ずーみん氏のアートが、八枚たまりました。
氏の解説ともに、お楽しみください。
初めて2枚組の作品が届きました。日付が前後しますが、まず御覧ください・
2024.01.23山形県余目茶屋町((あまるめちゃやまち)郵便局の風景印です。東田川郡庄内町余目沢田155
2024.01.15静岡県沼津岡宮(ぬまづおかのみや)郵便局の風景印です。沼津市岡宮999-7
《作品解説 (zoomin)
今回の切手はすべて2024年(令和6年)用の年賀切手で、額面63円のものです。川崎巨泉の描いた郷土玩具の絵(おもちゃ絵)から、干支の「辰」にちなんだものを図柄に選んでいます。額面84円のものも同時に発行されています。
①余目茶屋町郵便局の風景印には「夏宵まつり」で舞われる飛龍太鼓の龍と踊る人々がデザインされています。
デザイン書芸シリーズ『飛1の上半分』
これまでにも「太陽の塔」「秋刀魚」「シマエナガ」など、二枚続きの絵は何点か描きましたが、デザイン書芸シリーズでは初めての二枚続きの作品となりました。
百円ショップで購入した「天ぷら敷紙」に文字を書いて二枚に切り分け、それぞれをはがきに貼り付けています。ハングルで「鳥は飛ばねばならぬ 人は生きねばならぬ」と書き添えてあります。》
《②沼津岡宮郵便局の風景印は二匹の竜が外枠になった変形印ですね。地域の象徴である「門池」と門池公園の桜、富士山、鳥居がデザインされています。門池には二匹の竜伝説があるそうで、それをイメージした変形外枠になっているのでしょう。鳥居はよくわかりませんでしたが、県指定の天然記念物である大クスの木がある岡宮浅間神社を象徴しているのかな、と想像しています。
デザイン書芸シリーズ『飛1の下半分』
デザイン書芸シリーズ初の「2枚続き作品」です。百円ショップの「天ぷら敷紙」に書いた字を二つに切り分けてはがき用紙に貼り付けて作ってあります。上半分に「鳥は飛ばねばならぬ 日とは生きねばならぬ」とハングルで書き添え、下半分に印を捺しました。》
2024.01.22山梨県竜王((りゅうおう)郵便局の風景印です。甲斐市名取12-1
《③ 竜王郵便局の風景印にデザインされているのは、慈照寺山門と郷土玩具の竜神招福。 慈照寺は山梨県甲斐市(旧中巨摩郡竜王町)にある寺院です。山門は三間一戸楼門で、屋根は入母屋造、柿葺形の銅板葺です。県指定文化財のこの山門は、寛永16年(1639)の建立で、とくに蟇股の彫刻や木鼻、実肘木など細部には桃山時代の古い様式を残し、均衡の整った姿を見せる江戸時代初期の貴重な建築物です。(お寺の解説文を参照しました。)
山梨県の郷土玩具「龍神招福」は、昭和39年の年賀切手のモデルにもなった木製玩具です。
デザイン書芸シリーズ『望3』
「富貴と栄華を享受すれば 希望は叶うのか・・・」
書き添えてあるハングルは「희망가(希望歌/ヒマンガ)」という歌の歌詞の一部です。「軍艦島(クナㇺド)」という、長崎県の端島(はしま)を舞台にした韓国映画を通じてこの歌を知りました。カラオケ仲間でもあるN先輩とカラオケに行けば必ず歌うことにしている歌がいくつかあります。この歌は最近まで日本のカラオケには配信されておらず、歌うことができませんでしたが、今は歌うことができます。きっとこの歌も定番の曲になることでしょう。》
2024.01.29新潟県芦ヶ崎(あしがさき)郵便局の風景印です。中魚沼郡津南町谷内2090-13
《④ 芦ヶ崎郵便局の風景印は外枠が正八角形になった変形印ですね。苗場山を背景に、日本最大級の河岸段丘を配し、日本名水百選「龍ヶ窪」にまつわる竜伝説のイメージから、竜の姿をもデザインしたものです。
デザイン書芸シリーズ『月30』
「2月24日は正月大満月です」
この記事を書いているのは2月24日の午前ですが、昨夜(23日)は大変美しく月を見ることができました。すっきりと晴れた空にほぼ真ん丸の月が浮かんでいて、「日本の探査船が着陸したのはあの辺か・・・」などと思いをはせながら月の模様を飽きずに眺めていました。
「正月大満月」という名とは裏腹に、今回の満月は地球と月の距離からいうと、小さく見えるのだそうです。「今夜の月は小さいなあ・・・」と感じるほどではないのでしょうが、月も楕円軌道を回っているのだと聞かされて、そんなものかと納得しています。》
2024.01.29鳥取・赤碕(あかさき)県郵便局の風景印です。東伯郡琴浦町赤碕1206-5
