っているサイトを紹介します。ここも教えてもらったところなのですが重宝しているので皆さんにもいかが?かなと思い書いてみました。ショッピング関係でないのが残念ですがご容赦下さいね。びっくりする程簡単ですよ。
駅前探検クラブ
経路選択のページです。外出の時、電車等を利用する場合、ここで検索すれば乗車時間や金額などがすぐにわかるので、余計な待ち時間を取らなくてすみます。
どこが便利かというとアクセスして見るとわかりますがページが開くと余計なところがないのでスッキリしてるんです。そこが一番の魅力ですね。
ページが開きtabを押すと「乗り換え案内」と音声発声します。エンターで入り、またtabを押すと「乗車駅名テキスト」と「下車駅名テキスト」でそれぞれ利用したい駅名を入力して「検索実効ボタン」でエンターすれば結果が出て来ます。
私もいきたいところがたくさんあるのですがお金と暇がなければだめなんですよね。それで我慢して日本全国検索して楽しんでます。皆さんもいかがですか?きっとお役に立つと思います。


使えるネットショッピングサイトは?パート1

2005年04月29日 | Weblog
ハーモニーの馬塲です。

昨日、とあるWebデザイナーの方が、メルマガを5月からスタートさせたいので、視覚障害者にネットショッピングを指導している立場から、お話を聞かせていただけませんか?ということで、インタビューにいらっしゃたので、今ままでの経験の中から、色々とお話をさせていただきました。あまりにも伝えたいことがありすぎて、ついつい2時間以上話し込んでしまいました。

その質問の中で、
「例として視覚障害者も使いやすいネットショッピングサイトがあったら、教えていただけますか?」と聞かれましたが、う~ん考えこんでしまった。以前、私もハーモニー会員で結構ネットショッピングの好きな、視覚障害者の方に同じような質問をぶつけたことがあります。彼女の反応もその時の私と同じで、う~んと考え込んでしまい、返事がなかったのを思いだしました。確かに好例があれば声を高くして、あげたいのですが、残念ながら思い当たらないのです。

また、よくこういった質問をされるとき、視覚障害者向けの
三越さんのネットショッピング教室をなさったようですが、いかがでしたか?やはりWebアクセシビリティにかなり配慮してリュニアルされたサイトなので、やりやすかったでしょう・・・と。みなさん、口をそろえて聞いてきました。でも答えは、素直に「YES」ではなかったのは、その時点(昨年のお歳暮)では事実でした。その後、変わってるかもしれませんが・・それは、なぜか?続きは後日書きたいと思います。

青森の視覚障害者のAさんから寄せられたメール

2005年04月27日 | Weblog
ハーモニーの馬塲です。
生徒のgmgmeさん、HTMLの感想ありがとうございます。

さて、今日はハーモニーの活動をあるメルマガで知り、メールでエールを送ってくださった青森のAさんのメールをアップしようと思います。

Aさんからのメール
「私はAと申します。青森市に住んでいる先天盲の者です。パソコンを始めて2年になります。大まかな利用環境は、まず本体はNECのタワー型、OSはME、スクリーンリーダーはPC-Talker、音声ブラウザーとしてボイスサーフィン、メーラーとしてユニメールをそれぞれ使っています。 さて、「ハーモニー」については、アメディアのメーリングリストと、メルマガ「ウェブアクセシビリティ入門」を通じて知りました。一通り拝見しましたが、Webアクセシビリティの問題と、真剣に向き合おうとの姿勢が感じ取れました。 今週の土曜日(23日)に、視障者を対象にしたホームページ作成体験教室が予定されてるとのこと。しばしば読みにくい、また希に読めないページにぶつかることがあります。私自身、自らのページ開設は考えていないものの、なぜ読みにくい、読めないのか、どうしたら快適に閲覧できるのかを知るには、HTMLタグを含め、たとえ難しくても、Webデザイナー向け情報を得ることが一番ではということに最近気づきました。特に晴眼者の手によるページに要望等を出す際に、例えば、全てのリンク項目にALTテキストを添えて欲しいなどと、具体的にお願いできるため立場を弱めずにすみますし、なにより私自身快適な閲覧環境を確保できるんですよね?ですから、こうした体験会があれば、受講料を支払ってでも参加したいですね。地方に住んでいるため思うようには行きませんが…。  それと、利用者の声が公開されていますが、blogの形になっていますね?
私もそうですが、大多数の利用者にとってblogは、なじみがなく、扱いにくいように思います。
また、Webアクセシビリティについての考え方は、立場によって様々だと思います。ですから、まだ一般的ではないblogよりは、誰でも自由に書き込め、どんな音声ブラウザーでも対応しているbbsのほうが望ましいと考えますが、いかがでしょうか? とにかく、みなさんの今後のご活躍に注目させていただきます。 では、失礼します。」

