体験ダイビングの経過

　やっとダイビングポイントに出発する頃には空模様が怪しくなり、移動中には雨が降ってきました。と言うことは寒くもなってきて、トイレを我慢したことを後悔しました。つなぎの水着なので簡単にトイレに行くことは出来ません。ダイビングポイントにトイレはありませんでした。ツアーの主催会社は違うけど娘がダイビングした場所と同じだったかも。(７月17日参照）　晴天と土砂降りの時は景色が違うので、不明です。　
　ツアーの他の方々は慣れていたのか、機材をインストラクターから受け取ると、海には行って装着を始めました。私たちは女性で高齢者なので、最初から期待はされていなかったようで、インストラクターは機材を海まで運んでくれました。実際タンクは相当重く、少なくとも私は、腰に錘を付けてタンクを持って岩場の海岸は絶対下りられませんでした。
　出発時間が遅れた上に雨が相当降ってきたので、インストラクターは焦っていたのでしょう。私たちをもたもたさせたくなかったのです。ビーチで機材を付けてくれて、ロープにつかまって海に沈めました。
　ちなみに、私はシュノーケルでも足ひれは苦手です。足ひれの方が軽くて体が逆さまになります。案の定、この時もすぐ逆さまになりました。で、トイレを我慢してなければもうちょっと頑張ったのですが、この何が起こるかわからない状態でトイレを我慢するのは限界でした。寒くて体も震えます。
　とりあえず、すぐ諦めて浮き輪代わりのタイヤにしがみついて、みんながダイビングを終わるのを待つことにしました。ツアー代金が無駄になるのは初めから覚悟の上でしたから。それでもトイレは我慢してました。そのうちいっちゃんもリタイアしてタイヤにしがみつきました。どうしたのかと聞いても二人ともパニックになっているので、答えてくれたか聞いたか忘れたか、覚えていません。