大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

南海電鉄多奈川線 多奈川駅!

2016年02月26日 | 

大阪府泉南郡岬町にある多奈川駅は、全線単線の南海電鉄多奈川線(2.6km)の終着駅として、1944(昭和19)年6月1日に開業しました(開業時は近畿日本鉄道に所属)。

かつては頭端式の櫛形ホーム2面2線を有していましたが、後に北側のホームは使用されなくなったので、現在は1面1線の有人駅です。 ホームは、急行「淡路号」の廃止時に駅舎側の2両分を残して柵で塞がれています。
平屋の駅舎がホームの西端にあります。

2012(平成24)年度の1日の平均乗降人員は703人で、これは南海電鉄の全100駅中78位です。

多奈川駅は大阪府内で最も西に位置する駅で、多奈川線で唯一の有人駅です。

多奈川駅が属する多奈川線は、太平洋戦争中に重要な軍需工場だった川崎重工業泉州工場への資材輸送や従業員輸送用として1944(昭和19)年5月31日に開業した路線で、戦後は深日港から淡路島の洲本を結ぶ大阪湾フェリーや徳島を結ぶ徳島フェリーが発着していたので、これらの航路と接続する難波~深日港~多奈川間に急行「淡路号」も6両編成で運転されていましたが、その後、これらのフェリーはすべて廃止(又は休止)されてしまい、直通急行の「淡路号」も1993(平成5)年に廃止されました。

 <多奈川駅の年表>

 ・1944(昭和19)年6月1日:近畿日本鉄道の駅として開業
 ・1947(昭和22)年6月1日:近畿日本鉄道が路線を南海電気鉄道に分離譲渡したことにより、同鉄道の駅となる
 ・2006(平成18)年7月1日:ICカードPiTaPa・ICOCAの利用が可能になる
 ・2011(平成23)年4月1日:駅構内終日全面禁煙化

 
(駅 名 標)

 
(駅舎側からホームを望む)

 
(ホームから駅舎側を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(多奈川駅駅舎)


 撮影年月日:2010(平成22)年5月2日 



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