という、以上の内容のメールです。数年前は青森に住んでいる視覚障害者の方が、こうやってハーモニーのWebサイトの情報を得て、メールを下さるなんて考えられなかったことです。ましてWebアクセシビリティについて、きちんとご自身で意見をいえるよう、HTMLを勉強しようなんて!とてもこういった前向きな、視覚障害者の一般ユーザが増えてきて嬉しいと思います。
しかし、このblogをどうアクセシブルなものへしようか?もしくは掲示板に移行しようか?少し研究が必要そうです。ユーザの声に耳を傾けるハーモニーとしましては・・・

視覚障害者のための優しいHTML教室に参加して        gmgma

2005年04月27日 | Weblog
2日間行われた「視覚障害者のための優しいHTML教室」初級は、驚きの連続でした。
[HTMLってなんだろう]から始まり、XMLの考え方。HTMLはXMLでできていることなど。単語を分類して要素と属性で分けると言う受講前には思いもよらぬことをしました。
わたしは、一昨年グループで3Rに関するサイトを立ち上げました。
ホームページをワープロ感覚で作るソフトを使って、勿論画像も入れてデス。
だから全く知らないと言うことではありません。そんなこと考えなくてもホームページは作れたのです。
基本の基からHTML教室が始まりました。知らないことだらけで、面白くて時間の経つのを忘れます。
要素、属性を分けたらXMLの基本的な書き方を使って、自己紹介を作り初級を終えました。
もうこの講座にすっかり魅せられてしまいました。
上のクラスが出来ると聞き、即、申し込みました。

中級の視覚障害者の方は、熱心で実力のある方々でした。
画面が見えるアシスタントの方がタジタジとする質問もでました。

リンク先のURLの書き方を覚えたら、自己紹介のHTMLの最後に「隣人のページ」と言うリンクを作ります。受講生全員の自己紹介がリンクで繋がりました。拍手喝采です。2000リーダーで読み上げ(わたしは,ibmホームページリーダー)リンクで声が変わるなんて、視覚障害の皆さんと一緒の教室だから知ることです。とても楽しいお仲間との共同作業でした。アシスタントとしてお役に立つより、得ることの方が何倍も多いと思いました。

受講していて苦しかったのは、マウスが使えないことです。
「せっかく視覚障害の人と一緒に勉強するんだから、他では味わえない経験をした方が良い」と馬場さんに云われ、マウスをパソコンの上に上げられました。
ネットワークに繋げ、目的のファイルに達するためにディレクトリの階層間を移動するのにマウスが使えません。出来た文書を保存するのにマウスで「ファイル」をクリックすることも出来ません。ホームページリーダーと2000リーダが同時に声を出し、読み上げ始めても打つ手が分りません。キーの存在すら気にしたこともないPauseなんて云うキーが活躍していました。

中級2日目のスタイルシート,JABAスクリプトで、授業は終了です。
色、フォント、jpegのことなど、視覚障害者には見えませんが、ホームページの体裁からは避けられない処理です。好みの色やフォントを書き、保存し、表示して、反映した結果の赤やグリーンなどの色を健常者に読み上げて貰います。

健常者も視覚障害者も一緒に勉強した楽しい教室でした。すばらし講師の先生でした。それにしても、教室に参加した視覚障害者の方の中に、人間の可能性を見せつけられ、圧倒された4日間でした。
WEBアクセシビリティが身近で、身に浸みた体験でした。
わたしはこの講座の続きが出来たら、又、申し込みますね。きっと。

