怪力豆ごん 家事時々山登り (FC2ブログに移設しました)

登山歴6年目の主婦
日々の生活や趣味の山登りのことを書いてきました。
(2013年11月11日移設済)

今年はどうか・・・

2013-09-01 20:40:55 | 山関連
去年の夏山遠征(八ヶ岳)のことを思うと
今年の遠征で気になることが一つある

主峰赤岳 2899m 人は・・リーダーです
下に見える建物が宿泊した「赤岳天望荘」(2722m)

それは高山病です

去年アルプスデビューした私ですが
赤岳天望荘に泊まった次の朝
頭痛・吐き気で青ざめました

高山病なんて3000m以上の山で起こると思っていたので
まさかそれが高山病とは思っていませんでした
(リーダーは高山病では?と言ったのですが)

というのも
遠征2日前に車に乗っていて追突されていたからです

一応病院でも診てもらいました
異常なかったので遠征には参加

頭痛と吐き気は追突事故の後遺症かな?
と思っていたのですが
今読んでいる本に
高山病は標高2400m以上で発症 
と書いてあるので
私のは高山病だったのだ!と分かりました(遅すぎ

本によると
・脱水を起こしていたり
・疲労しているとき  にかかりやすく
・眠っているとき(呼吸が少なくなるため)に悪化しやすい そうです
原因は
高所特有の酸素不足、低圧と寒さ
高所では酸素が少ないので、体内に十分に酸素が取り込めず
さまざまな問題を起こす

去年はどうしたらいいかわからず
自分のできること、薬(痛み止め)を飲み何度も深呼吸をして
赤岳登山を始めたらいつの間にか治っていました

今年は高山病にかからないために
・水分をたくさんとる
・ゆっくり息をしながら歩く
・口すぼめ呼吸法をする
・寒くないように衣類の用意をしておく
を守って登りたいと思います 
果たして大丈夫か!?

水分をたくさんとる理由
 ・高所では空気が乾燥している上に、呼吸が増えるので
  体から水分が蒸発して脱水症状を起こすため
 ・喉の渇きを感じるセンサー機能も低下しているため
ゆっくり息をしながら歩く理由
 ・深く息をして肺の奥まで換気できるようにするため
  「ハアハア」息を切らせて歩くと浅い呼吸で息が苦しくなる
   酸素消費量も多くなり心肺への負担もさらに増す
口すぼめ呼吸法
 ・口をすぼめてゆっくりと長く吐くと
  自然と腹筋を使った腹式呼吸になり息を吸うときに
  深く空気がはいるようになる

  高所に強い人は、無意識にこの呼吸をしていることが多い
  (野口いづみ著 「山の病気とケガ」 山と渓谷社 から) 





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