目覚めると、そこはもうUSAだった。
そう、私はこの連休に、ホエールウォッチングをするためにUSAを訪れたのだ。
…って、これではまるでデイリーポータルZのパクリではないか。
ここは高知県土佐市宇佐(うさ)である。
昨晩のうちに現地入りして、海辺の駐車場で車中泊したのであった。
USAをネタにするつもりはなかった。
だが、この旗を見て、やれと言われたような気がしたのだ。
USA全開。
土佐市のホエールウォッチングの拠点、宇佐しおかぜ公園の入り口には、大きなクジラのモニュメントがある。噴気孔のところにノズルがあるから、潮も吹くことができるのだろう。
ところが、それはザトウクジラだった。画像右の看板のアイコンもザトウ。
沖縄や小笠原であれば、ザトウクジラがホエールウォッチングの対象となるが、ここ土佐湾において通年で観察できるのはニタリクジラだ。
ザトウクジラの観察例は殆どないと言っていい。
モニュメントも、心なしか困惑しているように見えた。
さあ、それはそれとして。
実は私は、10年あまり前にも、ホエールウォッチングのために高知に滞在したことがある。
ところが、到着前日まで滞りなく出航していた船が、遥か南にある台風のせいで、ぱたりと欠航になってしまった。
波が高いのだ、と言われ、真夏の晴れた空の下、高知の片田舎で、まる3日間も無為に過ごす羽目になった。
本日は、確実に船が出る。
ついに念願が叶うと思うと、アドレナリンが出まくりである。
6時半に目覚ましを仕掛けて、6時前に目が覚めた。
受付開始が待ちきれずに、一番で乗船手続きをした。小学生か。
この日、午前8時の回には、3隻の船が出た。
私は航介丸という船に乗り込んだ。
つづく。
そう、私はこの連休に、ホエールウォッチングをするためにUSAを訪れたのだ。
…って、これではまるでデイリーポータルZのパクリではないか。
ここは高知県土佐市宇佐(うさ)である。
昨晩のうちに現地入りして、海辺の駐車場で車中泊したのであった。
USAをネタにするつもりはなかった。
だが、この旗を見て、やれと言われたような気がしたのだ。
USA全開。
土佐市のホエールウォッチングの拠点、宇佐しおかぜ公園の入り口には、大きなクジラのモニュメントがある。噴気孔のところにノズルがあるから、潮も吹くことができるのだろう。
ところが、それはザトウクジラだった。画像右の看板のアイコンもザトウ。
沖縄や小笠原であれば、ザトウクジラがホエールウォッチングの対象となるが、ここ土佐湾において通年で観察できるのはニタリクジラだ。
ザトウクジラの観察例は殆どないと言っていい。
モニュメントも、心なしか困惑しているように見えた。
さあ、それはそれとして。
実は私は、10年あまり前にも、ホエールウォッチングのために高知に滞在したことがある。
ところが、到着前日まで滞りなく出航していた船が、遥か南にある台風のせいで、ぱたりと欠航になってしまった。
波が高いのだ、と言われ、真夏の晴れた空の下、高知の片田舎で、まる3日間も無為に過ごす羽目になった。
本日は、確実に船が出る。
ついに念願が叶うと思うと、アドレナリンが出まくりである。
6時半に目覚ましを仕掛けて、6時前に目が覚めた。
受付開始が待ちきれずに、一番で乗船手続きをした。小学生か。
この日、午前8時の回には、3隻の船が出た。
私は航介丸という船に乗り込んだ。
つづく。
現代の日本沿岸で、大型のヒゲクジラは生息が限られてますね。
近年の土佐湾(県西部)では、確かにザトウクジラは珍しいですね。室戸沖ではもっと多く確認されてると思います。
この他、セミクジラやコククジラが室戸と黒潮町沖で目撃されていて、イワシクジラやミンククジラは時節、室戸方面で見つかるそうです。ナガスクジラの確認例もあります。
シロナガスクジラは残念ながら、西日本の沿岸では絶滅してしまっているでしょう。
(ニタリは)そもそも知名度低いし、スリムだから飾っても映えないんでしょう、きっと(汗)