そういえば狸、描いてこなかった。
いつも交通量の多い道を通って小さなバイクでTuKuRuに出かけている。
先日の台風で斜面のなんらかの補修が必要になったのか、溜池に向かう入り口が工事車両や人で、わさわさしていた。
黒いビニールに入れられた大きな大量の土嚢は、少し不気味だ。
その先の藪の中から出てきたのだろう狸が、今にも道路を横断しようとしている。
彼が目指しているその先は、高い壁がそそり立っている。
走ってその場から逃げられたとしても、その高い壁は彼には登れないだろう。
それよりも、この道を横断するなんて芸当はできっこない!
走らないで!と、祈りながら彼の前を通り過ぎた。
その道を今日これから通る。
無事であってほしいと願いながら、痕跡を探すだろう。
野生のたぬきを私は初めて見た。意外とスリムで可愛かったな。
おはようございます。
昨日の楠公さんの手作り市は、いいお天気でしたね。なんだか久しぶりのような感覚。
雨の心配の多い1日でありますが、昨日は全然そんなことなかったですね。
年内最後のご挨拶に仕上げていった作品も手渡し出来た方も、お目にかかれなかったかたも。
また春になって、体も楽になったら出展を考えています。3月に復帰できることを願って。
その間でも、元町6丁目のTuKuRuには行ってますよ!火曜日・木曜日。金曜日。
来年は、どんな形で作業するかは、まだ考え中です。
当初2年間はなにがあっても通い続けると意思を固めて通い詰めたTuKuRuも、もうすぐ2年。
最初は週4日通っていました。
体が痛い苦痛と、世間と交わってない恐怖と不安から解放されるために選んだ場所。
作業場を探していた私に、声をかけていただいた。
毎日出かける場所がある、誰かがいる安心感が、少しづつ体を楽にしていってくれた。
そうそう、まずは出かけることを目標においていた。
制作時間が減るのは覚悟していたけど、それ以上に誰かと会話を交わすことの意味に希望を持って。
痛くなったり、元気になったりのくりかえしだけど、もうそろそろ目標の2年。
その間に作業場は探せなかった。そして、自分の実力というやつも把握できた。
そして世の中っていうやつもものすごいスピードで変化していっている。
小さな水たまりで溺れている自分が滑稽でたまらない。