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日々是ほぼ好日

小さな幸せを探して、好奇心満載の毎日。

食べて、飲んで、歩き疲れて (ベニス編)

2010年10月19日 | 旅行
ベニス、ヴェニス、ベネチア、ベネツィア。
そのときどき、物語でしっくりくる呼び名が変わりますね。

べニスと言えば、ベニスの商人。
「肉を切り取ってもいいが、1滴の血も流してはいけない」
小学校の教科書にあったその物語の印象は強烈だった。

数年前に、ロイヤルシェイクスピア・カンパニーのグレゴリー・ドーラン演出、藤原竜也主演の「ヴェニスの商人」を観た。子供の頃にはわからなかった(割愛されてた?)ユダヤ人とキリスト教徒共存の難しさが迫ってきた。まさにシャイロックの悲劇。

舞台は一番後ろの席だったけど、ポーシャへの求婚者の声がすごかった。こんな数分の出演にも、すごい配役がされているのかと驚いてもう一度観にいった。2回目はステージから6列目。もう一度驚いた。数分の出演の求婚者2名も藤原竜也が演じていた。


ヴェニスの話。

ローマからユーロスターで4時間かけて到着。想像よりも小さな街。ここでもガイドブック片手に疲れるまで歩きました。

やっぱりゴンドラには乗りますよね。
陽気なゴンドラーニが楽しく話してカンツォーネを歌ってくれる・・・のは別料金。
ほぼ無言ですすんでいきます。そして、とても混み合っているのです。



なんだかねえ。ロマンチックな情景を期待したわけではないけれど、この渋滞はねえ。
とはいえ、その渋滞の原因になっているのですが。

運河というか、運河の路地みたいなものが建物の間にたくさんあります。
これは、宿泊したホテルの窓からの写真。話し声がすると思っていたら、それは出勤風景でした。



ホテル近くの地上の路地も、もちろん味わい深い。



「旅情」でキャサリン・ヘップバーンがエスプレッソ(だと思う)を飲んでいた、サン・マルコ広場。8ユーロの音楽料がチャージされましたが、雰囲気はとてもいい。
なんだか聞き覚えのある曲だと思っていたら、「瀬戸の花嫁」でした。各国の人がいるので、それぞれの国の曲を演奏してくれているらしい。ここで聞く瀬戸の花嫁は別物でした。



そしてやっぱりパスタとピザとワインのランチ。



今回の旅行のキーワード、早起き。



人もゴンドラも少なく、輝く朝日が今日もいいことありますよって言ってくれてました。

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