レンジャー網領
16:20
●ウォルコット機のブラックホーク・スーパー61が墜落。
●リトルバード(コードネーム・スター41)がスーパー61の救助のため墜落地点に向かう。
●エヴァーズマン軍曹(ジョシュ・ハートネット)のチョーク・4がスーパー61の生存者の確認及び救助、墜落地点の安全確保のため徒歩で移動開始。
目標建物周辺の防御にネルソンとトゥオンブリーを残した。
●続いてスティール大尉以下レンジャー・デルタの混成救出部隊数十名がスーパー61の救援のため徒歩で移動開始。直後に激しい攻撃を受けることになる。
●撤収作業が終了したハンヴィー隊も墜落地点へ向けて出発。この時、連携のミスでネルソンとトゥオンブリーが目標建物付近に置き去りになってしまう。
2人はハンヴィー隊が移動を始めたことに気付きながらも戻ってくるものだと思い、その場を守り続ける。
●ソマリ族民兵及び群衆が墜落地点に急行。建物の陰や屋上からスパー61に向かって発砲を始める。
所要時間30分~60分のイージーな強襲作戦は、とてつもない銃撃戦に姿を変えていた。女や子供も武装して街中がアメリカ軍を殺そうといきり立っていた。
●デルタ隊員のブッシュ軍曹が墜落したスーパー61から這い出し一人でヘリを守る。
●エヴァーズマン軍曹のチョーク・4、敵の激しい銃撃を受け応戦。リトルバードの掩護もあり墜落地点に急行する。
混乱の中、ユーレク軍曹がチョークからはぐれてしまい、単独で墜落地点に向かう。
16:02
●ストルッカーの3台の車輌が基地に到着。
●スター41が墜落地点に着陸。パイロット二名の死亡と機付長二名の負傷を確認。銃撃戦で足や腕を負傷し意識を失いかけているブッシュ軍曹を救出。負傷者の2人は動かせる状態ではなかった。
*このシーンで登場するリトルバードは、驚くことに実際にスーパー61の救出に向かったキース・ジョーンズというパイロットが操縦してるんです!本人が本人役で出演しています。片手で機体を安定させながら、もう片方の手でマシンガンを持ち応戦したっていうエピソードもあります。ブッシュ軍曹が一人でスーパー61を守ったのも実話です。事実ではブッシュ軍曹以外にジム・スミスという兵士も救出されたようです。
ここのシークエンスで気になる部分が。スター41の乗員は2名、ブッシュの救出時には2名の隊員がブッシュの元に駆け寄ってきます。しかし、着陸してるリトル・バードにはサブマシンガンで応戦しながら機を守っているパイロットの姿が!え!?一人多くない?もしかしてキースと一緒にブッシュに駆け寄る兵士がジム・スミスなんだろうか?良くみるとブッシュと同じデルタの戦闘装備をしているし、軽傷も負っている。事実ではブッシュの掩護?をしていたみたいですが…ブッシュは一人でスーパー61を守っていた??
映画ではジム・スミスと思われるデルタ隊員はブッシュよりもピンピンしているし、ブッシュに肩も貸していますね。う~ん、何が真実だか良く分からん。
●エヴァーズマンのチョーク・4が墜落地点に到着。周辺の防御につく。ブッシュを救出したスター41は直ちにその場を離脱した。
●別ルートから移動していたディトマソ中尉のチョーク2(コードネーム・ジュリエット26)が墜落地点に到着。南東の角の防御につく。
●スティール大尉率いる救出部隊、敵の激しい攻撃に遭い負傷者が大量に発生する。移動が困難な状況に。
16:35
●マクナイト中佐のハンヴィー隊、連携のミスで曲がり角を間違えてしまう。これが原因で敵だらけのモガディシュ市内を迷走することとなる。
●マクナイト中佐のハンヴィー隊、四方八方からライフルやRPGの猛攻撃を受け、大量の死傷者が発生。
特にRPGでの被害が大きく、車外に吹き飛ばされる兵士が出るなど停車を余儀なくされた。
ハンヴィー隊は“停車→死傷者の回収・人員の入れ替え→発進”を繰り返しながら、さらに迷走する。
*実際のモガディシュ市内の道は本編で見るよりもずっと狭く、障害物の数も半端じゃなかった。車がラクにと通れる状態ではなかったようです。
この辺のシークエンスでデルタ隊員のグリズ曹長が、敵のRPGによって下半身を吹き飛ばされる衝撃的なシーンがありますが、グリズ曹長がこの銃撃戦で命を落としたのは事実です。しかし、事実では吹き飛ばされたのは片足のみで、映画ほど酷い状態ではなかったようです。死亡が確認されたのも基地に戻ってからで意識もはっきりしていたらしい。致命傷は脇に負った傷で数時間は生きていたようです。
