岡山県津山市にあるJR西日本の美作滝尾駅は、山陰本線の鳥取駅と姫新線の東津山駅とを結ぶ全線単線非電化の因美線(70.8km)の一般駅として、1928(昭和3)年3月15日に開業しました(開業時は因美南線に所属)。
単式ホーム1面1線を有する無人駅です。
開業時の1928(昭和3)年に建てられた木造駅舎が今も健在で、2008(平成10)年11月に文化庁から登録有形文化財に登録されました。
2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は59人です。
美作滝尾駅は「男はつらいよ」シリーズの最終作となった「男はつらいよ 寅次郎紅の花」の冒頭にも登場し、駅前にはその映画の撮影の記念碑が建てられており、駅舎内には山田洋次監督自身が書いた手紙や撮影風景の写真なども飾られています。
<美作滝尾駅の年表>
・1928(昭和3)年3月15日:因美南線の一般駅として開業
・1932(昭和7)年7月1日:線路名が因美線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
・1970(昭和45)年10月1日:貨物取扱い廃止
・1970(昭和45)年12月:駅の無人化(簡易委託)
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
(駅 名 標)
(東津山方面を望む)
(智頭方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(駅舎正面)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2006(平成18)年5月4日