鳥取県米子市淀江町にあるJR西日本の淀江駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して山口県下関市の幡生駅に至る全長673.8kmの山陰本線の一般駅として、1902(明治35)年11月1日に開業しました。
かつては単式ホームと島式ホーム2面の計2面3線を有していましたが、2003(平成15)年10月の山陰本線の高速化事業の一線スルー化工事によって旧3番線の線路が撤去されたので、現在は相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な無人駅です。
駅舎は1番線ホームにあり、互いのホームは跨線橋で連絡しています。
2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は442人で、これは起終点駅を含む山陰本線の全160駅中91位です。
快速「とっとりライナー」については、上り(鳥取方面行き)が全運転本数の半数以上が当駅に停車します。
<淀江駅の年表>
・1902(明治35)年11月1日:国鉄の一般駅として開業
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により山陰本線の駅となる
・1962(昭和37)年10月1日:貨物取扱い廃止
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1991(平成3)年4月1日:第2次鉄道部の発足に伴い、米子支社の管轄から鳥取鉄道部の管轄に変更される
・2001(平成13)年7月7日:駅の無人化
・2003(平成15)年10月1日:山陰本線の高速化事業の一線スルー化工事により旧3番線が撤去されたので、相対式ホーム2面2線となる
・2008(平成20)年6月1日:鉄道部制度の見直しに伴い、米子支社の直轄に変更される
(駅 名 標)
(京都方面を望む)
(淀江駅駅舎)
撮影年月日:2016(平成28)年9月8日