視覚障害者と共に学ぶHTML教室を終えて

2005年04月25日 | Weblog
ハーモニーの馬塲です。

先日このblogにもアップいたしました、視覚障害者のプログラマーの方を講師に、視覚障害者と健常者が共に学ぶHTML教室第2弾2日間がついに終了しました。健常者だけで学ぶ教室であれば、きっと今回の10倍も楽に、そして早く進むのだとは思いますが、なかなか、お互いに初めてのことだけに、大変なことも多く、進み方はかなり少しずつでしたが、やはり素晴らしい経験だったと思います。チャンスがあれば、また実施したいと思っています。また、中学校などの初期の段階でwebサイトを作る実習現場などでも、早くからこういった経験をしながら基本的な勉強をきちんとすると、Webアクセシビリティのことが自然と理解できるのかな~と思いました。こういった試みはとても面白いかと思うので、ぜひそんなお誘いがあれば、ハーモニーに声をかけていただけたらなんて思ったりもしています。今回参加した健常者の方2名は、既にホームページビルダーなどを使い自分のWebサイトを持ってる方でしたが、まったくHTMLタグの基本も知らない状況で制作していたので、本当に目から鱗体験だったようです。ほとんどの一般の方はほとんどがこのような状況なのだと思います。

講座の最後は、CSSの簡単な概念について勉強し、実際にフォントと色を変えてみたりしましたが、視覚障害者にとっては変化しても画面上はまったくわからないので、アシストをしながら勉強を共にした人が、「あっ無事に指定した文字が赤になてますよ」「フォント大きくなりましたよ」と言うふうに、状況を教えてあげながら進めました。講師も視覚障害者にとってはCSSは実感が湧かずつまらないかも知れませんが、概念的なものを理解するために、カリュキュラムに入れたみましたということでした。受講した視覚障害者は、それぞれ今後自分でWebサイトを作ってみる目的を持ってる為、かなり大変な勉強でしたが、熱心に4回もの講座を受講なさいました。そして早速、「私もCDを買いたい」というタイトルで、この前のblogにメッセージを寄せてくださったKさんは、blog文章中にリンクのタグを手書きで書き、使えないソニーミュージックにリンクを貼ってみました。

わたしも、早くもKさんがこのようなことができるようになり、とても「嬉しい~」の一言です。
Kさんは、英語をもっと覚えないとタグはかけないと、今後、英語の点字にもチャレンジなさるそうです。なにか一つにチャレンジし、良い体験ができると、またどんどん新しいことへの興味が湧くので、人間にとって、チャレンジは大切なことですね。明日は、青森の視覚障害者の方から寄せられた、素敵なメールを紹介したいと思います。

私もcdを買いたい

2005年04月23日 | Weblog
ハーモニーの馬塲です。昨日に引き続き、視覚障害者のKさんからネットショッピングについてのメールが届いたので以下へアップします。

Kさんからのメール
「パソコンで好きな曲を1曲だけ買うことが出来ると聞き、カラオケの好きな私は前から森山直太朗のさくらを覚えたいと思っていたので、検索して捜してみることにしました。最初はソニーミュージックを検索で出しましたがエンターしたとたんに、賑やかに歌が聞こえ、終わりそうになると次々と始まりうるさいくらいです。若者はたのしいのでしょうね。あわてて止めようとしましたがどこを押しても音楽が止らず思わずaltf4でホームページリーダーを終了してしまいました。今度はタワーレコードで検索してみました。リンクに入っていろいろ捜しましたがアルバムは買えそうですが1曲というのはないようです。このように使いにくいサイトというのではなく、欲しいものをどのように検索したら目的のものを捜せるかというのも必要なことなんですね。もう少し研究しないとだめなようです。後日購入することが出来たらまた報告することにします。」

