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ブリュールのアウグストゥスブルク城(世界遺産)

2014-10-07 18:40:40 | ドイツ
2014年9月24日、ブリュールのアウグストゥスブルク城に行きました。ケルンから約13Km南の町で、ケルンとボンの中間くらいです。
アウグストゥスブルク城は、ケルンの司教領主だったクレメン・アウグストが夏を過ごすための城で、1725~1768年の増改築を行った建築家キュヴィリェにより華麗なロココ様式となりました。フランスバロック風のシュロス庭園もあります。世界遺産に登録されています。1人6ユーロ、日本語レシーバー1ユーロです。
map
ブリュール駅を出るとすぐに、アウグストゥスブルク城が見えます。



石畳の道路の前に門が見えます。その奥が建物です。

門の横に、衛兵がいたのでしょうか。人が入れるようなスペースがあります。左右の像が違います。















門の周囲は濠となっています。



正面から







石畳

右側部分



左側部分

正面部分



屋根の装飾



南面





室内撮影は禁止です。荷物を預けて、室内見学です。
控室はバロック様式となっています。鷹狩や舞踏会の絵画があります。
客室、夏の離宮だけど、ストーブがあります。寒い時期に急な出張のときに立寄ったりすることもあるので設置しています。また、焚口は背面にあり、使用人が部屋内で見えないように焚けるようにしています。
騎士の間、黄金の壁、布に金糸で装飾しています。絵画にあるように、子どもの服装は床まで届くのが正装です。
玄関ホール、中庭より馬車で入るようになっています。階段には序列により並んで客を出迎えます。
ヴェルツブルクのレジデンスを手がけたバルタザール・ノイマンの作です。化粧漆喰や大きな石柱、みごとな彫刻で装飾しています。
大広間、18世紀のものですが、200年過ぎても連邦大統領の迎賓館として使われており、320人を招待したりします。200㎡のフレスコ画があります。
会食の間、市民は上の階から見学ができます。領主達は食事をしますが、市民は眺めるだけです。権威を誇示するために行われました。食器は200個も出ていました。壁には虫や花の絵となっています。
謁見の間、港の風景のタペストリー、鷹狩の様子があるが、高貴のものしか出来なかった。斜め机は唯一残されている物です。
マリア・アンナの赤い衣裳は、37㎝のウエストで、締めつけて頭痛が生じていました。
ボンの舞踏会の絵は、ポーランド貴族との様子ですが、クレメン・アウグストは仮装していないのが特徴です。
トルコ調の風呂、全身浴は医者の許可が必要だったので、タライで体を拭いていました。オーデコロンを1人で1日1瓶を使っていました。
建物から見た門



庭園









ブリュールのクライスト教会

ファルケンルスト城は時間がないのでパスしました。




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