大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

山陽電鉄 荒井駅!

2019年03月15日 | 

兵庫県高砂市荒井町にある荒井駅は、神戸市長田区の西代駅から山陽姫路駅までを結んでいる山陽電鉄本線(54,7km)の駅です。 もともとは神戸姫路電気鉄道の駅として、1923(大正12)年8月19日に開業しました。

6両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。
木造駅舎が上りホーム(神戸方面行きホーム)側の姫路寄りにありますが、神戸寄りに地下の改札口(南口)もあり、お互いのホームは地下コンコースで連絡しています。

かつては当駅の南側に、山陽電鉄本線と沿う形で国鉄高砂線(1984年11月30日限りで廃止)から分岐したキッコーマンへの専用線がありましたが、現在は道路として整備されています。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は9,338人で、これは山陽電鉄の全49駅中5位です。

荒井駅が属する山陽電鉄本線は、神戸と明石・姫路間の都市間輸送を行っていますが、JR西日本の山陽本線(JR神戸線)とは全線で、特に山陽須磨駅~山陽明石駅間では完全に並行しており競合状態にあります。

  <荒井駅の年表>

 ・1923(大正12)年8月19日:神戸姫路電気鉄道の駅として開業
 ・1927(昭和2)年4月1日:神戸姫路電気鉄道が宇治川電気と合併し、同社の駅となる
 ・1933(昭和8)年6月6日:宇治川電気の鉄道部門が分離独立して山陽電気鉄道となり、同鉄道の駅となる
 ・1961(昭和36)年10月9日:急行の停車駅となる
 ・1967(昭和42)年10月18日:折返線を撤去
 ・1968(昭和43)年2月:ホームの延長工事完成
 ・1984(昭和59)年3月25日:急行列車の設定が消滅
 ・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災で全線が不通になったことにより、営業休止
 ・1995(平成7)年1月18日:山陽明石駅~山陽姫路駅間が運転再開したことにより、営業再開
 ・2006(平成18)年7月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2008(平成20)年2月:直通特急の停車に向けホームの延伸工事開始
 ・2008(平成20)年4月14日:直通特急の一部が停車するようになる
 ・2009(平成21)年3月20日:ダイヤ改正で直通特急の停車時間帯を拡大し、山陽特急の一部も停車するようになる
 ・2011(平成23)年3月1日:駅構内の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
 ・2013(平成25)年2月12日:当駅姫路方の神鋼前踏切において阪神梅田ゆき直通特急がトラックと接触する事故が発生して東二見~飾磨間が運休したことにより、営業休止
 ・2013(平成25)年2月14日:営業再開
 ・2014(平成26)年3月21日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
 ・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(神戸方面を望む)

 
(姫路方面を望む)

 
(荒井駅駅舎)


 撮影年月日:2016(平成28)年7月18日



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