Caprice Notes♪

映画と本と音楽と絵画とものづくりと。私の気まぐれ日記。

存在の耐えられない軽さ

2011-07-16 21:31:04 | Films
1988年 アメリカ
ダニエル・デイ=ルイス、ジュリエット・ビノシュ、レナ・オリン
フィリップ・カウフマン監督

そう言えば「プラハの春」は、大学入試の小論文で私が題材にしたもの。。
この映画、題名が分かりづらいから、フランスの恋愛系かと思っていた。。
観て行くうちに、あ、プラハの春だって分かった(って遅い?)
今みたいに、闇雲にDVDを借りてみる前は、なんとなく借りづらい映画だった(男女のドロドロ系って思っていたから)けど、すごーーーくいい映画だなと思った。
ただ1つ。
セリフが英語なのが気に食わないけれど。。。
監督もアメリカ人なんですよね。。
それも知らなかった。

男女の軽さ?重さ?だけじゃなくて、歴史の流れに翻弄される人間の軽さ、あっけなく死んで行く人間の軽さ、、、
軽いんだよね。本当は。。。

もし重いんだって認識があったら、プラハの春なんて起こらないし、原発事故なんて起こらない。
20年以上も前の映画だけど、逃避行なんて、今の放射能から逃れようとする私たちとそっくり。。
という見方をしてしまった。。


The Unbearable Lightness of Being Trailer - Juliette Binoche



最新の画像もっと見る