これは、ソマリア内戦に派遣されたアメリカ特殊作戦軍(U.S.SOCOM)隷下、統合特殊作戦コマンド(USJSOC)の統合作戦センター本部長・スーパー61墜落現場の上級指揮官を務めたデルタ・フォース隊員のリー・ヴァン・アーズデイル元大佐(当時は中佐?)、第75レンジャー連隊第3大隊指揮官、ハンヴィー隊(ユニフォーム64)指揮官のダニー・マクナイト元大佐(当時中佐)の証言で確認しています。
グリズ曹長は死の間際、親指を立てました。その行為は周りの兵士を大いに鼓舞したようです。
【ハンヴィー隊迷走の理由】作戦は上空で旋回中のC2指揮統制ヘリ(コードネーム・ロメオ64)によって管理されており、C2ブラックホークに搭乗しているデルタ・フォース司令官ゲイリー・ハレル中佐が地上部隊担当、ナイト・ストーカーズ司令官トム・マシューズ中佐が航空部隊を担当し、それぞれを調整していました。
しかし、モガデシュ市内は劇中とは比べ物にならないほど道が狭く、ハンヴィーが進入出来ても捕虜搬送用の5tトラックが通れない道が無数にあり、その判別が不可能でした。さらにバリケードなどの障害物によってルートが限定されてしまい、敵の銃撃の雨に晒されたハンヴィー隊はパニック状態に陥ってしまったようです。
地上を調整するC2ヘリも、P-3オライオン哨戒機からの情報を経由しなければならない為に、情報を地上に送るタイミングにかなりのズレが生じてしまった。
それらの複数の要因が重なり、地上の車輌部隊は敵だらけのモガデシュ迷路を迷走し、大量の死傷者を出す結果になってしまいました。
P-3オライオン哨戒機
●標的建物付近に取り残されたネルソンとトゥオンブリー、ハンヴィー隊が戻って来る気配は無く、辺りも静かになったため徒歩で移動を始める。
直後に多少の攻撃を受けるが応戦しながら墜落地点へ向かった・・・。
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映画インデックス
16:20
●ウォルコット機のブラックホーク・スーパー61が墜落。
●リトルバード(コードネーム・スター41)がスーパー61の救助のため墜落地点に向かう。
●エヴァーズマン軍曹(ジョシュ・ハートネット)のチョーク・4がスーパー61の生存者の確認及び救助、墜落地点の安全確保のため徒歩で移動開始。
目標建物周辺の防御にネルソンとトゥオンブリーを残した。
●続いてスティール大尉以下レンジャー・デルタの混成救出部隊数十名がスーパー61の救援のため徒歩で移動開始。直後に激しい攻撃を受けることになる。
●撤収作業が終了したハンヴィー隊も墜落地点へ向けて出発。この時、連携のミスでネルソンとトゥオンブリーが目標建物付近に置き去りになってしまう。
2人はハンヴィー隊が移動を始めたことに気付きながらも戻ってくるものだと思い、その場を守り続ける。
●ソマリ族民兵及び群衆が墜落地点に急行。建物の陰や屋上からスパー61に向かって発砲を始める。
所要時間30分~60分のイージーな強襲作戦は、とてつもない銃撃戦に姿を変えていた。女や子供も武装して街中がアメリカ軍を殺そうといきり立っていた。
●デルタ隊員のブッシュ軍曹が墜落したスーパー61から這い出し一人でヘリを守る。
●エヴァーズマン軍曹のチョーク・4、敵の激しい銃撃を受け応戦。リトルバードの掩護もあり墜落地点に急行する。
混乱の中、ユーレク軍曹がチョークからはぐれてしまい、単独で墜落地点に向かう。
16:02
●ストルッカーの3台の車輌が基地に到着。
●スター41が墜落地点に着陸。パイロット二名の死亡と機付長二名の負傷を確認。銃撃戦で足や腕を負傷し意識を失いかけているブッシュ軍曹を救出。負傷者の2人は動かせる状態ではなかった。
*このシーンで登場するリトルバードは、驚くことに実際にスーパー61の救出に向かったキース・ジョーンズというパイロットが操縦してるんです!本人が本人役で出演しています。片手で機体を安定させながら、もう片方の手でマシンガンを持ち応戦したっていうエピソードもあります。ブッシュ軍曹が一人でスーパー61を守ったのも実話です。事実ではブッシュ軍曹以外にジム・スミスという兵士も救出されたようです。
ここのシークエンスで気になる部分が。スター41の乗員は2名、ブッシュの救出時には2名の隊員がブッシュの元に駆け寄ってきます。しかし、着陸してるリトル・バードにはサブマシンガンで応戦しながら機を守っているパイロットの姿が!え!?一人多くない?もしかしてキースと一緒にブッシュに駆け寄る兵士がジム・スミスなんだろうか?良くみるとブッシュと同じデルタの戦闘装備をしているし、軽傷も負っている。事実ではブッシュの掩護?をしていたみたいですが…ブッシュは一人でスーパー61を守っていた??
