三重県鈴鹿市木田町にあるJR東海の河曲駅は、名古屋駅から亀山駅・奈良駅を経てJR難波駅に至る全長179.6kmの関西本線の木田信号場として、1928(昭和3)年7月1日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有する無人駅で、互いのホームは構内踏切で連絡しています。
かつてあった木造駅舎は国鉄末期の1986(昭和61)年2月に解体され、その後に貨車を改造した待合所が設置されていましたが、それも2008(平成20)年に撤去されてしまい、現在、駅舎はありません。
2018(平成30)年度の1日の平均乗車人員は303人です。
河曲駅が属する関西本線(JR東海に属する区間)は、愛知県から三重県の北勢・中勢地方を結び、名古屋駅~四日市駅間では近畿日本鉄道(近鉄)の名古屋線と並走しています。そして、名古屋駅 - 河原田駅間は紀勢本線に付随する路線と化し、伊勢・南紀方面に向かう快速や特急が通過する一方で、河原田駅~亀山駅間は通勤・通学輸送に徹しています。
<河曲駅の年表>
・1928(昭和3)年7月1日:国鉄関西本線の木田信号場として開設
・1949(昭和24)年3月1日:一般駅に昇格して鈴鹿駅となる
・1970(昭和45)年10月1日:駅の無人化、荷物取扱い廃止
・1973(昭和48)年7月10日:駅名が河曲駅に改称される
・1982(昭和57)年5月17日:八田駅~当駅~亀山駅間が電化
・1986(昭和61)年2月末:木造駅舎を解体
・1986(昭和61)年3月20日:貨車を改造した待合所を設置
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる
・2009(平成21)年3月14日:ホームが終日全面禁煙となる
・2018(平成30)年3月 :駅ナンバリングの導入
・2019(平成31)年3月2日:ICカード「TOICA」の利用が可能になる
(駅 名 標)
(踏切上から名古屋方面を望む)
(亀山方面を望む)
(河 曲 駅)
(ホームにある待合所)
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