大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

越美北線 九頭竜湖駅!

2016年04月23日 | 

福井県大野市朝日にあるJR西日本の九頭竜湖駅は、全線単線非電化の越美北線(52.5km)の旅客駅として、1972(昭和47)年12月15日に開業しました。

単式ホーム1面1線のみを有する簡易委託駅です。
1987(昭和62)年10月に建てられたログハウス風の駅舎が今も健在です。

この九頭竜湖駅は福井県の最東端の駅で、道の駅「九頭竜」が隣接しています。

九頭竜湖駅が属する越美北線は、もともとは福井駅と美濃太田駅(岐阜県美濃加茂市)とを結ぶ鉄道(越美線)の一部として建設されました。 この越美線の計画は大正時代に練られ、旧国鉄は1934(昭和9)年8月16日に美濃太田~北濃間を越美南線(現・長良川鉄道)として開通させましたが、一方の越美北線は太平洋戦争や戦後の混乱にもまれて建設が遅れ、ようやく1972(昭和47)年12月15日に途中の九頭竜湖駅まで開通しました。
しかし、残りの九頭竜湖~北濃間27kmは、1980(昭和55)年12月27日に施行された国鉄再建法(日本国有鉄道経営再建促進特別措置法)の規定により工事は凍結されてしまい、結局、越美線としては全通しませんでした。

  <九頭竜湖駅の年表>

 ・1972(昭和47)年12月15日:国鉄越美北線の旅客駅として開業
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる

 
(駅 名 標)

 

 
(駅 全 景)

 
(九頭竜湖駅駅舎)


 撮影年月日:2006(平成18)年5月25日