前の記事からの続き。一応。
マンションより楽なのかも。
マンション経営のリスクのほうが
多そう。
が、新潟ではのんびり上手くやっている。
この今の世情。あらゆる物価が上がり、
怖い世界になっている。
インスタやらTikTokで
株儲かりますよ〜みたいなやつは
99%やばいやつなので、ご注意を。
多嘉良がトレードで何かしら利益を出して
いるのは、プロとして特殊な才覚が
あるからだ…と思う。
それと、知識は当然に。
でも多嘉良は「化け猫を飼っているからだ」
と言ってくれる。
多嘉良によると、ミーさんは
「化け猫が離れたから落ちぶれた」
らしい。
いやー、ミーさん絶好調だけど？
女運が。特に。
娘も多嘉良も元から金運のあるタイプ。
だから化け猫が同居するかどうかは
関係ないような。
なっちゃんには色々「買ってやった」
そうで、私にも色々「買ってやる」そう
なのだけど、真面目にいらない。
私に必要なのは、あったか毛布と毛糸。
ちなみにこの2つ、もう持ってる。
多嘉良がこの先、私に色んなものを
貢いでいても、どうか気にしないでね。
おお、嫌だ。
TikTokだかで見かけた成金オバサンの如く、おかしな感覚に陥らないように。
インスタでも、ブランド物を毎月買って
いるような主婦がいたりするけれど。
別に投資系・副業系じゃなくて。
あれは、いわゆる「経済を回す」には
良いのだろうけれど。
多嘉良は「嫌だこんな女は」
と言っていた。
そりゃそうだ、頑張って仕事している夫のお金を、ガンガン遣い込むのだから。
多嘉良と結婚していた頃のなっちゃんを、
批判したわけじゃないよ。
当時は私もずっと相談に乗っていたので、
多嘉良の夫としての冷たさ、歪んでいる
部分が健全ななっちゃんを買い物依存症に
してしまい、なっちゃんは自己嫌悪で
苦しんでいた。
それで、今もずっと多嘉良から貰ったものを取っておいているというなっちゃん。
私は、子供時代に
わかりやすい苦労人だったわけで、
だからこそ多嘉良実家に出入りするように
なった中学生の時に、気をつけようと
思ったんだった。
自分の家と勘違いしないように。
多嘉良のお母さんやお父さんは、
「うちの娘」と言ってくれたけど
それに甘えて調子をこき、
謙虚さや苦労を忘れないように。
お米の1粒に感謝をするように。
多嘉良…
私が常々
誰が買うんだ？と疑問に思っていた、
あの天下のバーキンを「与えて」くださる
そうな。
温泉には持って行くけど、
多嘉良に持って貰う予定。
もし落としたり、忘れたら大変だ。
ああ、嫌だ。
多嘉良の気持ちは嬉しいのだけど。
この世で価値があるとされるものを、
買える大人になったから買ってやりたい
みたいな気持ち。
でも、それは何になるんだろう。
どこで主に使うんだろう。
もう40なんだから、TPOをわきまえろ
と言われるけど。
病院やカテキョでそんなバッグでは
行かないし。
昔、キルトのハンドメイドのバッグを
病院に持って行ったら
ミーさんに
「恥ずかしいから一緒に歩きたくない」
と言われて泣いたな…。
ちゃんとしたハンドメイド作家さんの
バッグだよ。
ミーさんは、
私が好きなものを平気で否定したから。
今は、そんなこともないかな。
ミーも穏やかになった。
弥彦様からの帰りに多嘉良実家に寄って、鍋を食べさせて貰ったのだけど。
お父さんに多嘉良の散財を
話したら、
「プレゼントしたいのだろうから
良いじゃないか」
と言っていた。
で、思ったのが
お父さんがお母さんに、そうして来たから
多嘉良が息子として真似しているんだわ。
まさにモデリング。
そして、お父さんの物持ちの良さは
多嘉良以上。
私が26年前にあげた、下手な編み物の
座布団？を、まだ大事に書斎の椅子に
敷いていることが判明。
（お母さんが言ってた）
うーん、THE 親子。
そうそう、話は違うのだけど
ミーの良さを引き出そうとしている。
数検を受けたら？とミーに言ったのさ。
「ミーは数学が得意だから、準1級
チャレンジしたら？」と。
なかなか渋々だったミーさん。
でも、多嘉良がミーの家に行ったら
ちゃんと過去問を解いていたって！
しかしミーは、何のメリットもないことを
やる人ではない…。
別に就活するわけでもないし、
何かに有利なわけでもないし、
身近にもっと数学が出来るターミネーター
（ターチン星出身のターチン）がいる。
ちゃんと受験まで漕ぎ着けられるかな。
時々、LINEで
「ミーなら出来る」
「ミーは優秀よ」
「ミーはすごい。がんばれ！」
とウザめに言っている。
たぶん、毎日言うと
ミー母の呪詛（スパルタ）と同じに
なるから、気をつけつつ。
