須磨観光ハウス~花月と猫の物語

1937年(昭和12年)に神戸市迎賓館として誕生した須磨観光ハウス「花月」と猫ちゃんたちを応援するブログです。

華麗なる猫一族(1)~縄張りを生きる

2020-10-10 21:03:40 | 猫の物語
花月でも猫は招き猫であり守護神なんですが、よそとの絶対的な違いをこっそりお教えしましょう。

よその看板猫ちゃんは一匹でお店を守るか、多くとも親子、兄弟が多いですね。花月では地域の猫保護団体とも相談の結果、オリジナルな形で猫を飼うことにしました。
寝る場所の提供、十分な水と餌、きちんとした病気や怪我の手当てをクリアしながら、自然の中で飼育することにしたのです。

北側に山、東西を谷、前を海に囲まれているこの場所ならではの自然に近い飼育形態です。
花月の回りには東西南と三方向に居場所がありますので、近い場所でも一族同士の縄張りがあります。知らないだけで北側にも居場所があるかもしれません。
また東西の谷を隔てて公園や住宅地は地続きなので、別グループの縄張りも存在します。南の海側にもまた別のグループがいます。
つまり須磨観光ハウス「花月」を核にして扇状に縄張りやグループが広がっているわけです。

花月猫ちゃん達の現在のボスは縞治郎ですので、縞次郎が扇周辺内側の花月猫エリアを守っています。
とはいえ、恋の季節には往来もあるようで、成人したオス猫達は忽然と姿を消す一時もあり、マネちゃんと若女将を心配させています。
ま、ご飯は食べに帰ってくるようですけどね。

成人したオス猫達は扇中心から少し離れて外周に住み、毎日のようにご飯だけ食べに帰ってきます。まだ成長過程で弱虫なオス猫達が集まって、小競り合いしながらマネちゃんが用意したご飯を食べているそうです。

中級クラスのオス達は東西南の各エリアを守っています。縞次郎が帰ってきた時は東西南エリアすべてで縞次郎がはばをきかせています。

若いオス猫達は少し可哀想ですが、中級クラスの猫やボス猫縞次郎の後を継いで花月猫エリアを守ってほしいと思います。冬は寒いのでそこは一族、縄張りが縮まるのかも?

頑張れ~、男の子たち!!


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