《⑤ 赤碕郵便局の風景印には、船上山の屏風岩、赤碕港、港まつり、神崎神社の龍の彫刻が描かれてます。
デザイン書芸シリーズ『月31』
「青い空 明るい月の下 つらつら鑑みるに・・・」
「희망가(希望歌/ヒマンガ)」という歌の歌詞の一部を書きました。
韓国映画「軍艦島」を見た時に、エンドロールとともに流れるこの歌を聞いて心打たれました。映画は韓国で見ました。帰国してから色々調べました。日本の歌「真白き富士の根(七里ヶ浜の哀歌とも呼ばれる)」と兄弟のような関係にある歌であることもわかりました。カラオケでも歌いたいと思いましたが、最近まで配信されていませんでした。最近ようやく歌えるようになり、よろこんでいます。
余談ですが、韓国のお客さんたちは映画が終わるとさっさと席を立ち、退場していくようです。エンドロールで余韻を楽しむ、という風習はないように見受けました。気の早いスタッフなどは掃除を始めます。》
2024.02.02島根県蔵木(くらぎ)郵便局の風景印です。鹿足郡吉賀町田野原196-1
《⑥ 蔵木郵便局の風景印は、四角形の上の辺を西中国山地の山の稜線になぞらえた外枠の変形印ですね。大蛇ヶ池,大蛇ヶ池の竜と町天然記念物・一本杉がデザインされています。一本杉の根の部分も外枠部分にはみ出したデザインですね。
デザイン書芸シリーズ『夢16』
「この世は万事 春の夢の中 さらに夢見るが如し・・・」
「희망가(希望歌/ヒマンガ)」という歌の歌詞の一部を書きました。
カラオケ仲間でもあるN先輩とカラオケに行くことがたまにあります。韓国語の勉強もかねて韓国歌謡を歌うようにしているのですが、中でも「천년바위(チョンニョンバウィ/千年岩)」という歌や、「칠갑산(七甲山/チㇽガㇷ゚サン)」という歌が特に気に入っています。この「희망가(希望歌/ヒマンガ)」は長らく配信されておらず、歌うことができませんでした。最近歌えるようになってうれしいことです。
私はこの歌を韓国の映画館で初めて聞き、心打たれました。余談ですが、韓国の映画館ではかつて「のしいか」をよく売っていて、みな「のしいか」を食べながら映画を見たものです。ですから韓国の映画館は「のしいか」の匂いで充満していました。今では映画館は「シネコン」になっていて、いろんな映画を一つのビルの中で選んで見ることができます。食べるのも昔ながらの「のしいか」ではなく、キャラメルマキアート味のポップコーンだったりします。ロビーにはキャラメルの甘い香りが漂っています。》
2024.02.09静岡県岡崎(おかざき)郵便局の風景印です。袋井市岡崎3342-3
《⑦ 岡崎郵便局の風景印にデザインされているのは茶畑、龍巣院、龍、デンマーク牧場です。龍巣院の山門の龍の彫刻が素晴らしいものなのだそうです。見に行きたいものです。
デザイン書芸シリーズ『夢17』
「富貴と栄華を享受すれども 春の野の夢の如し・・・」
「희망가(希望歌/ヒマンガ)」という歌の歌詞の一部を書きました。
私は「軍艦島」という、長崎県の端島(はしま)を舞台にした韓国映画を通じてこの歌を知りました。この歌を歌っている動画がいくつもアップされていますので聞いてみてくださいね。
「希望」という歌詞が何度も出てきますが、決して希望にあふれた内容ではなく、希望は虚しいものだ、移ろいやすいものだ、夢のようなものだと歌っています。》
2024.02.14沖縄県宜保(ぎぼ)郵便局の風景印です。豊見城市字宜保22番地
《⑧ 宜保郵便局の風景印ですが、局がある豊見城市はハーリー発祥の地ということで、龍の頭がある爬龍船と、豊見城のご当地キャラクターの「アゴマゴちゃん」「トミッキー」をデザインしたものになっています。
デザイン書芸シリーズ『寿6』
「百年 長寿は成れど 朝には霧の如し・・・」
「희망가(希望歌/ヒマンガ)」という歌の歌詞の一部を書きました。
韓国映画「軍艦島」を見た時に、エンドロールとともに流れるこの歌を聞いて心打たれました。映画は韓国で見ました。帰国してから色々調べました。日本の歌「真白き富士の根(七里ヶ浜の哀歌とも呼ばれる)」と兄弟のような関係にある歌であることもわかりました。カラオケでも歌いたいと思いましたが、最近まで配信されていませんでした。最近ようやく歌えるようになり、よろこんでいます。
