お盆の思い出

昨日実家の墓掃除（参り）に行って
こどものころのお盆を思い出しました

私が小学生～中学生の頃
お盆には母の実家に皆が集まり
一緒にご飯を食べたり
墓参りに行ったりしていました

母は７人弟妹の一番上で
私は年下のいとこたちとよく遊んでいました

田舎のお盆は
最終日15日の夕方早くからお墓に行き
夜までそこで過ごします

私の記憶では
初盆のお墓には提灯をいくつもぶら下げ
お参りしてくれる人に料理のおふるまいをしていました

お坊さんが初盆のお墓を順番に回ってきて
お経を読んでくれていたような気がします

初盆でないところは
自分とこのお墓に線香をあげ
知り合いの初盆のお墓参りをしていたような
夕方から行っていたので夕飯はお墓で食べていたかなあ？
（子供だったからいい加減な記憶です）

夜8時頃にもなると
お墓でいとこたちと花火をしました

あちらこちらから花火のいろんな音
線香の香りと花火の火薬のにおい
よそより早めに墓を出て帰宅途中振り返ると
お墓がある付近は「ヒュ～ッ！パンパン」の音と
白い煙が立ち込めていました

夜に外出することのなかったあの頃
お盆は私にとって特別な日で
なんだかうきうきしていたことを思い出されます

実家のお墓のことは
古い実家に4歳ぐらいの時に住んでいただけなので
全然記憶にありません

父の定年退職を機に実家を建て替えて
両親が郷里に戻ったので
今の家は
私は住んだことがありません

だから愛着もないんですよね