大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

能勢電鉄 一の鳥居駅!

2020年03月05日 | 

兵庫県川西市東畦野山手1丁目にある一の鳥居駅は、川西能勢口駅と妙見口駅とを結んでいる能勢電鉄妙見線(12.2km)の駅として、1913(大正2)年4月13日に開業しました(開業時は能勢電気軌道)。

6両分の有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有する無人駅で、改札は高架下にあります。

2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は825人で、これは妙見線の全14駅中13位です。

一の鳥居駅という駅名は、この地が江戸時代から大正時代にかけて大阪・池田方面から妙見山への参拝客が通った参道の入り口にあたり、最初の鳥居があったことに由来しています。

一の鳥居駅が属する能勢電鉄妙見線は、もともとは妙見山の能勢妙見堂への参拝客を当て込んで建設された路線で、線形の悪い山間の路線を単行の小型車が行き交うようなローカル色の強い路線でしたが、1960年代に入ると沿線の宅地開発が進んだことにより人口が増加したことに伴ってニュータウン路線へと変貌を遂げ、現在では、能勢妙見堂の参拝客よりも、通勤・通学客の利用が主となっています。

  <一の鳥居駅の年表>

 ・1913(大正2)年4月13日:能勢電気軌道の終着駅として開業
 ・1923(大正12)年11月3日:当駅から妙見駅(後の妙見口駅)まで延伸されたことにより、途中駅となる
 ・1973(昭和48)年4月1日:国道173号拡幅により、平野駅~当駅間が塩川トンネル経由に切り替わったことに伴い、現在地に移転する
 ・1977(昭和52)年4月24日:平野駅~山下駅間の複線化に伴い、相対式ホーム2面2線となる
 ・1978(昭和53)年10月1日:社名が能勢電鉄に改称され、同社の駅となる
 ・1996(平成8)年3月20日:「スルッとKANSAI」対応共通磁気カードの自動改札機での取り扱い開始
 ・2004(平成16)年8月1日:IC乗車カード「PiTaPa」の利用が可能になる  
 ・2006(平成18)年1月21日:IC乗車カード「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2013(平成25)年12月21日:駅ナンバリングの導入
 ・2016(平成28)年6月10日:交通系IC乗車カード全国相互利用開始により、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(一の鳥居駅)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2019(令和元)年5月2日



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