dear bambino

2005年7月に生まれた息子bambiと、私の「好きなものたち」のお話。

かもめ食堂

2006-11-10 17:24:02 | book
bambiのお昼寝中に、読みきってしまいました。かもめ食堂。

映画をずっと、観たい観たいと思っていながら、
映画館に足を運ぶことができず、気がつけば、DVDもすでに発売。
それでもなかなか観る機会がなくて、
ならば、原作から入ってみようと、ちょっと前に購入したのです。

もうすでに有名ですが、
キャストは、小林聡美さん・もたいまさこさん・片桐はいりさん。
『やっぱり猫が好き』フリークとしては、
これは観ずにはいられない!
なにせ(実家の)我が家は、母・姉・私と、大の『猫が好き』好き。
深夜番組時代から、欠かさずビデオに撮っては繰り返し見て、
終了してもなお、レンタルビデオでほぼ全話を見倒し、
会話の端々にセリフの言い回しが混じっても、会話が成立してしまうほど、
家の中に、『猫』が浸透しているのです。
(その影響か、今では実家に2匹の猫がいます。)

話がそれましたが、
そんな訳で、映画が公開される時から、とても気になっていました。
室井滋さんが出演していないのが、ちょっと残念(?)と思っていたのですが、
以前オモムロニ。さんがおっしゃっていたように、
室井さんではなく、はいりさんだというのが、
今ならなんとなくわかる気がします。

原作を読み進めていると、まだ映画は観ていないのに、
サチエのセリフは小林聡美さんが、
ミドリのセリフは片桐はいりさんが、
マサコのセリフはもたいまさこさんが話している姿が、
自然と目に浮かびます。
それもそのはず、映画のお話があって、群ようこさんが書き下ろした作品。
まず、映画ありきの原作だったんですね。

フィンランドという、異国での生活。
特に大きなハプニングもない、淡々とした日常。
その中で、かもめ食堂を訪れるいろんな人々。
1つ1つがさりげなく、それでいて心に残る。そんな感じ。

これが映像になると、どんな風に描かれるのだろう?
読み終えると、ますます映画が観たくなりました。
ちなみに母は、しっかり映画館で観たようです。
・・・もう、誘ってよぉ!

≪今週のbambi≫
毎日のように、おうちの前の道路でくるまを走らせたり、
お庭では、ママと一緒にカリンの実を拾ったり、
ふらっと遊びに来るノラ猫ちゃんや鳥さんを眺めたり・・・
おうちライフを満喫してるbambiです。

ぺたんこ座り。



この辺がかわいかったりします・・・なんて、めずらしく親バカ。
GAPの靴下、この色あいお気に入りです♪


近頃の、雑誌選びの傾向

2006-09-01 04:29:36 | book
妊娠するまでは、雑誌といえば専らファッション誌を読んでいましたが、
bambiが生まれてから(おなかの中にいる時からすでに)、
ファッション誌を手にすることは、滅多になくなりました。

ただ、雑誌好きは相変わらず。
本屋さんに行くと、つい立ち読みしてしまうのですが、
代わりに何を見ているのかというと、
趣味や生活にまつわる雑誌、と言ったらいいのかな。
最近は、こんな雑誌を読んでます。

まずは、雑貨カタログ。
付録の雑貨屋さんマップの表紙は、キャス・キッドストン!
中身も充実してて、使えます!
フィガロは、別冊モノかな。
コーンウォール・コッツウォルズ・湖水地方の3地方、
イギリスの田舎町の特集です。
特にコッツウォルズは、新婚旅行で行ったときの風景が思い出されます。
なだらかな丘陵地帯に、羊の群れ。
はちみつ色の家が立ち並ぶ、小さくてかわいらしい町。
また行きたいなぁ・・・ゆっくり眺めたい1冊です。
雑貨カタログの特集も「秋の雑貨小旅行」だし、
旅気分にさせてくれる2冊です。



