大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

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今日は春分の日!

2015年03月21日 | 今日は何の日

今日は春分の日で、彼岸の中日です!

春分の日は、1878(明治11)年6月5日改正の年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム(太政官布告23号)で「春季皇霊祭」と定められ、宮中において祖先を祭る日となったのをきっかけとして、一般市民の間でも祭日とされました。 春季皇霊祭というのは、毎年春分の日に宮中で行われる歴代の天皇・皇后・皇親全ての皇祖の霊を祭る儀式で、宮内庁が公開している皇室の「主要祭儀一覧」には、“春分の日に皇霊殿で行われるご先祖祭”と記されています。

その後、1948(昭和23)年7月20日に施行された「国民の祝日に関する法律(祝日法)」により、それまでの春季皇霊祭は廃止され、新たに“自然をたたえ、いつくしむ”日として、「春分の日」という祝日に改められました。

春分の日の具体的な日付については祝日法にも規定されておらず、たいてい3月20日から3月21日のいずれか1日となります。 これはなぜかというと、春分の日は地球の赤道を天に延長したものが、黄道(太陽の通り道)と交わる春分点を太陽が通り過ぎる時間を含む日を指していますが、地球の公転は365日と6時間かかるため、毎年、春分点を太陽が通り過ぎる時間がずれていくからです。
従って、実際の各年の春分の日は、その前年の2月1日に国立天文台が作成する「暦象年表」という小冊子に基づいて閣議で決定され、官報で暦要項として公告されます。

ちなみに、国立天文台予測に基づく来年以降の春分の日は、次の通りです。
 ・2016(平成28)年=3月20日(日)
 ・2017(平成29)年=3月20日(月)
 ・2018(平成30)年=3月21日(火)
 ・2019(平成31)年=3月21日(水)
 ・2020(平成32)年=3月20日(木)


また、春分の日を中日として、その前後3日、合計7日間を彼岸といい、最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸の明け」と呼びます。 この彼岸の7日間には、お寺参りやお墓参りをして亡き人を供養し、家庭では仏壇を清めて精進料理やぼたもちをお供えするのが一般的な風習です。



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