輪工房の店長は今日も遊んでます

SPECIALIZEDおおたかの森 輪工房

メカニックとしての技量?

2005-12-29 06:37:13 | トレーニング
どこで決まってくるのか

専門工具で、道具がそろっているときに完璧に出来るのは当たり前!
では、どこでメカニックとしての技量は試されるかですが
やっぱり現場でしょうねー

車、バイクレースの世界では、その場で何とかしなければならないことが、たくさんありますよね
自転車の草レースであっても、それは同じです
ツーリングの最中なら、もっと過酷になってきます。

レース会場でなら、ある程度の工具も、スペアパーツも持っていけますが
山のツーリングでは、ガイド兼、メカニックなので、それほど工具は持っていけません
専用工具ではなく、代用できる工具を持っていきます。

木が倒れていたり、枝が入ったり、穴があったり、崖に落としたり
ちょっとした失敗や、自分の技量以上のスピードが出てしまって起こりうるトラブルは考えられないようなことが起こります。整備不良もあったりします

一つの工具が、使い方、力の入れ方で、いくつの場所に使えるかが、メカニックの腕になってきます。
それには、たくさんの場数をこなすことも、必要なんですけど。

ありがたいことに・・・{笑}
本気で使っている人や、ちゃんとし使い方?をしている人が多くて
どうしてこんな壊れ方するのか?そんな修理もたくさん来ます
技術がどんどん身につくことは、言うまでもありません
輪工房にいながらにして、杉ちゃんの技術は飛躍的上がりましたよ。

私本人はというと、以前に比べたら、店では工具を持つことも少なくなりましたが・・・
現場仕事は相変わらずたくさんありますねー
それもあるときには、強烈なやつが・・・
おかげさまで、私のMTBの、サドルバックの中には、いつでも1.5キロ位の、工具やスペアパーツが入っています。
担ぐのでMTBの軽量化?何それ・・・って感じですよね

でも、おかげで、ツアー中に起こった、今までは!あらゆるトラブルは、ほとんどまったく駄目にはならずに、最後まで走りきっております。
麓まで10キロ、午後14時・・・なんて場所で、完全に壊れたら、かなり苦労しますからねー
もうかれこれ12年
ツーリング中のパンクだけでも、修理{ほとんどチューブ交換}は、おそらく200件を超えるでしょう
チューブ交換は気合を入れれば、いまでも1分ほどで、何とかスタートできますよー

でもね、いつも振り返ると・・・
ああー何とかなってよかったー
もう、壊さないで何とか無事に下ってくれーって、いつもビクビク願ってるんですよ{ホント}
たのみますよー  
 
輪工房は、二人のジャンルのちがうメカニックが、その場限りの知恵を絞って{笑}何とか直しているショップです・・・。
ものすごーく、物置にほっとかれたMTBやら、どこでどおしたの!って言うMTBも、二人で何とか直してきました・・・
10代の頃から二人ともにオートバイ、自転車で散々遊んでますので、経験値だけは、他に負けませんよ。何でもきいてください。

でも、なんともならないときも、たまにあります。
そのときにはあきらめてください



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