REAL SIMPLEは、たまに少し。
役立ちそうな特集だと、「これは使えるかも」と、参考書のようにしてます。
各号、表紙が統一されたカラーで構成されているのも気になるところ。
5月号は、ピンク色があまりにも美味しそうだったので、思わず(笑)。



そして、何より一番に目が行くのが、子どもに関するもの。
いわゆる育児雑誌とは、また少し違うのですが、
気になる特集が組まれていると、つい買ってしまいます。

天然生活とLingkaran。
2冊とも、根本きこさんの子育てにまつわるお話が載っています。
きこさんは、昔『In Red』で見てから、素敵な人だなぁと思っていて、
お子さんを出産したことは、今回初めて知りました。
子育ても、自然をそのまま受け入れて生活するきこさんのスタイルは、
決して真似できないけれど、その姿勢を見習いたいなぁ、なんて思ったり。
赤い表紙は、クレヨンハウスの育児雑誌、クーヨン。
特集は、男の子と女の子の違いって?
これは生まれつきというよりも、育て方によるものが大きく影響しているようです。
とても興味深い内容。
子どもにも、ジェンダーの問題ってあるんですね。



こうしてみると、ひとり身だった時は、自分の事しか考えなかったけど、
bambiが生まれて、生活が一変すると、
おうちのこと、家族のことを、
何かしらいつも考えている自分がいることに気づきました。
もちろん、ファッションも大好きですけどね。
でも、服の好みも少し落ち着いてきた気がするし。
(落ち着きたい、と言った方が正しいかな。)

天然生活を読んでいて、ふと気づいたこと。
羨ましいほど素敵な生活を送っている人は、たくさんいるけれど、
真似しようと思っても、ちょっと無理。
スローライフやLOHASといった生活も、
いざ実践するとなると、今の我が家では限界がある。
それより、何より、
等身大の自分ができることをやる、
家族みんなが居心地のいい家をつくる、
それが、私サイズの暮らし方なのだ、と。

*************

≪今日のbambi≫
*手押し車を押して歩けるようになりました!
 ママが後ろから少し支えて(笑)5,6歩ですが、進歩進歩!





*コジくんのおうちで遊ばせてもらった、オーボール。
 いたく気に入ったようなので、我が家のおもちゃにも仲間入り。



投げた瞬間。
オーボールが何だかわからないものになってしまいました。



*最近のお気に入りはテレビの前。
 ビデオテープとDVD、ゲームソフトが入った引き出しを開けては、
 中身を全部出して、散らかし放題。
 でも、出すだけでなく、入れることも覚えたようです。進歩進歩!
 


が、相変わらず、出したものはポイポイ放り投げてます。
ビデオテープを片付けてたら、中からカラカラと音がしたんですけど・・・何??

nursery rhymesあれこれ

2006-06-21 23:32:34 | book
梅雨の時期、おうちにこもりがちな日が続きますが、
そんな時によく見るのが、こちらの本。

以前買っておいた、nursery rhymesの本。
bambiのためと言うよりは、自分のため(?)に買った気もしますが・・・
日本では、マザーグースの呼び名でおなじみですね。
(イギリスでは、一般的にnursery rhymesと呼ばれているので、
ここではそう呼びます。)
ハンプティ・ダンプティやロンドン橋は、
マザーグースを知らない人でも、どこかで1度は耳にしたことがあるはず、
というくらい、有名な童謡です。

付属で歌のCDがついているので、
それをかけながら、一緒に歌おう♪
さあ、3冊あるうち、bambiはどれがいい?

humpty dumptyが目に留まったようなので、中を開いてみると・・・



ああっ!やっぱり~・・・



その後は、本を転がして(?)ひたすら追いかけるbambi。
本という意識がなく、完全におもちゃにしています。
bambiと読書をするには、まだ早かったようです・・・

