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女性が輝く時代?

2016年07月26日 | コラム
輝く女性になるために、自分らしく働くために、美しく生きるために。

最近、これらを実現するためのワークショップや、実現した人たちの記事を多く見かけます。
もちろん、素晴らしいことなんだけど、それってどうやって回答を見つけるのが「らしい」のかな。

☆ 輝く女性になるために。
女性が輝いて仕事ができるような世の中にしよう、と思うなら「女性」を意識することのない状況になるのがいいと思う。「女性なのに頑張ってる」「仕事も主婦業も両立させてる」「男性に負けてない」そんな言葉がいらない世の中になるといい。(普通って何よ、と言われそうだけど)「普通」に扱ってくれたらいいのです。性別も含めた「個人」の得手不得手、向き不向きにあった仕事にそれぞれが全力で向かえばいいこと。男性も女性も関係なく、(その分野で)優秀な人は、周りを納得させる、または感心させる結果を出すだろうし、そうじゃない人はそれなりに。「女性が輝く時代」を無理に創りだすと、そのうち「男性だって輝きたい!」ってことになりますよね。無理に輝かせようとしてくれなくてもいいのです。ただ普通に、女性だからという特別扱い(良くも悪く)をせずに普通にいさせてください。そうすれば、私は私らしく輝けますから。

☆ 自分らしく働くために。
時代の流れに逆らえなかったこともあるし、よりよい状況(役職や報酬、通勤時間、労働時間)を求めたこともあるけど、ほとんどが自分で選択してきた人生なので、私にとっては今の働き方が「自分らしい」のでしょうね。人それぞれ、たとえば親にならないという選択や、仕事と子育てを両立させる、子育てに専念するという選択が「自分らしさ」の一部なのじゃないかしら。「自分らしく働く」って、どういうことなんだろう? 今の状況を変えたい=自分らしくないってことでしょうか。自分にとってのプライオリティって、自分でわかってるよね? 今の自分を「らしくない」と否定するのではなくて、どんどん変化していく「らしさ」を自分の方法で手にしていけるような働き方をしたいと思っています。

☆ 美しく生きるために。
美しい年配の方を見かけると目が話せなくなります。所作にでる丁寧さや品の良さや笑顔の優しさは、外見の美しさをはるかに超えた魅力です。そして、そういう方たちは外見も美しい。単純に造作が美形だとか、お洒落をしているというのではなくて、自然な美しさをまとっています。もちろん、年齢より少しでも若くみられたいとか、いくつになっても綺麗と言われたいというのは、だれもが持っている気持ちでしょう。私だって、そのために(すこしの)努力はしているつもり。でも、盛りすぎ、やりすぎには美しさは感じません。私にとっての「美しく生きる」は、丁寧に生きる、小さなことを大切にするっていうこと。そんな風にして、自然な美しさを醸し出させる日がくることを祈りながら、日々丁寧に、丁寧に。


で、何が言いたいかっていうと、「無理はしないで」ってこと。輝きたい(輝いてるねって言われたい)、自分らしく働きたい(頑張ってるねって言われたい)、美しくなりたい(綺麗ねって言われたい)と思うあまりに、無理をしてる人が増えてるなあって思うのです。40代、50代に。輝いてるね、頑張ってるね、綺麗ねって言葉は、言葉どおりのときもあるし、無理が見えてるよって意味のこともあるのです(たぶん)。





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