東電福島第一原発の労働環境アンケート・・
「放射線被ばくが不安」がトップ!
東電は(資料1)のように「第15回労働環境の改善に向けたアンケート」の結果を発表した。その中で「放射線に対する不安が‥」が前回に比較して26.1%大きくなっていることを示している。
[資料1 前回の2023年と比較して40%が放射線への不安]
アンケート方法は「第一の東電社員を除いた全従事者全ての方」で、方法は「無記名」で回答者数は「5,498人(5816部配布、回収率94.5%、前回比-1.5%)」だとしている。
[資料2 不安のトップは被ばくの健康不安!]
(資料2)のように「福島第一で働くことに不安を感じていますか」の問いでは「不安を感じている」が31.3%あった。感じていないは68.7%だ。
更に「不安を感じている理由は何ですか?」の問いには「No1被ばくによる健康への影響が26.9%」「No2現場での事故、ケガ、熱中症で18.3%」「No3将来の工事量が見えないため、いつまで働けるかわからないが16.5%」「No4安定的な収入が保証されない15.1%」「No5震災時のような事故が起きるのではないか11.3%」「No6福島第一で働くことに対する世間の評判が8.7%」「№7その他が1.9%」となっている。その他の苦情として多いのが「大型休憩所が狭い」「トイレが少ない」「空調の効きが悪い」「床が固く休憩できない」等、働くこと生きることを否定する基本的問題ばかりである。この会社は54年前から全く変わっていない!生きること生活することの大変さを分かっているとは思えない。「No1・2・5」は命の問題で57.1%を数えている。第一原発では世代交代が著しく、若年労働者が多くなっていて「基本的振る舞い」が出来なくなっているそうである。廃炉作業が遅れに遅れている。労働者を大切にしない会社はつぶれる!
P2~3 柏崎刈羽原発は再稼働してはならない!
偏西風により地元や東北地方が被害を受ける!
P4 再生エネルギーは水力発電が良い!
P5 英国の決断!プルトニウムは『ゴミ』!
将来世代のため 再利用やめて地層処分へ
P6 原発運転開始55年…
被ばく労働者の現状と課題!