英語の早期教育には、賛否両論ありますが、
私も、bambiには早いうちから英語に慣れ親しんで欲しいと思う反面、
まずは母国語である日本語を、
きちんと話せるようになってから、という気持ちの方が強いので、
どこかの英会話教室に通ったりするのは、まだ必要ないと思います。
とは言っても、自分は9歳から英会話教室に通っていたので、
(その割には、何一つ身につかなかったけど・・・)
bambiにも、できるだけ早い時期に通わせてあげたいというのが、本音。
ただ、こういうのは本人が望まないと、
身につかないだろうからなぁ・・・
どちらにしても、決めるにはまだ時期が早いですね。

言葉の意味はさておき、
英語を音として、耳に慣れさせるのもいいかな、と思い、
それには、韻が踏まれていてリズムがとりやすい詩が多々ある、
nursery rhymesは、もってこいの題材だと思いました。
実際、英語圏の人たちは、小さい頃から聞き慣れているようですし、
どこかで聞いたことのある詩と思ったら、
私も昔、英会話教室で教わった歌が何編か載ってました。

短大では英文科に通っていたので、
その時、児童文学の一環として、nursery rhymesも少しかじったのですが、
もっと真面目に勉強すればよかった・・・と後悔してます。
詩の内容は、現在でもあらゆる場面で引用されたり、
韻の踏み方やキャラクターの多彩さなどなど、
結構、奥が深いです!

英語と言えば・・・
数日前、近所のインターナショナルスクールの広告が入ってました。
なんでも、2歳からのプリスクールが開校されたらしいのです。
まだまだ早いよな・・・と思いつつも、興味津々。
調べてみると、場所が家からとても近かったので、
お買い物帰りに少し覗いてきました。

中をうかがい知ることは出来なかったのですが、
住宅街の中にぽつんとある校舎。
環境はとてもよさそうです。

  規模は小さいけど、きれいな校舎。

覗いたのが、ちょうど帰りの時間帯だったらしく、
道で生徒らしき子どもたちとすれ違いました。
ただ、日本人同士なのに、聞こえてくる会話は英語!
それって何か違う気がするんだけど・・・
本人たちがよければ、いいのかなぁ?

お待ちかねのカタログ

2005-12-13 02:25:54 | book
今日は、フェリシモのカタログが届きました。
先日、カタログプレゼントを見つけて、
いくつかある中、3冊まで選べるので、
ベビー関連の『Tatte』『dacco』と『シロップ.』をセレクト。
郵送された封筒も、赤のマルチボーダーでかわいいです。

さっそくパラパラとページをめくると、
『Tatte』は、その名の通り(?)
たっちが出来るようになった子ども用の服がメインでした。
子どもならではの、とてもカラフルな洋服もあって、
とてもかわいかったけど、bambiにはまだ少し早いので、
ちょっと保留。
『dacco』は逆に、マタニティと新生児ベビーの服。
bambiがギリギリ着れるかな?
もうしばらくは必要ないはずだけど、
マタニティのページをしげしげど見てしまいました。
ちょっと懐かしかったりして。
ベビー雑貨もいくつか載っていました。

どちらのカタログも、
どっちかと言うと、女の子の洋服の方が多くて、
ああ、女の子だと選び甲斐があるだろうなぁ、
と思ってしまいました。
こういう時は、女の子を持つママがちょっと羨ましいです。

『シロップ.』は、カジュアルだけど女の子らしい、
普段着やお部屋着のカタログ。
シンプルなヘリンボーンのパンツを見つけました。
欲しいな。
でも、私よりもっと若い人がターゲットなんだろうな、
という印象を受けました。
・・・ちょっと悲しい。

フェリシモって、写真がすごくかわいいんです。
『dacco』の赤ちゃん、特にかわいい
スタイリングとか、オリーブに通じるところがあるような・・・
前に、カヒミさんもモデルで出てたし、
なかなかセンスいいです。

ぼく おかあさんのこと・・・

2005-12-04 23:21:05 | book
うさぎくんはおかあさんがキライ。
ぐうたらだし、すぐ怒るし、
それに・・・
大きくなっても、おかあさんと結婚できないから。
だから、キライ。

