映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

4311-開山堂への道

2024年05月29日 | 30秒の心象風景

 播磨の天台六山と呼ばれる古刹寺院では、本堂を過ぎて、より深く山に向かったところに開山堂があります。そのためでしょう奥の院と呼ばれていることが多いようです。八徳山八葉寺も、本堂脇の道をより深く山に入ったところに開山堂がありました。妙徳山神積寺では、それほど奥深い場所ではありませんが、本堂脇をより奥に進んだ場所に開山堂があって、地元の人は奥の院と呼び習わしています。増位山随願寺の開山堂も本堂脇をより深く進んだ場所にあります。それらに比べると、法華山一乗寺の開山堂はかなり奥深い場所になるでしょう。石造の厨子を備えた石仏が並ぶ参道が続いています。石仏にお参りしながら進んでも、その参道の半分ほどしか進んでいないのです。石仏に見送られながら、さらに長い坂道を進むことになりますが、なかなか開山堂らしき建物は見えてきません。

30秒の心象風景27915・池の周りに~法華山一乗寺~
https://youtu.be/sFPPb6ENkZY

 

 


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