気が付けば、どこから来たのか、庭の隅に1本だけ、棘だらけの植物が生えていた。
前の住人が植えたと思われる薔薇の棘よりも、さらに長く鋭い、禍々しい棘である。
危ないから抜こうかとも思ったが、近寄ると強烈な芳香があった。
この香り、この葉っぱ…、これ、山椒じゃないか。
ネットで調べたら、あらゆる特徴が山椒と一致した。
これは、儲けものかもしれぬ。
山椒と言えば、日本語を解する人なら全員ご存じとは思うが、鰻の蒲焼を買うと小袋がついてくる、あれである。
もっとも、私は絶滅危惧の指定が解かれるまではと個人的に鰻絶ちをしているので、想起したのは麻婆豆腐であった。
八角もあるし、そこへ自家製の山椒粉を入れたら、すげー高級っぽい麻婆豆腐が作れるんじゃないか。
さらに調べた。
若芽、花、青い実、熟した実は殻を粉にして。四季折々に利用できる、日本原産のスーパー香辛料であった。
…いや、ちょっと待てよ。
Wikipediaに「雌雄異株」って書いてあるぞ。
うちのトゲトゲが雄株だったら、実がつかないじゃないか。山椒粉が取れないじゃないか。
…そんなこんなで、半ば忘れたまま、秋になった。
どど~ん。
やった、実がついている!これ雌株だ!
というわけで、収穫。
1個だけ、えらく熟したのが混じってた。
これから乾燥させると、こんなふうに殻が割れて実が裸出するので、実は取り除いて殻のほうを用いるのだそう。
さて、料理に使えるのはいつ頃だろう。
…てか、湿気の多い金沢の秋冬に、ちゃんと乾燥して爆ぜて、使える状態になるのだろうか?
前の住人が植えたと思われる薔薇の棘よりも、さらに長く鋭い、禍々しい棘である。
危ないから抜こうかとも思ったが、近寄ると強烈な芳香があった。
この香り、この葉っぱ…、これ、山椒じゃないか。
ネットで調べたら、あらゆる特徴が山椒と一致した。
これは、儲けものかもしれぬ。
山椒と言えば、日本語を解する人なら全員ご存じとは思うが、鰻の蒲焼を買うと小袋がついてくる、あれである。
もっとも、私は絶滅危惧の指定が解かれるまではと個人的に鰻絶ちをしているので、想起したのは麻婆豆腐であった。
八角もあるし、そこへ自家製の山椒粉を入れたら、すげー高級っぽい麻婆豆腐が作れるんじゃないか。
さらに調べた。
若芽、花、青い実、熟した実は殻を粉にして。四季折々に利用できる、日本原産のスーパー香辛料であった。
…いや、ちょっと待てよ。
Wikipediaに「雌雄異株」って書いてあるぞ。
うちのトゲトゲが雄株だったら、実がつかないじゃないか。山椒粉が取れないじゃないか。
…そんなこんなで、半ば忘れたまま、秋になった。
どど~ん。
やった、実がついている!これ雌株だ!
というわけで、収穫。
1個だけ、えらく熟したのが混じってた。
これから乾燥させると、こんなふうに殻が割れて実が裸出するので、実は取り除いて殻のほうを用いるのだそう。
さて、料理に使えるのはいつ頃だろう。
…てか、湿気の多い金沢の秋冬に、ちゃんと乾燥して爆ぜて、使える状態になるのだろうか?
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