酒井駒子さんの『ぼく おかあさんのこと・・・』
短いお話の中に、
うさぎくんの、おかあさんへの気持ちが
ぎゅっと詰まった1冊です。

この絵本は、joujouさんが紹介してくれて、
出産した翌日、旦那が探してきてくれた絵本。
しかも、ちゃんとラッピングまでされてて。
ママになって初めての、パパからのプレゼントでした。

妊娠中、早い時期から、おなかの子は男の子と判明してました。
でもずっと、男の子を育てる自信がなくて、
不安ばかりが先に立って、毎日のように泣いていた自分。
これを読んだら、こんな自分がママだなんて、
bambiに申し訳なく思ってしまいました。
読んでる途中から、涙があふれて止まらなかった・・・
私は、男の子であるあなたが生まれてきてくれて嬉しい。
心からそう思う事ができました。

男の子を持つお母さんなら、
きっと誰もが大好きになってしまう絵本だと思います。
これから男の子のママになる人にも、
ぜひおすすめしたい1冊です。

オリーブ復活!

2005-09-30 19:27:04 | book
学生時代、大好きだった雑誌『オリーブ』。
現在は休刊中ですが、今回は特別編集として、
雑貨をメインとした内容で復活!

『olive特別編集 オリーブ少女の雑貨感覚』

今日発売のこの本。
早速買ってきました
中をパラパラめくると、懐かしい感じが。
写真の構成やコーディネート、文章の雰囲気などなど、
当時の『オリーブ』のまま!

個人的な意見ですが、
『オリーブ』の誌面って、私にとってはとても見やすかったんです。
多くの雑誌は、写真や文字が隙間なく埋められていて、
うるさく感じて、読む気がなくなっちゃう。
その点『オリーブ』は、「必要な隙間」があって、
1ページの内容に余裕があるから、ゆったり見れるんです。
余計なものが入っていない。
だから見やすいのかな。

そんな訳で、久々の『オリーブ』。
映画のインテリアやカゴ特集、
いろんなコレクターの方のお話など、
充実の内容です
まだちらっとしか見ていないので、これからじっくり読みます。
感想は、また後日にでも。

よく読む雑誌

2005-07-13 19:59:59 | book
時間を潰したいときは、よく本屋さんへ向かいます。
特に何か目当ての本がなくても、
雑誌のコーナーはふらふらと見て回ってしまいます。

昨日の健診でも、時間が余ってしまったので、
病院の近くの本屋さんでふらふら。
悩んだ末に『雑貨カタログ』を買うことに。
通販できるものも載ってて、見てたらいろいろ欲しくなっちゃった(>_<)

昔は、雑誌と言うと定期的に買うものだったのに、
最近はめったに買わなくなってしまいました。
昔に比べて、毎回買いたい!って思える雑誌が、今は特に無いからかな。

小学生の時は、姉が買う『MCシスター』をよく見てました。
中学生になって、自分で雑誌を買うようになると『オリーブ』を毎号買ってました。
大半のファッション誌が月刊なのに対し、
『オリーブ』は隔週刊だったので、楽しみが2倍みたいで嬉しかったな。
高校の終わり頃になると、『シュプール』なんて買ってみたりもしたけど、
モードすぎて、なかなか普段着の参考にはならなかった・・・
目の保養って感じでした。

短大に入ると、さすがにオリーブ少女って言える歳じゃないかな、と思い、
徐々に『spring』に移行。『MORE』もよく買ってたな。
OL時代から今でも、この2冊はよく見ます。
それに加えて、最近は『InRed』もよく見ます。
毎号買おうとまでは思わないんだけど・・・とりあえずチェック。

そう思うと、やっぱり『オリーブ』って特別だった。
絶対欠かさなかったもの。
たかが雑誌、されど雑誌。
『オリーブ』からたくさんの影響を受けて、今の私がいるような気がします。
大袈裟かな。

でも雑誌の影響力って大きい気がします。
その人の生活が見えてくるし。