身近な自然。中庭に植えられた樹木です。クスノキも新緑で明るくなりました。生態系を理解する基本事項にバイオームというのがあります。その基になるのは植生で、最も発達しているのが森林ということになっています。樹木が育っているということです。日本のような気温と降水量のところでは、森林が育つというのですが、その樹木の種類から、亜熱帯多雨林、照葉樹林、夏緑樹林、針葉樹林に分けられ、照葉樹林の代表として紹介されるのがクスノキです。照葉樹は通常では、年中葉をつけている常緑樹になるので、落葉の印象は少ないですが、初夏には新緑になっていることを実感しました。樹木の下は落ち葉だらけで、枝には淡い緑色の葉がいっぱいついているのです。葉は入れ替わっています。夏緑樹と同じように若い新たな葉でエネルギーを捉えるのです。
30秒の心象風景28005・若葉と落葉~クスノキ~
https://youtu.be/KZpOt6tLnrY