こんにちは、半次郎です。
二日ばかり間が空いてしまいましたが、引き続き、3枚目のアルバムをご紹介致します。
最後の今日は、松岡直也 & WESING の『九月の風(The September Wind)』です。
このアルバムはベスト盤で、当時、それまでにリリースされていた4枚のアルバムから名曲をピック・アップしたものです。
オリコンチャート第2位を獲得したのですが、なかなかCDが手に入らない状態でいたものです。
今回、たまたまAmazonで検索して発売されていたので、迷わず注文しました。
街角のCDショップを回って探すよりも楽チンです。
便利な時代になったものだと、改めて実感しました。
では、解説風のコメントを・・・。
(1) 九月の風~通り過ぎた夏~(The September Wind(You're Romantic))
冒頭から胸騒ぎを予感させるイントロで始まり、続いて胸キュンなメロディがラテンのリズムに乗って奏でられます。夏の終わりはみんな感傷的になるものですが、それを上手に紡いで行くような素晴らしい作品です。曲が終わった後に波の音に混ざってセスナ機の爆音が聞こえるのも青い空を感じてしまいます。
(2) A Season of Love
モノローグ風のピアノのイントロで始まり、しっとりとした感傷的なメロディから一転して軽快なラテンのリズムを背景にアップテンポなサンバ・ボサノバ風になっていきます。夏の恋を表しているのでしょうか?
(3) Mistica Latina
遠くから聞こえるように音響設定されたテナー・サックスの響きが効果的な、とても抒情的な曲です。
(4) Adria
パイプ・オルガンの音の広がりがサウンドに深みを与えています。軽快なリズムの中に寂寞感を感じさせるメロディーが、スムーズに心に入り込んできます。ロックっぽいギターの音色も、冒頭から演奏にかぶさるように聞こえている波の音も、Good。
(5) The Show
ストリングスのイントロで始まるこの曲は、ピアノとストリングスとの掛け合いの妙をたっぷりと堪能できる曲です。
(6) Noche Corriendo
軽快なラテン・サウンドを堪能できる一曲。パーカッションを軸にキーボードやギターが絡み合う、とてもHOTなナンバーです。
(7) 思い出のマジョルカ(A Memory of Majorca)
ちょっぴり感傷的なボサノバ風のナンバーで、このリズムに自然に体が動いてしまいます。切ないメロディが、遠い昔の夏の日を思い起こさせてくれます。
(8) Evening Tide
この曲も、通り過ぎた夏を思い出すノスタルジックなナンバーです。哀愁のあるピアノのメロディにギターとストリングスが絡み合い、盛り上がりをみせたままフェイド・アウトしていきます。後には、砂浜に打ち寄せる波の音だけが・・・。ここで、どこからともなく1曲目が小さな音量で聞こえてきます。心憎い演出ですね。
と言う訳で、夏の終わりにピッタリのアルバムをご紹介しました。
(まだ春ですが・・・。)
1982年にリリースされたアルバムです。
from 半次郎
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興味をそそられますね。。
私もアマゾンで・・
ポチリ!してしまいそうです~(苦笑)
良い音とは長く付き合いたいですね。
こういう良い作品は、廃盤にしないで貰いたいものですね。
Millerさんも未だお持ちでなければ、是非、手に入れて下さい。
半次郎のTOPページに、『タワーレコード』のLINKが貼ってありますから・・・。