京都府綴喜郡井手町にあるJR西日本の玉水駅は、京都駅から木津駅までを結んでいるJR奈良線(34.7km)の駅です。
もともとは奈良鉄道の駅として1896(明治29)年1月25日に開業しましたが、その後、関西鉄道を経て国鉄奈良線の駅となりました。
相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な業務委託駅です。
駅構内には、1953(昭和28)年8月15日の南山城水害の時に玉川から流れ着いた巨石と水難記念碑、日本国有鉄道電化9000km達成記念碑があります。
2013(平成25)年度の1日の平均乗車人員は1,055人です。
この玉水駅は、2003(平成15)年3月15日のダイヤ改正から快速が停車するようになりました。
<玉水駅の年表>
・1896(明治29)年1月25日:奈良鉄道の駅として開業
・1905(明治38)年2月7日:奈良鉄道が関西鉄道と合併したのに伴い、同鉄道の駅となる
・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化されて、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄奈良線となり、同線の駅となる
・1953(昭和28)年8月15日:南山城水害で駅舎が流失
・1954(昭和29)年3月31日:駅舎再建
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
(駅 名 標)
(木津方面を望む)
(跨線橋から京都方面を望む)
(駅舎・ホーム側)
(玉水駅駅舎)
(駅 舎 内)
(国鉄電化9000km達成記念碑)
撮影年月日:2016(平成28)年1月9日