百年の長寿や談笑和楽、酒色にふけることも「希望」とは遠いものだ、と歌っています。春の夢のように儚い希望は、どうすれば叶うのでしょうか。》
【子規365日】■2月26日
蒲公英(たんぽぽ)やローンテニスの線の外 1898(M31)年
夏井いつき【子規365日】朝日文庫
イメージ
《蒲公英》の俳句
春の野辺に匂う花は、かずかずあるが、蒲公英もまた、春を告げる花として、誰にも懐しまれる。
葉は柔かく、薄緑の鋸状のギザギザがあり、大地にへばりついたようにして何枚も重なっている。
・蒲公英や激浪よせて防波堤 秋桜子
・蒲公英や鷺(さぎ)の日光御空より 茅 舎
・蒲公英や日はいつまでも大空に 汀 女
横田正知編「写真 俳句歳時記 春」現代教養文庫 より
谷口 幸璽さんのコメントです。
《タンポポ (谷口幸璽)
待ち受け画面にしたい、タンポポの写真。日がな一日、ただボーッと、いつまでも眺めていたい! 一番好きな花は? と聞かれて「裏の畑に咲いていたタンポポの花」と答える、私。まだ水道もなく、お風呂も石炭で沸かしていた時代です。我が家族が最も幸せだった子供の頃の思い出と重なっているのでしょう。今でもタンポポが群生していると、必ず立ち止まってしまいます。頭の中は故郷、札幌の琴似の風景です。現実は開発が進んで、住んで居た家も、何もかもが跡形もないのですが‥‥。》
Zoominさんのコメントです。
《たんぽぽ (zoomin)
たんぽぽの俳句で私がまず思い浮かんだのは
たんぽゝと小声に言ひてみて一人 星野立子
です。「小声に」を「小声で」と書いたものも見かけます。
私の中に「九州(福岡県行橋市)ではタンポポは白い花だった」という記憶があります。タンポポの花を絵に描くときに白色のクレヨンをにぎって描いた気がします。それがだんだんと黄色いタンポポが増えてきて、今では同じところで見るタンポポはみな黄色になってしまいました。白い花を咲かせるタンポポはなかなか見つけることができません。
落語では西行が鼓ヶ滝で詠んだ歌を添削される「西行鼓ヶ滝」という噺にタンポポが登場しますね。》
余目茶屋町郵便局の風景印には「夏宵まつり」で舞われる飛龍太鼓の龍と踊る人々がデザインされています。
デザイン書芸シリーズ『飛1の上半分』
これまでにも「太陽の塔」「秋刀魚」「シマエナガ」など、二枚続きの絵は何点か描きましたが、デザイン書芸シリーズでは初めての二枚続きの作品となりました。
百円ショップで購入した「天ぷら敷紙」に文字を書いて二枚に切り分け、それぞれをはがきに貼り付けています。ハングルで「鳥は飛ばねばならぬ 人は生きねばならぬ」と書き添えてあります。
デザイン書芸シリーズ『飛1の下半分』
デザイン書芸シリーズ初の「2枚続き作品」です。百円ショップの「天ぷら敷紙」に書いた字を二つに切り分けてはがき用紙に貼り付けて作ってあります。上半分に「鳥は飛ばねばならぬ 日とは生きねばならぬ」とハングルで書き添え、下半分に印を捺しました。
山梨県の郷土玩具「龍神招福」は、昭和39年の年賀切手のモデルにもなった木製玩具です。
デザイン書芸シリーズ『望3』
「富貴と栄華を享受すれば 希望は叶うのか・・・」
書き添えてあるハングルは「희망가(希望歌/ヒマンガ)」という歌の歌詞の一部です。「軍艦島(クナㇺド)」という、長崎県の端島(はしま)を舞台にした韓国映画を通じてこの歌を知りました。カラオケ仲間でもあるN先輩とカラオケに行けば必ず歌うことにしている歌がいくつかあります。この歌は最近まで日本のカラオケには配信されておらず、歌うことができませんでしたが、今は歌うことができます。きっとこの歌も定番の曲になることでしょう。
デザイン書芸シリーズ『月30』
「2月24日は正月大満月です」
この記事を書いているのは2月24日の午前ですが、昨夜(23日)は大変美しく月を見ることができました。すっきりと晴れた空にほぼ真ん丸の月が浮かんでいて、「日本の探査船が着陸したのはあの辺か・・・」のどと思いをはせながら月の模様を飽きずに眺めていました。
「正月大満月」という名とは裏腹に、今回の満月は地球と月の距離からいうと、小さく見えるのだそうです。「今夜の月は小さいなあ・・・」と感じるほどではないのでしょうが、月も楕円軌道を回っているのだと聞かされて、そんなものかと納得しています。
デザイン書芸シリーズ『月31』
「青い空 明るい月の下 つらつら鑑みるに・・・」
