和歌山県日高町大字萩原にあるJR西日本の紀伊内原駅は、亀山駅から紀伊半島を海沿いに新宮、紀伊田辺を経て和歌山市駅までの384.2kmを結んでいる紀勢本線の一般駅として、1929(昭和4)年4月21日に開業しました(開業時は紀勢西線に所属)。
長い相対式ホーム2面2線を有する業務委託駅です。
1932(昭和7)年5月に建てられた木造駅舎が上りホーム(和歌山方面行きホーム)側にあり、下りホームへは跨線橋で連絡しています。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は399人で、これはJR西日本に属する紀勢本線の全55駅中25位です。
<紀伊内原駅の年表>
・1929(昭和4)年4月21日:国鉄紀勢西線の駅として開業
・1932(昭和7)年5月 :木造駅舎が竣工
・1959(昭和34)年7月15日:紀勢西線が紀勢本線の一部となり、同線の駅となる
・1968(昭和43)年9月21日:御坊駅~当駅間が複線化
・1968(昭和43)年9月28日:当駅~紀伊由良駅間が複線化
・1985(昭和60)年3月14日:駅の簡易委託化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーを廃止
・2015(平成27)年7月17日:台風11号による被害で新宮駅~和歌山駅間が不通になったことにより、営業休止
・2015(平成27)年7月26日:御坊駅~箕島駅間が運転再開したことにより営業再開
(駅 名 標)
(跨線橋から御坊方面を望む)
(和歌山方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(紀伊内原駅駅舎)
撮影年月日:2004(平成16)年12月23日