広島県庄原市西城町にあるJR西日本の平子駅は、備中神代駅から三次駅を経て広島駅に至る全線単線非電化の芸備線(159,1km)の駅として、1952(昭和27)年2月1日に開業しました。
単式ホーム1面1線のみを有する無人駅です。
かつては開業時に建てられた木造駅舎(旧駅舎)がありましたが、1994(平成6)年に新しい簡易駅舎に建て替えられました。
平子駅が属する芸備線は、かつては木次線とともに山陰地方と山陽地方とを結ぶ陰陽連絡路線として機能し、急行「ちどり」「たいしゃく」「みよし」などの優等列車も運行されていましたが、山陽新幹線と接続する伯備線の特急列車網の整備などにより陰陽連絡路線のメインルートから外れてからは、急行列車も次々に廃止され、現在は普通列車・快速列車のみの運転で沿線の通勤・通学輸送が主体の路線となっています。
<平子駅の年表>
・1952(昭和27)年2月1日:国鉄芸備線の駅として開業
・1972(昭和47)年9月1日:荷物取扱い廃止、駅の無人化(簡易委託)
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
(駅 名 標)
(旧駅舎・ホーム側)
(平子駅旧駅舎)
撮影年月日:1993(平成5)年10月28日