「희망가(希望歌/ヒマンガ)」という歌の歌詞の一部を書きました。
韓国映画「軍艦島」を見た時に、エンドロールとともに流れるこの歌を聞いて心打たれました。映画は韓国で見ました。帰国してから色々調べました。日本の歌「真白き富士の根(七里ヶ浜の哀歌とも呼ばれる)」と兄弟のような関係にある歌であることもわかりました。カラオケでも歌いたいと思いましたが、最近まで配信されていませんでした。最近ようやく歌えるようになり、よろこんでいます。
余談ですが、韓国のお客さんたちは映画が終わるとさっさと席を立ち、退場していくようです。エンドロールで余韻を楽しむ、という風習はないように見受けました。気の早いスタッフなどは掃除を始めます。
デザイン書芸シリーズ『夢16』
「この世は万事 春の夢の中 さらに夢見るが如し・・・」
「희망가(希望歌/ヒマンガ)」という歌の歌詞の一部を書きました。
カラオケ仲間でもあるN先輩とカラオケに行くことがたまにあります。韓国語の勉強もかねて韓国歌謡を歌うようにしているのですが、中でも「천년바위(チョンニョンバウィ/千年岩)」という歌や、「칠갑산(七甲山/チㇽガㇷ゚サン)」という歌が特に気に入っています。この「희망가(希望歌/ヒマンガ)」は長らく配信されておらず、歌うことができませんでした。最近歌えるようになってうれしいことです。
私はこの歌を韓国の映画館で初めて聞き、心打たれました。余談ですが、韓国の映画館ではかつて「のしいか」をよく売っていて、みな「のしいか」を食べながら映画を見たものです。ですから韓国の映画館は「のしいか」の匂いで充満していました。今では映画館は「シネコン」になっていて、いろんな映画を一つのビルの中で選んで見ることができます。食べるのも昔ながらの「のしいか」ではなく、キャラメルマキアート味のポップコーンだったりします。ロビーにはキャラメルの甘い香りが漂っています。
デザイン書芸シリーズ『夢17』
「富貴と栄華を享受すれども 春の野の夢の如し・・・」
「희망가(希望歌/ヒマンガ)」という歌の歌詞の一部を書きました。
私は「軍艦島」という、長崎県の端島(はしま)を舞台にした韓国映画を通じてこの歌を知りました。この歌を歌っている動画がいくつもアップされていますので聞いてみてくださいね。
「希望」という歌詞が何度も出てきますが、決して希望にあふれた内容ではなく、希望は虚しいものだ、移ろいやすいものだ、夢のようなものだと歌っています。
デザイン書芸シリーズ『夢16』
「この世は万事 春の夢の中 さらに夢見るが如し・・・」
「희망가(希望歌/ヒマンガ)」という歌の歌詞の一部を書きました。
カラオケ仲間でもあるN先輩とカラオケに行くことがたまにあります。韓国語の勉強もかねて韓国歌謡を歌うようにしているのですが、中でも「천년바위(チョンニョンバウィ/千年岩)」という歌や、「칠갑산(七甲山/チㇽガㇷ゚サン)」という歌が特に気に入っています。この「희망가(希望歌/ヒマンガ)」は長らく配信されておらず、歌うことができませんでした。最近歌えるようになってうれしいことです。
私はこの歌を韓国の映画館で初めて聞き、心打たれました。余談ですが、韓国の映画館ではかつて「のしいか」をよく売っていて、みな「のしいか」を食べながら映画を見たものです。ですから韓国の映画館は「のしいか」の匂いで充満していました。今では映画館は「シネコン」になっていて、いろんな映画を一つのビルの中で選んで見ることができます。食べるのも昔ながらの「のしいか」ではなく、キャラメルマキアート味のポップコーンだったりします。ロビーにはキャラメルの甘い香りが漂っています。
デザイン書芸シリーズ『寿6』
「百年 長寿は成れど 朝には霧の如し・・・」
「희망가(希望歌/ヒマンガ)」という歌の歌詞の一部を書きました。
韓国映画「軍艦島」を見た時に、エンドロールとともに流れるこの歌を聞いて心打たれました。映画は韓国で見ました。帰国してから色々調べました。日本の歌「真白き富士の根(七里ヶ浜の哀歌とも呼ばれる)」と兄弟のような関係にある歌であることもわかりました。カラオケでも歌いたいと思いましたが、最近まで配信されていませんでした。最近ようやく歌えるようになり、よろこんでいます。
百年の長寿や談笑和楽、酒色にふけることも「希望」とは遠いものだ、と歌っています。春の夢のように儚い希望は、どうすれば叶うのでしょうか。