映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

4308-舞台撮影

2024年05月26日 | 30秒の心象風景

 音楽会を中心とした舞台撮影の依頼を受けて、続けること20年以上になります。現状の機材になったのは、およそ10年前でしょう。機器の進化が激しく、映像の規格がどんどん変わり、記録メディアもどんどん変わって行きました。最も大きかったのは、全てデジタル化が進んだときです。フラッシュメモリと言われるものに記録するようになって、省エネルギーとなり、小型化も進み、廉価で簡単に扱える機器になったのです。スマートフォン1台でほぼ何とかなるのです。本当の意味で見応えのある舞台撮影を行うのとは別の価値観で映像を見るのが当たり前になってきています。動画ならではのカメラワークの重要度に気づかなくなっているのです。編集作業で、模擬的なカメラワークが実現できるということもあるからでしょう。しかし、目の肥えた視聴者の要望に応えるには、まだまだ基本的なカメラワークは重要です。そのためには、三脚とモニターは必須で、熟練の経験と技もそれによって生かすことができます。

 

30秒の心象風景27899・機材設置とリハーサル~舞台撮影~
https://youtu.be/Z0fqd2OBwas

 

 

 

 


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