映画ではジム・スミスと思われるデルタ隊員はブッシュよりもピンピンしているし、ブッシュに肩も貸していますね。う~ん、何が真実だか良く分からん。
●エヴァーズマンのチョーク・4が墜落地点に到着。周辺の防御につく。ブッシュを救出したスター41は直ちにその場を離脱した。
●別ルートから移動していたディトマソ中尉のチョーク2(コードネーム・ジュリエット26)が墜落地点に到着。南東の角の防御につく。
●スティール大尉率いる救出部隊、敵の激しい攻撃に遭い負傷者が大量に発生する。移動が困難な状況に。
16:35
●マクナイト中佐のハンヴィー隊、連携のミスで曲がり角を間違えてしまう。これが原因で敵だらけのモガディシュ市内を迷走することとなる。
●マクナイト中佐のハンヴィー隊、四方八方からライフルやRPGの猛攻撃を受け、大量の死傷者が発生。
特にRPGでの被害が大きく、車外に吹き飛ばされる兵士が出るなど停車を余儀なくされた。
ハンヴィー隊は“停車→死傷者の回収・人員の入れ替え→発進”を繰り返しながら、さらに迷走する。
*実際のモガディシュ市内の道は本編で見るよりもずっと狭く、障害物の数も半端じゃなかった。車がラクにと通れる状態ではなかったようです。
この辺のシークエンスでデルタ隊員のグリズ曹長が、敵のRPGによって下半身を吹き飛ばされる衝撃的なシーンがありますが、グリズ曹長がこの銃撃戦で命を落としたのは事実です。しかし、事実では吹き飛ばされたのは片足のみで、映画ほど酷い状態ではなかったようです。死亡が確認されたのも基地に戻ってからで意識もはっきりしていたらしい。致命傷は脇に負った傷で数時間は生きていたようです。
これは、ソマリア内戦に派遣されたアメリカ特殊作戦軍(U.S.SOCOM)隷下、統合特殊作戦コマンド(USJSOC)の統合作戦センター本部長・スーパー61墜落現場の上級指揮官を務めたデルタ・フォース隊員のリー・ヴァン・アーズデイル元大佐(当時は中佐?)、第75レンジャー連隊第3大隊指揮官、ハンヴィー隊(ユニフォーム64)指揮官のダニー・マクナイト元大佐(当時中佐)の証言で確認しています。
グリズ曹長は死の間際、親指を立てました。その行為は周りの兵士を大いに鼓舞したようです。
【ハンヴィー隊迷走の理由】作戦は上空で旋回中のC2指揮統制ヘリ(コードネーム・ロメオ64)によって管理されており、C2ブラックホークに搭乗しているデルタ・フォース司令官ゲイリー・ハレル中佐が地上部隊担当、ナイト・ストーカーズ司令官トム・マシューズ中佐が航空部隊を担当し、それぞれを調整していました。
しかし、モガデシュ市内は劇中とは比べ物にならないほど道が狭く、ハンヴィーが進入出来ても捕虜搬送用の5tトラックが通れない道が無数にあり、その判別が不可能でした。さらにバリケードなどの障害物によってルートが限定されてしまい、敵の銃撃の雨に晒されたハンヴィー隊はパニック状態に陥ってしまったようです。
地上を調整するC2ヘリも、P-3オライオン哨戒機からの情報を経由しなければならない為に、情報を地上に送るタイミングにかなりのズレが生じてしまった。
それらの複数の要因が重なり、地上の車輌部隊は敵だらけのモガデシュ迷路を迷走し、大量の死傷者を出す結果になってしまいました。
P-3オライオン哨戒機
●標的建物付近に取り残されたネルソンとトゥオンブリー、ハンヴィー隊が戻って来る気配は無く、辺りも静かになったため徒歩で移動を始める。
直後に多少の攻撃を受けるが応戦しながら墜落地点へ向かった・・・。
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