ということです。裏技を編み出したり、かなり研究をしないと買えないネットショッピングが多いのは、視覚障害者にとったら、当たり前なのだ・・と思い込でる方が結構多いようですが、努力する側が違うような気もするでもないな~とちょっと思う、ひどいページが存在することも多いのが現状です。あとで、わたしも上記サイトを覗いて見よう。

私のネットショッピング

2005年04月23日 | Weblog
ハーモニーの馬塲です。今日はハーモニー会員のKさんからのメールをアップしたいと思います。

Kさんからのメール
「視覚障害者のKです。主婦やってます。福岡で地震のあった時に、あるMLで投稿があり、外出中に「充電たまご」を持っていてとてもよかったとの話題があり、おや、これはどんなものだろう?このところの地震には私も怖い思いをしてるところですから、関心を持ちました。どんなものか知りたいと思っていたらURLを流してくれましたので早速アクセスしてみました。そこはキャンプ場でアウトドア用品を売ってるお店のようです。アウトドア用品に入ったら「ニュー手回し充電たまご」のリンクがありましたのでエンターで入りました。詳しい説明があり、これは何て便利なものだろうと、すぐに欲しくなったので購入することにしました。カゴに入れる出エンターして次々と入力していきましたが、問題なくうまくいきました。音声でしっかりといってくれるので迷うことがありませんでした。品物が届いてから良い買い物をしたとうれしくなった程です。教えて下さった方に感謝ですね。一つ残念だったのは私が購入した時はセール中だったらしく後から欲しいといった友達がアクセスしたらセールが終わっていたようです。他のサイトでも置いてあるようですが私の購入した代金よりは少しお高いようなので、友達に恨まれてます。品切れにもなってるようでまたセールをやらないかと心待ちにしている今日この頃です。」

結構、上手くネットショッピングを利用している視覚障害者のかたも増えてきたんですね。


使えないサイト・・・

2005年04月22日 | Weblog
ハーモニーの馬塲です。
さて、昨日に引き続き、視覚障害者の学生M君から、今度は「使えないWebサイト」のメールが届きました。
届いたメールは以下です。

M君からのメール
「今日はアクセスしたくてもなかなかそれができないでいることを書きたいと思います。時々UCCのホームページなどを覗いてみたりするのですが、どのような缶コーヒーの種類があるのかをぱっと音声で聞いて確かめることはなかなかできません。缶コーヒーはよく飲むので、できればその種類や詳しい中身のことなども知りたいという興味があるのですが、なかなかそれをかなえるのは難しいのが本当のところです。」
UCCのホームページアドレス

このメールを読んで改めて、視覚障害者のユーザのWebサイトの閲覧は、目が不自由でないものとは少し違う、情報を得るためにフル回転のニーズがあるのを感じました。コンビニにいっても、自販機の前に立っても、コーヒーの新製品が出ていたとしても、わからないのが現状なのです。そういった時に事前に情報を得ることができる頼もしいツールがWebサイトなんだな~と少し考えさせられました。そんな時、そのサイトがアクセス不能だったらどうだろう。とにかく、UCCのWebサイトへアクセスしてみることにしましょう。どういった理由で見れないの?ということで、IBM・HRRで私も覗いて見ました。TOPページから主なメニューに画像が貼り付けあるだけで書かれてるリンク文字を読まないことに、まずビックリしましたが、とりあえず読み上げてくれる製品情報→ドリンクとたどっていくと、確かに缶コーヒーの商品のカタログが出てきます。そのあと、例えば「UCC無糖ブラック」の詳しい内容が知りたいとアクセスしてみました。そうすると、耳慣れたCMソングが流れているだけで、あとは「オブジェクト」「オブジェクト」最後に「このサイトをご覧になるには、最新版のMacromedia Flashの最新バージョンが必要です。ダウンロードはこちらから 」とだけ書かれているだけでした。確かに意味がわからないのも頷けまします。そのほかの商品説明もあらかた、gif、gifとしつこいくらい読み上げ意味がわからないものが多いようです。
M君は、UCCの缶コーヒーが好きなのに・・・悲しいかなですね。


