大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

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旧国鉄池北線 小利別駅!

2015年08月04日 | 

北海道足寄郡陸別町にあった小利別駅は、根室本線の池田駅と石北本線の北見駅とを結んでいた全長140.0kmの旧国鉄池北線の一般駅として、1911(明治44)年9月25日に開業しました(開業時は網走線に所属)。

かつては千鳥式に配置された相対式ホーム2面2線を有し、列車交換も行われていました。 また、この駅からは木材も多く搬出されていたので貨物ホームや引込み線もありましたが、その後の貨物取扱い廃止と駅の無人化により、北海道ちほく高原鉄道に転換時には単式ホーム1面1線のみでした。
国鉄時代の1968(昭和43)年10月1日に建てられた木造駅舎は、第3セクター鉄道に転換後の1990(平成2)年12月17日にコミュニティー施設を併設した駅舎に建て替えられました。

小利別駅が属していた国鉄池北線は、1987(昭和62)年4月1日の国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に引き継がれ、さらに1989(平成元)年6月5日に第3セクターの北海道ちほく高原鉄道に転換されますが、2006(平成18)年4月21日に同鉄道が経営悪化で廃止されたことにより、小利別駅も廃駅となりました。

 <小利別駅の年表>

 ・1911(明治44)年9月25日:旧国鉄網走線の一般駅として開業
 ・1961(昭和36)年4月1日:路線の呼称変更により、池北線の駅となる
 ・1971(昭和46)年10月1日:貨物取扱い廃止
 ・1977(昭和52)年4月28日:荷物取扱い廃止 駅の無人化(運転要員のみ配置)
 ・1986(昭和52)年11月1日:交換設備を廃止 駅の完全無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる
 ・1989(平成元)年6月4日:北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の駅となる
 ・2006(平成18)年4月21日:北海道ちほく高原鉄道が廃止されたことに伴い、廃駅となる

 

 

 


 撮影年月日:1988(昭和63)年11月3日



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