かつての産業道路といえる銀の馬車道について、その存在を伝える様々な歴史的遺物があります。生野橋の西詰の土手に据えられた馬車道修築の碑はその一つです。今ではその場所は小さな公園になっていて、銀の馬車道や日本遺産についての案内板が設置されています。リアルな馬車のモニュメントがその存在を解りやすいものにしています。そこに歴史的な文化交流を伝えるバラが植栽されています。絆のバラという案内板と共に、数株のバラが花を咲かせています。手入れが難しいとされるバラの花はすぐに虫の害を受けるようです。美しい姿を長く維持するのが難しいのでしょう。訪れる度に、撮影を試みていますが、大きく育ったナンテンの脇で、淡い色のバラの花が数輪、可憐な雰囲気を伝えています。
30秒の心象風景28021・絆のバラ~銀の馬車道
https://youtu.be/EfVlXCWFt30