使えるサイトは・・・

2005年04月20日 | Weblog
ハーモニーの会員の視覚障害者のM君から、よく使っているネットショッピングサイトについてblogにアップしていただけますか・・というメールで以下の文章が届いたので、アップします。彼は現在、教員になるため勉強中の学生です。

M君からのメール
「今日は私がよくアクセスしているサイトについて少し書きたいと思います。そのサイトは「アマゾン」のサイトです。このサイトで買い物をすることができますが、勿論、電化製品やいろいろなパソコンソフトなど幅広く検索できるので、楽しく閲覧できます。検索したいカテゴリーの所でエンターキーを押していけば自然と目的の所にたどり着けるので、アクセスする際、この点が最も評価できるかなあと個人的には思っています。そして、実際に品物を買った人の声が「お勧め度」という形で載っている物もあるので、買い物をする場合に参考にすることもできますよ。」

ということです。ママゾンはたまに、私も使っていますが、確かに商品を購入するまでのナビゲートが上手いと思う。(ユーザビリティが良いということかな・・)そして何より手にするまでの時間もスピーディーな他に、フォローもすごい。今、発送しました・・などと、途中の状況もメールにお知らせしてくれます。そして、1度購入すると、その後も「お薦め商品」ということで、その人に合った本をセレクトしたメールまでご丁寧に届きます。まったく、すごい考えられたサービスだ!と一人感心させられます。さすがネットショッピングが進んでいる国からやってきたものは違うわ~などと。日本のネットショッピングサイト及びサービスは、なかなかトータルでこんなにスマートなシステムがないように思います。Webアクセシビリティに配慮して全面リュニアルなんていっても、実はお買いものするサイトの1部で、入り込んで見ると、会員登録や支払いなどトータルでの流れは、旧来とほとんど変わっていなくて、使いづらい物が多いように思います。特に「コンビニ払い」は超問題!!またこのへんの事については別途書きたいと思っています。

M君は明日は、逆に「使えない」Webサイトについてレポートしてくれるということです。ほんとこれ何???と、最初のページからぎょっとするWebサイトもまだまだ多いのが現状だと思います。

発見の連続!視覚障害者と学ぶHTML講座

2005年04月18日 | Weblog
こんにちは、ハーモニーの馬塲です。

ハーモニーでは先日から、視覚障害者の方とアシストなさる一般の目の見える方とが一緒に、全盲のプログラマーで活躍中のKさんを講師にお招きし、初めての「視覚障害者と健常者が共に学ぶHTML教室」を実施しています。さて、どうやって、全盲の講師が6台もあるPCの生徒達10数名の記述したHTMLを見て教えるのか?普通の方は不思議に思うかも知れませんね?KさんのPCとすべてのPCをネットワークで結び、KさんのPCへそれぞれの情報を送るのですが、それをKさんは、オランダ製のALVAの点字ディスプレーを設置したPCで読み取るのです。手ですべてを読み取るので、視覚で追うよりより正確に間違いを探し出します。この教室を実施する前は、果たして目が見える方と見えない方でHTMLを勉強していくことが成り立つのか?どんな感じなのかまったくわかりませんんでしたが、実際に実施してみて、本当にお互いの理解にとても結びつく発見多い素晴らしい講座になりました。口で言われるだけでは実感としてわかりづらいWebアクセシビリティなサイト構築を学ぶ絶好なチャンスになります。お互いの感じ方がストレートに理解できるのです。では、発見の例では、
*今まで視覚障害者の初心者ユーザはタグの<title>の内容は画面に表示されているのだと思っていて、また逆に目の見える方は、そんなものは画面には隠れているので、読み上げていないと思っていました。
*h1,h2・・の見出しタグの件でも、これが記述されてるところが、ホームぺージリーダーなどでは区別された音声で読まれ、見出し読みで主な見出しを読む時には、見出しをたどっていくようになっていることを改めて発見した視覚障害者も多かったようです。そして見える方はかたは、単に文字を大きく目立つようにしたいということだけで、見出しタグを使うのではないと言うことをしっかり理解したようです。

この教室の続きは、今週の土曜日にあるのですが、いよいよスタイルシートのついても触れるので、とても楽しみです。