兵庫県朝来市にあるJR西日本の青倉駅は、山陽本線の姫路駅と山陰本線の和田山駅とを結び、陰陽連絡路線としての役割も担っている全線単線の播但線(65,7km)の旅客駅として、1934(昭和9)年8月10日に開業しました。
単式ホーム1面1線のみを有する無人駅です。
開業時に建てられた木造駅舎(旧駅舎)は、1999(平成11)年3月に小さな簡易駅舎に建て替えられました。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は45人で、これは起終点駅を除く播但線の16駅中15位です。
この青倉駅は、播但線の途中駅では唯一、列車交換のできない棒線構造の駅です。
<青倉駅の年表>
・1934(昭和9)年8月10日:国鉄播但線の旅客駅として開業
・1949(昭和24)年9月15日:貨物取扱い開始
・1960(昭和35)年12月15日:貨物取扱い廃止
・1973(昭和48)年4月1日:駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1999(平成11)年3月:駅舎改築
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
(左はJR西日本の駅名標:右は国鉄時代の駅名標)
(和田山方面を望む)
(左は旧駅舎:右は現在の駅舎)
(現在の駅舎内)
撮影年月日:1991(平成3)年3月8日、2016(平成28)年3月13日