三木市の金剛寺にある金属五重塔は、平安時代に描かれた貴重な仏画の金栗王塔を立体的に再現したもののようです。明治時代の神仏分離政策で、廃寺となった大寺院(奈良の永久寺)の宝物が流出し、多くが失われたのです。この塔の基になった仏画も今では美術館で保管されているものだと知りました。その仏画からの再現という意味では、特別な意味を持つものと言えるでしょう。また、金属五重塔は珍しい建造物、仏塔といえるのではないでしょうか。高さは20m、金属製なのでその重量の表記もありましたが、60tです。鉄と青銅、ステンレスでできているようです。
30秒の心象風景27814・金属五重塔~如意山金剛寺~
https://youtu.be/xkX8Q0TWNZ4